砂漠の青がとける夜
著者 中村理聖
【第27回小説すばる新人賞受賞作】東京で雑誌編集をしていた瀬野美月は、姉が亡き父親から譲り受けたカフェを手伝うため、京都に移り住んだ。淡々と日々を過ごす彼女の心をよぎるの...
砂漠の青がとける夜
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商品説明
【第27回小説すばる新人賞受賞作】東京で雑誌編集をしていた瀬野美月は、姉が亡き父親から譲り受けたカフェを手伝うため、京都に移り住んだ。淡々と日々を過ごす彼女の心をよぎるのは、東京での仕事と不倫相手の記憶だった。飲食店の紹介記事で使う言葉への違和感、別れを告げた不倫相手から送り続けられるメール……。自らの気持ちと、それを表現する言葉とのギャップが、美月の心にわだかまりとして残っていた。そんな美月の前に、どこか現実感がなく不安定さを帯びた男子中学生が現れる。平日の夕方にコーヒーを注文する彼は、大人びた物静かな少年だったが、あどけない面も持っていた。二人が親しくなっていったある日、彼は他人とは異なる世界が見えることを美月に打ち明ける。彼の話を聞くうちに、美月は自分の現実感が揺らぐ感覚を抱き、彼自身の存在さえ確かではないという思いを持つようになる。そして、彼だけが知覚する言葉を、ノートに書き留めるようになった美月に訪れた瞬間とは――。繊細な文章表現とみずみずしい感性が光る受賞作。
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月と六ペンスで読みました
2016/02/14 17:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:千虎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都のブックカフェ「月と六ペンス」に行ったときたまたま見つけて手に取りましたが、泣いてしまいました。とてもいい作品だと思います。
東京から、京都でカフェを営む姉のもとにやって来て暮らす妹の目線で語られる物語です。
何度も登場する「あいしてる」という言葉が独特の響きをもって迫ってきます。
訳わからん
2022/12/07 11:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこをどう評価していいものやら。
悪く言ってしまうと、ダラダラした文章で、ページがなかなか進まない。
なにかの賞をとってるみたいだけど、どこが良かったのか教えて欲しい。