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中国の壺
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中国の壺 (白泉社文庫)
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電子書籍
あんまり懐かしくて
2021/10/03 20:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついポチってしまいました。あの名作「暮林教授の逆説」がここに入っているとは知らなくて、思わず大喜びしてしまいました。
紙の本
家族になっていく
2015/11/08 18:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
血のつながりでもなく生まれたときからずっと一緒だからでもなく、後付けの人間関係がゆっくりと家族になっていく。川原氏は御一新後に流入した西洋的な「恋愛」と言うより、それ以前から日本人が持っていた「情」を描くのがうまいのではないのかという気がします。
紙の本
どれもこれも面白い
2017/03/10 17:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題作もいいが この中では「殿さまは空のお城に住んでいる」が特に気に入っています。この夫婦は別作品のあの人のご先祖様ですよね(笑)
紙の本
1300年前の中国人と病気の竜が現れたら、あなたならどうします?ただあるがままに現実がファンタジーだ
2003/12/17 00:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モール - この投稿者のレビュー一覧を見る
壺の中には何がある。壺の中には大昔の中国人が住んでいます。何故住んでいるのかは、本を読んでもらうとして、母親が後妻に入った家は、広い庭を持つお屋敷で、義父は会社の社長をしています。お手伝いさんがいないので、高校生の志姫ちゃんは庭の掃除や家の掃除、義理の兄は一流ビジネスマンです。いばりんぼの義父は、志姫ちゃんや家庭のことを見もしないで、手伝いもしないで、と小言を言います。志姫ちゃんは少し落ち込みます。その上義理の兄には父も知らない重大な秘密が…こう書くとなんかすごい悲劇みたいに感じませんか? 泣いちゃうなこの不幸な少女のために。と感じませんか? まあ確かにホロリとくるけれども、不幸な少女の境遇に泣く感じでは無いですね。志姫ちゃんにはちゃんと見ていてくれる(ただ見てるだけの)人がいます。冒頭の壺の中の中国人です。志姫ちゃんの先祖の安曇羽鳥も志姫ちゃんも、のほほんとした顔で、中国人趙飛竜(名前です)を見上げます。この点目も川原作品の特徴ですね。ノーテンキでストレス溜らない性格と言われる志姫ちゃんですが、今ある境遇を受け入れて、そこに楽しみを見出します。庭の手入れにまでこだわりを発揮します。多くを要求したり、ヒステリックに叫んだりせずただ淡々と日々を過ごします。彼女が怖いのは一人になること、実の父が死んでからいっつも飛竜がいたから。そしてその日常の中でささやかに生きる人には、きっと幸せが訪れる。ささやかな幸せが。
それにしても、病気の竜と中国人を抱えても途方に暮れることなく良く看病したよ。
表題作の他の「殿様は空のお城に住んでいる」「かぼちゃ計画」も面白いです。「かぼちゃ」は顔で笑って心で泣いてです。でもささやかな幸せもやって来ます。若いのだから。
紙の本
歴史物な作品集
2001/10/15 21:22
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投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
安曇家代々の当主を見守っている壷に住む中国人と、その壷を引き継ぐことになったのん気者だが健気な女子高生の物語。頑張ってるのに分かってもらえず、その上説教までされてしまう場面では中国人と一緒になって頭にきてしまったが、誤解が解ける場面ではスッキリ気分にさせてくれる。そんな表題作他、大名のお家騒動を描いた作品(「笑う大天使」に出てくる和音の先祖のお話)もあり歴史系な作品が入っている。そのせいか、巻末の解説者は田中芳樹だ。趣味が囲碁という女子高生の話「かぼちゃ計画」もトボけていて面白い。思わず囲碁を打ってみたくなった(影響を受け易い…)。
紙の本
謎の中国人
2002/07/27 19:22
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投稿者:叉葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
安曇志姫は女子高生。10年前に父を亡くし、今は母親の再婚先の広大なお屋敷でお手伝いさんのような毎日を過ごしている。でも、志姫はちっとも淋しくない。それは、いつも趙飛竜がそばにいてくれるから。彼は、志姫が亡父からもらった壺の中に住む不思議な中国人だ。彼がいつ、どこで、どのようにして壺の中に入ったのか志姫には謎であったが、しかし、ある日その秘密が解ける事件が…。表題作他、「殿様は空のお城に住んでいる」等5編を収録。(裏表紙より転載)
壺の中から出てくる謎の中国人。志姫にしか見えないはずなのに、再婚相手の息子(義理の兄)の巧には見えてしまい、そこから二人の秘密の関係(恋ではありません(笑))が始まります。また趙飛竜の活躍で家族仲も他人行儀だったのが次第に良くなり始めます。でもそんな趙飛竜の大切な壺が割れてしまい…といった感じの話が表題作です。その他にも江戸時代を舞台にしたお話や、とある大学を舞台にしたサスペンスものなど。読み応えのある作品集です。また、解説が田中芳樹さんです。
電子書籍
いいお話です。
2015/09/25 13:53
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物たちの、素直さや健気さが素敵だなぁと思いました。ヒロインっぽく悩んだり、わざわざ苦しんだりしない所が魅力の一つなのかも、と思いました。
紙の本
気を抜きたい人へ…ほっと一息
2002/05/27 00:31
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投稿者:ふーみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
一生懸命生きている(といっても見た目には気が抜けてるるように見える)人を優しい視点で見る話が多く、川原泉の漫画は大好きです。このコミックでの収録作品は以下の通り
中国の壺
殿様は空のお城に住んでいる
Intoleranceあるいは暮林教授の逆説
かぼちゃ計画
追憶は春雨じゃ
川原のしあわせ
この中でのおすすめは「追憶は春雨じゃ」。これはエッセイ風漫画でその当時の生活や幼なじみとのあれこれが、川原風に気の抜けた感じでかいてあります。川原泉の作品ではじめて読んだものですが、そのときは何とも思いませんでした。その後「フロイト1/2」やら「架空の森」などを読んでファンになり、その上で読むと、「ああ、こういう人だから描けたんだ」なんて妙に納得してしまいます。
紙の本
大人の人に
2002/01/13 01:24
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投稿者:かいん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人の人でも十分楽しめます。子供向けではありません。読んでいると心があったまります。みんなが幸せになる話で、後味がすごくいいです。暇なときに、つい読んでしまいます。短編なので、ほかにもいろいろな話があります
紙の本
謎の中国人登場
2023/07/25 23:22
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり昔に読んでけっこう、感銘を受けました。安曇家を代々見守る、謎の中国人、が、でてきて……。しかし、すごく、衝撃を受けました。今の十代はこういう作品、どうかな~。ちょっと、異質に思うかも?
電子書籍
表題作の設定は面白い
2016/11/26 01:05
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投稿者:Ladybird - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題作「中国の壷」を試し読みし、面白そうだったので購入しましたが、設定がおもしろかっただけでした。その他の収録作品は、全く好みではなかったので、購入するほどではありませんでした。