筺底のエルピス2 -夏の終わり-(イラスト簡略版)
著者 オキシタケヒコ(著) , toi8(イラスト)
新たなる棺使いたち。《門部》最大の危機。殺戮因果連鎖憑依体――古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきたその存在は、感染する殺意であり、次元の裏側から送り込まれた人類絶滅のプ...
筺底のエルピス2 -夏の終わり-(イラスト簡略版)
筺底のエルピス2 -夏の終わり-
商品説明
新たなる棺使いたち。《門部》最大の危機。
殺戮因果連鎖憑依体――
古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきたその存在は、感染する殺意であり、次元の裏側から送り込まれた人類絶滅のプログラム。
人類の世界にこれまで六度、虐殺と大戦争をもたらしてきたという白い鬼。その七体目の憑依者を巡るバチカンとの戦いを経て、ひとりの少女を保護することになった《門部》だったが、流星群が天を薙ぐ真夏の一幕の裏で、世界の運命は大きく狂いだそうとしていた。
謎に包まれた第三の鬼狩り組織の襲来。情報統制を敷く《門部》式務。そして、それに抗おうとする離反者たち。様々な思惑が交錯する中、恐るべき柩使いと青鬼の出現によって、平和な夏が切り刻まれていく。
第三勢力《THE EYE》とはいかなる組織なのか。式務が隠し通そうとする秘密とは何なのか。そして《白鬼》を守るべく戦う封伐員・百刈圭たち待ち受ける、恐るべき運命とは――。
人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩、激動の第二章。
『波の手紙が響くとき』でも好評を博す、オキシタケヒコが手がけるSF異能バトルアクションシリーズ第二弾。
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
おもしろかった!
2022/12/26 01:10
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人類滅亡の未来を見据えながら少しでもタイムリミットを延ばすべく、人に死を求める鬼と戦う人類の物語2巻目。
1巻目から話が壮大だったが、2巻目はさらに広げてきた感じ。
鬼と戦ってきた3つの組織のうち1巻目に出てこなかった3つめが襲撃してきて門部は落ち、たった7人で逃走するまで。
戦ってるの鬼なのか同じ人類なのかはっきりしろォ!
鬼だけでも厄介なのに危険思想の同類を相手取るのしんどすぎない?
ただあらすじの絶望感よりは実際読むといくらか軽妙で読みやすいのは安堵する。
SF部分もうちょっとわかりやすく解説してほしい。
ラノベよりSF色強し。
2015/09/30 09:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人はラノベの人というよりもSFの人である。宇宙人に吸血鬼に異次元からの介入にタイムマシンに登場人物の半数くらいが「ザ・ワールド!時よ止まれ!」ができたりと、やりたい放題なのに物語や設定が存外破綻していないあたり、そこらのラノベ作家に収まる器じゃないぜ!と思わせるものがあるのだが。いかんせん女の子キャラの魅力の無さと言ったらもう。本当にラブコメ的なところを全部排除してSF的な面白いところだけ取り出してみたら文句なしなんだけどなぁ。