- 販売開始日: 2015/08/10
- 出版社: 汐文社
- ISBN:978-4-8113-0031-3
はだしのゲン 第2巻 麦はふまれるの巻
著者 著者:中沢 啓治
戦中戦後の広島でたくましく生きる少年たちを描いた名作漫画、電子版第2巻。1945年8月6日朝。川と緑の美しい町ヒロシマの上空で、恐ろしい新型爆弾の原爆が炸裂。数十万の人々...
はだしのゲン 第2巻 麦はふまれるの巻
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商品説明
戦中戦後の広島でたくましく生きる少年たちを描いた名作漫画、電子版第2巻。1945年8月6日朝。川と緑の美しい町ヒロシマの上空で、恐ろしい新型爆弾の原爆が炸裂。数十万の人々、ゲンの父姉弟の命を一度に失うこととなった。母さんを守ってくれ、父の最期の言葉をかみしめながら、ゲンは力強く生きる決意をする。
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被爆当日から直後のヒロシマ
2022/10/26 16:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
第2巻では、広島に原爆が投下されたその日から、しばらく後(おそらく8月中)までの惨状が、ゲンの目を通して描かれている。
父と姉、弟の進次を炎の中に残して命からがら母と逃げたゲンが、この世の地獄を目の当たりにしながら、一歩を踏み出す巻といえよう。人間が人間として死にことさえ許されない原爆の非人道性に加え、生き残った人たちがさいなまれる罪悪感や悲しみ、差別、食べものを巡る醜い争いなど、人間の汚さが噴出するさまは読んでいて恐ろしくなる。しかし、これが現実なのだ。
戦争を始めたのも人間、原爆を落としたのも人間。人間の罪深さがまざまざと伝わる。
これからも読み継がれるべき漫画だと思う。
細部は忘れているけれど。。。
2021/08/22 15:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
およそ40年ぶりに『はだしのゲン』を読み返す。ストーリーは忘れていたところが多かったけれど、被爆直後の惨状を描いたシーンのいくつかは鮮明に覚えていた。はじめて読んだ時の衝撃がよみがえってくるよう。