狼は花の馨り 1(7)
著者 りゆま加奈
むかし、狼と白鹿が恋に落ち、番になった。その血を色濃く受け継ぐ白い髪の子供は「白鹿」と呼ばれ、代々王族の番となる宿命だった――。王都を守る兵士のイルウェスはある村で幽閉さ...
狼は花の馨り 1(7)
狼は花の馨り 1(16)
狼は花の馨り 1(15)
商品説明
むかし、狼と白鹿が恋に落ち、番になった。その血を色濃く受け継ぐ白い髪の子供は「白鹿」と呼ばれ、代々王族の番となる宿命だった――。王都を守る兵士のイルウェスはある村で幽閉されていた金色の瞳の白鹿を助け出す。やせ細り言葉も話せない白鹿に『アルタ(金色)』と名付け、二人は少しずつ心を通わせていく。美しいもので溢れる外の世界に目を輝かせる無邪気なアルタを「守ってやりたい」と願うイルウェス。だが、アルタは掟により王族に嫁ぐ運命で――…。独りの兵士と純粋な白鹿の身分違いの恋。
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儚く美しいお話し
2016/09/24 20:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
虐待されて育った白鹿アルタと一兵士イルの切ないお話です。
白鹿は王族に嫁ぐ宿命だから兵士とは番になれない。
分かっていてもどうしようもなく惹かれ合う二人の身分違いの愛。
言葉も知らないアルタがイルに懐いていく様子が可愛くて仕方ないです。
稀に生まれる白鹿ですが、王宮には数人いるみたいですね。
アルタだけでなくて良かった、と思う反面、他のみんなも連れてこられた口かしら?納得しているのかしら?って心配になっちゃった。
その辺も知りたい。
アルタの番として登場した王子トグトがなんだか悲しみを抱えてる様子。その辺も知りたい。