烙印の紋章IV 竜よ、復讐の爪牙を振るえ
兄の悲劇を知ったオルバは、その元凶である自軍の将軍・オーバリーへの復讐の念を新たにする。そのオルバが泣くのを目撃してしまったビリーナは接し方を思いあぐね、また帝都からは“...
烙印の紋章IV 竜よ、復讐の爪牙を振るえ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
兄の悲劇を知ったオルバは、その元凶である自軍の将軍・オーバリーへの復讐の念を新たにする。そのオルバが泣くのを目撃してしまったビリーナは接し方を思いあぐね、また帝都からは“皇太子ギル・メフィウス”の正体について疑念を持つイネーリが来訪する。 そんな中、ついに復讐へと動きはじめるオルバ。一方、ビリーナの故国・ガーベラへ隣国エンデの公子・エリック率いる軍勢が進発。開戦まで一刻を争う事態となっていた。オルバは“皇太子ギル”として、そして“オルバ自身”として決断を迫られるが──。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
仮面を被ったひとりの...
ジュンク堂書店千日前店さん
仮面を被ったひとりの剣奴隷が、その仮面の下にある顔立ちが瓜二つであったことから「うつけ」と名高い皇子の影武者となる……。
ありがちな設定かと思われますが、これがなかなかどうして質の高い作品となっているのです。
そんなファンタジー戦記『烙印の紋章』4巻です。
「何故4巻?」
そうお思いになる方もいらっしゃるでしょう。
この作品、1巻ラストにて明言されているのですが、「ひとりの剣奴隷が『メフィウスの竜皇』と呼ばれる名君となるまで」を描く物語なのです。
そしてこの4巻までが第一部。
是非ともこの4巻までお読みいただきたい。
読み終わった時、きっと誰もがこう思うに違いありません。
「ここから、どうやって彼は『メフィウスの竜皇』に至るのか?」と……。
そして先を知るべく5巻に手を伸ばすことになるでしょう。
様々な思惑が交差するストーリーも上質なら、政略結婚の相手である勝ち気な姫との、恋愛物とはまた違った互いを高め合う関係や、彼を支える剣奴隷時代の仲間達など、ストーリーを彩るものもまた上質なこの作品。
戦記/英雄譚もののファンタジーがお好きなら強くお薦めしたいシリーズです。
(卯)