- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2015/04/17
- 出版社: 新書館
- レーベル: モノクローム・ロマンス文庫
- ISBN:978-4-403-56021-7
電子書籍
ロング・ゲイン ~君へと続く道~ コーダシリーズ(1)
著者 著:マリー・セクストン , 訳:一瀬麻利 , イラスト:RURU
コロラドの小さな町コーダで、親の店を継いで働くジャレド。小さな町で、ゲイとして生きるのは簡単ではない。 トラブルをおこさないように静かに暮らしながら、自分はこのままひとり...
ロング・ゲイン ~君へと続く道~ コーダシリーズ(1)
商品説明
コロラドの小さな町コーダで、親の店を継いで働くジャレド。小さな町で、ゲイとして生きるのは簡単ではない。
トラブルをおこさないように静かに暮らしながら、自分はこのままひとりで生きていくのだろうと思っていた。
マットが目の前に現れるまでは。
新しく町に越してきた彼は、警官で、ストレートで、そしてジャレドとほとんど一瞬で気が合った。
同じ時間を過ごすうち、ジャレドは自分たちが友人としての一線を越えようとしているのを感じる。
だがその先に何か望みがあるのだろうか? もしなければ二人は友人のままでいられるのだろうか?
そして迎えたジャレドの誕生日、運命の夜となった――。
2010年Goodreads Best M/M Romance部門第一位受賞作品。
関連キーワード
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
とてもシンプルで面白かった!
2015/09/29 13:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モウ子。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲイである自分のアイデンティティーを受け入れる、というものすごくベタでシンプルなテーマなのに、少しも飽きずに面白く読めた。キャラが魅力的なのと、清々しいほど贅肉のない展開が逆に良かったのかも。あっという間に読み終えた。
電子書籍
とてもよかった
2019/01/14 05:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
街や風景が想像できて映画を見たような読後感です。ゲイに対する社会の偏見も描かれていて奥が深い、でも重くない話で、ハッピーエンドでとても面白かったです。2010年に執筆されていますが、ジオキャッシュのくだり(今でもプレイしている人はいるかもしれないし)以外は古さは感じません。
他の方も指摘されていますが、Jared の髪型が挿絵と本文では違うのですが、自分でイケてる風に想像するのも難しい。
Marie Sexton のサイトで番外編のショートストーリーが無料で読めます。こちらは「結婚」がテーマです。
紙の本
買い直し。
2023/03/06 00:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
続きが出ないと思って手放しましたがやっと3巻が、、
しかもこれにも出てたコールの話?!
急いで買い直しました。
カササ○シリーズが訳がかなり読みにくく警戒してましたが
こちらはすごい読みやすかった!
(前回読んだのがかなり前だから忘れてました。)
2.3巻も注文済みです!
紙の本
生きていくということ
2021/04/23 05:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
舞台はコロラドのコーダという小さな田舎の町
そこで生まれて生活しているジャレド
ゲイであることのでひっそりと生きている。
そこに警官としてマットがやってくる。
大きな事件が起きる話ではない
(ラストはちょっと大事になるけど)
ミステリーとか人外とかの話でもない。
本当に小さな町に暮らす人間の話・
読む前はどうかなぁって思っていたのですが、
いや面白かったです。
日本ものではあまり出てこない
家庭問題やカミング問題を
真正面から取り上げていて、個人的には好ましいです。
(翻訳ものでは大体ここら辺はどんな作品でも出てきています)
前半はマットが自分の気持ちに混乱してばたばたとあがいてます。
ストレートであることにこだわり、混乱の極みに陥ってます。
(女性と付き合ったり、ジャレドにちょっと酷いこと言ったり等々)
誕生日の態度に「これ無意識」って眩暈がしそうな感じでしたけど
その後の混乱ぶりはさらに酷くて。。。。
あと、抱き合うこと(やり方)に混乱するマットの有様とかは
地に足のついた感じです。
後半はマットおよびジャレドと社会との関わり方を中心に描かれています。
ここら辺は奥が深い。
社会で生きていくってこと、そのための悩みとハードル
これに関してはジャレドもまたちょっと臆病で。
二人のすりあわせが描かれています。
色々とあってのクリスマス
ずっとジャレドの視点で描かれているので
マットが一人で悩んでいるだろう場面や心理描写はないです。
こちらに見えるのもジャレドが見ている部分しか見えない。
推しはかるしかないのですが、
マットのトラウマも含めて混乱とつらい気持ちを理解しながら
「おいおい、そりゃないだろう」って思ったりしました。
が・・・正直言いますと
私の視点と立ち位置は常にリジーです(笑)
二人の様子を見守っている感じで読んでいました。
ゲイとしてそこで生きていくということが
丁寧に描かれている作品だと思います。
そうそう、作者さんフットボール好きなんだろうなぁって感じです。
タイトルもそうですしねぇ。
電子書籍
何を大事に生きるのか
2021/04/09 22:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
性的嗜好をオープンにしつつ、人一倍周りの目に怯えて生きているジャレド。ジャレドに出会い、ゲイである自分を知り、混乱しつつも、いったん乗り越えたら後は自分にも周りにも正直に生きようとするマット。様々な葛藤を乗り越えて、二人がお互いに向き合っていく姿が丁寧に描かれています。
海外作品ですが、翻訳も違和感なく楽しめました。
紙の本
初めて読む海外BL
2019/03/03 14:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:菜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
国内のBL漫画はたまに読むのですが海外のは初めて。
ゲイという事を除けばアメリカの恋愛映画を観ているようでとても面白かったです!
コロラドの自然や町の人達の生活など彩り豊かな描写にも溢れています。
それにしてもゲイへの偏見もだけどこれ異性愛者でも独身者は生き辛そうな町だなあ
と思ってしまった。アメリカの田舎ってほんとにこういう雰囲気なんでしょうか。
恋の障害というには重すぎる環境ですが明るいタッチで描かれているので暗くならずに
最後までふたりを応援しながら読みました。
紙の本
シンプルな愛の話
2016/01/23 21:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このレーベル(モノクローム・ロマンス文庫)のシリーズものはすべて読んでいるのですが
こちらは失礼ながらイラストや設定に惹かれるものがなく手を伸ばせずにいました。
けれど、海外のBL(?)小説が読みたくなり、期待値が低いまま、なんとなく手に取ってみました。
感想は、面白かった~~~!の一言に尽きます。
読まず嫌い(?)をせずに、もっと早く読めば良かったと思ったくらいです。
コロラドの小さな町で、家族の営む店で働き、ひっそりと自分の小さな世界で生きているゲイのジャレドと
その町に越してきた警官でノンケ(と自分では思い込んでいる)のマットの関係を描いた話。
メインキャラの片方が警官ではありますが、他のモノクロームロマンスとは違い、恋と推理が入り混じったりはしていません。
それでも物足りなさを感じることはなく、丁寧に描かれる2人関係の変化に最後まで一気に読ませられました。
自分はノンケとして生きてきて、ゲイかもしれないことをなかなか受け入れられないマットが
後半になるにつれ、どんどん魅力的になっていったり、どんな時でもジャレドの味方である兄嫁のリジーなど、キャラクターたちも良いです。
尚、盛大にリバってますので、リバが地雷な方はご注意を。