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電子書籍
きょうだいコンプレックス
著者 岡田尊司
きょうだいは同じ境遇を分かち合った、かけがえのない同胞のはずだ。しかし一方では永遠のライバルでもあり、一つ間違うと愛情や財産の分配をめぐって骨肉の争いが起こることもある。...
きょうだいコンプレックス
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きょうだいコンプレックス (幻冬舎新書)
商品説明
きょうだいは同じ境遇を分かち合った、かけがえのない同胞のはずだ。しかし一方では永遠のライバルでもあり、一つ間違うと愛情や財産の分配をめぐって骨肉の争いが起こることもある。実際、きょうだい間の葛藤や呪縛により、きょうだいの仲が悪くなるだけでなく、その人の人生に暗い影を落としてしまうケースも少なくない。きょうだいコンプレックスを生む原因は何なのか? 克服法はあるのか? これまでほとんど語られることがなかったきょうだい間のコンプレックスに鋭く斬り込んだ一冊。
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紙の本
きょうだいは他人?
2015/11/18 07:33
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三人兄弟の真ん中である。
どんな性格かというと、本書によれば、「一番の地位を争うのではなく、一番の者に従属することで無用の摩擦を避け、分相応の分け前を堅実に確保しようとする」したたかさを持っているようだ。
この本はそういった「生まれ順の心理」についても書かれているが、もちろんそれだけではない。「きょうだいは他人の始まり」と巷間言われているように、きょうだいゆえのコンプレックスを解明しようとした一冊である。
私の場合も兄が優秀であったから、小学中学時代は先生にもよく比較されたものだ。今から思えば、子供を教育する立場であった先生もひどいことを言ったものだ。いくら励まそうという思いがあったにしろ、比べられることでめげる子供もいるだろうに。
一人っ子ではないから、比べられること、あるいは愛情のかけ方がちがうことも出てくるだろう。
本書の著者岡田尊司氏は、「「良い子」と「悪い子」を作っているのは、実は親」と説明している。「きょうだい間に差異や確執を生む要因として、生まれ順や年齢差にも増して重要な要因は、母親がその子の世話にどれほど没頭したか」だという。
これは岡田氏の話題になった『愛着障害』とも関係してくるもので、いま「きょうだいコンプレックス」に悩んでいる人というより、まさにこれから育児を行うという人には知っておいて欲しい内容である。なぜなら、そのことがのちのちに問題を大きくさせるのであるから。
私の場合であれば、優秀な兄と比べられてどうして生きようかと思ったかというと、兄が好きな世界には近づかなかったとなる。それはそれで正しかったのだろう。この本にはこう書かれている。
「人間が活躍するためには、活躍の場というものが必要」だが、時に他のきょうだいがそのスペースを塞いでいることがある。スペースを空けてあげると、生き生きとするのだという。
よく上の子が医学部に行ったから下の子もということがある。下の子にとって窮屈であることは間違いない。
きょうだい間のさまざまな問題もそういう点を考慮していけば、避けられるのではないだろうか。
電子書籍
偉人伝を意外に楽しんでしまった
2019/11/28 16:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄梅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
手に取るほどなのできょうだいとの関係で困っていますが、その手助けになるだけでなく、はじめは「偉人のケースなんていらないなぁ」と思って読み飛ばしていた様々な有名人のきょうだい間エピソード、後から面白く読みました。いろいろあるもんだなぁと。
紙の本
兄弟姉妹
2019/01/03 22:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
きょうだい論であると同時に親子論でもある一冊。
第4章「生まれ順の心理学」は、コナン-ドイルやカラヤンや宮崎駿など様々な実例があげられています。