陋巷に在り12―聖の巻―(新潮文庫)
著者 酒見賢一 (著)
孔子が魯の政権安定のために計画した三都毀壊の最終策、成城破壊は成兵の激しい抵抗にあい、一進一退の状況に陥る。城宰の公斂處父が孔子を攪乱するため、その故郷・尼丘に派遣した成...
陋巷に在り12―聖の巻―(新潮文庫)
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商品説明
孔子が魯の政権安定のために計画した三都毀壊の最終策、成城破壊は成兵の激しい抵抗にあい、一進一退の状況に陥る。城宰の公斂處父が孔子を攪乱するため、その故郷・尼丘に派遣した成兵たち。そのまえには顔儒たちが立ちはだかる。そして、尼山の神に受け入れられた子蓉は、その祠の前で最期の舞を踊りながら、邑に突入した成兵たちを次々と倒していく……。愛別離苦の第十二巻。
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この物語の山場
2009/08/16 20:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この呪術による戦いと武力による戦いと二つの闘争が繰り広げられる、この物語の山場である。主要な脇役のほとんどが死んでしまう。ところが最大の敵役が二人生き残っている。最終巻である次の13巻では、この二人を孔子と顔回の主人公側が倒すことになるにしても、孔子が魯を逐われ流浪の旅にでることになるのであろうが、どのような展開になるのか、先が読めない。
呪術の戦いと武力の戦いの比較をしてみるのもよいし、各登場人物の立場立場による思いや心の動きがどう書き表わされているかを吟味してみるのもよい。どのように読んでみるにしても、面白い伝奇小説である。
呪術大戦
2022/10/09 16:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさか孔子と弟子たちでここまでの呪術戦になるとは思わなかった。
この戦い後に盧を出る事になるだろうが、さあどうなる!