他の人には教えたくない
2017/05/23 16:16
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投稿者:スーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近買った本の中で、3本の指に入るお気に入りの書です。職場の研修の教科書に使っています。できれば他社には教えたくない、読んでほしくないと思ってしまうほど、自組織の職員だけが身に着けてほしいノウハウです。
リアルな会議の教科書
2021/03/02 22:08
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
一本筋の通ったストーリーを題材に、社内会議のリアルな問題を、会議ファシリテーションの技術で解決していくことを解説した本当に分かりやすいテキストです。議論の中身までかなり具体的な例が挙げられており、豊富なまとめシートにポイントもよく抑えてあります。きちんとした形での会議の変革はなかなか難しいと思いますが、もし会議を変えていこうという機運がある際には、この本はその方向性の指針としてとても役立つと思います。会議というのは本当に奥が深く難しいものだと思いました。
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投稿者:きんたろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビューの評価が高く、会議の進め方に悩んでいたところだったので、電子書籍で読みました。とてもわかりやすく、読みやすかったです。ここまでバシッと会議をまとめられるようになるのには経験が必要かもしれませんが、たまに読み直して参考にしていこうと思います。
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投稿者:おたま - この投稿者のレビュー一覧を見る
会議のファシリテーションを、七面倒な技術論に陥らずに軽やかに説明していて、非常に飲み込みやすいし実行したくなる。
現実の会議ではいろんな摩擦力が働くものだが、自分もなんとかめげずにスマートな会議づくりをしてみたい。
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投稿者:S0207M - この投稿者のレビュー一覧を見る
会議と言わなくても打合わせは多い。
在宅勤務が多くなり、TeamsやZoomを使ったリモートの打合わせが多くなった。人が作業中かどうかが見えないので気楽にコールされ、結局何も話さずに内職をしている人も多いのではないか。リモートの会議で会議室の予約時間の終わりを気にせず、通勤時間を気にせず、周りの人の目を気にせずにダラダラとやる会議が増えていないだろうか?
そんな会議に参加している人にぜひ、読んで実践して欲しい一冊。
会議を時間通りに終わらせる、実のある会議のテクニック。ちょっとしたこと、誰もが知ってるよということだが会議が変わった感じがする。
会議の設計のパーツは実践的で役に立つ。ワークシートは早速使っていて、実践中。
一つだけ、リモートだと画面が一つしかなく、資料を映すとスクライブがやりにくい。
是非、続巻でそこら辺をアドバイスして欲しい。
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「世界で一番やさしい会議の教科書」とあるとおり、本当に分かりやすく、易しく書かれています。
誰でもすぐに使えるスキルから、奥深いスキルまで、丁寧に説明されています。
なによりも、ファシリテーターとしてではなく、会議の参加者としてのファシリテーションも書かれているのが、とても役立ちます。
しかも小説仕立てなので、自分自身が体験しているように学んでいくことができます。
今まで本を読んでも分からなかった、できなかったファシリテーションを、すぐ使える技術として学ぶことができます。
超お勧めです。
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会議とはかくあるべきという内容が、
しっかり書かれている本。
自分自身会議の進め方で苦慮していることもあったが、
そもそも小説形式で書いていることもあって、
非常に読みやすくすっと入ってきた。
読んだあとに振り返って思うが、本当に無駄な会議が多い。
そもそも発言しない人だっているし、
話を振ってもよくわからない発言をする人もいる。
今までどうしようって悩んでいたが、
そもそも参加者としてふさわしいか?考えずに
会議を始めてしまっているからそうなってしまうんだろう。
会議は準備で全てが決まるといっても過言ではないし、
そこを重要視して仕事をしていた時期もあったのに、
時間が経つとこんなにも忘れてしまうものなのか?
とノウハウが定着していなかったことに猛省した。
みんなが会議をよくしようって思える会議が出来れば、
もっと活発な議論が出来るようになるのになあって思った。
ファシリテートのスキルは経験に依存するところが多いので、
何ができて何ができていないというのがITを駆使して、
フィードバック出来るような時代がくればいいのになあ
と思った今日この頃。
【勉強になったこと】
・仕事における会議時間の割合は3万時間と言われており、
これは社会人人生の中で4割を占める。
ここがグダグダだからモチベーションが上がらず、
引いては生産性の低下に直結している。
裏を返せば、ここがよくなれば生産性は劇的に上がる。
・会議の目的は何か?という問いには正しく答えられない。
それよりも会議の終了条件を確認することを心がけること。
・報告形式でも使ってよいとは思うが、
主に議論を伴う会議についてはスクライブが有効。
ホワイトボードに書き、議論の状況を可視化することで、
お互いの認識ズレの防止・検討状況が共有出来るようになる。
「意見」「論点」「結論」を意識して書くようにすること。
・会議に限った話ではないが、意外に他人の話を聞いていない。
そういった意味でもスクライブは有効である。
・書きづらいのはスクライブの技術が低いのではなく、
議論がまとまっていないから書きづらい。
書きづらいときは論点の整理を怠らないこと。
→腹落ちせずに進んでしまうと、後で思い出せない。
・スクライブの役割
議論の見える化
議論の整流化
・会議の準備では、アジェンダ作りで終わるのではなく、
アジェンダの項目の進め方についても考えておくこと。
・課題解決の5つの階層
1. 事象:何が起こっているのか?
2. 問題:具体的にどう困るのか?
3. 原因:なぜそれが発生するのか?
4. 施策:どんな解決策があるのか?
5. 効果:どの施策が効果が大きいのか?
会議の目的は4と5だが、そもそも2, 3がずれていると、
それほど有意義な結論が得られない。
問題認識のズレがないか確認しながら会議��進行すること。
・黙っている人の分類
1. 議論についていけない
2. 何かモヤモヤした思いがあるが、まとまっていない
3. 何か言いたいことがあるが遠慮している
4. 他の人の意見と同じなのでわざわざ話さなくてもよい
5. 議論に興味がない
1も問題だが、特に問題なのが5と考える。
5については、会議に悪影響を及ぼす可能性もあるので、
関係無い人は呼ばない等の対策が必要。
・ファシリテーターは会議をこう進めよう!と強制するのではなく、
あくまで提案型でアプローチするのがよい。
・発言者には最後まで言い切らせること。
特に日本語は語尾によって全く逆の話になることもある。
・全員がファシリテートのスキルを身につけることで、
会議自体を改善しようという意識が高まる。
会議がうまくいかない場合は、全社員にファシリテートの
スキルをつけさせることも効果的。
全員ファシリテーターの会議が最も効果的な会議。
・ファシリテーターは完璧である必要はなく、
むしろどんどん間違っていい。
ファシリテーターと同じ疑問を持っている参加者も
中にはいるかもしれない。
あえてファシリテーターが間違うことで、
参加者の共通認識を醸成出来る可能性もある。
逆に間違うのを恐れて言わないのはNG。
・会議の準備における4つのP。
Purpose(目的)
Process(進め方)
People(参加者)
Property(装備)
上記のうち、Processの検討がよく漏れる。
その結果、会議がグダグダになりやすい。
・会議の準備では、「参加者の状態や疑問に思いそうなこと、
不満に感じそうなこと」を思い描いておくこと。
参加者があまり認識が無い状態でいきなり議論を始めても、
何にも効果が無い。
・会議の進め方を検討するときは、
議論に必要な情報は何か?それを使ってどう議論すればよいか?
といった視点で検討するとよい。
・会議の準備はかけすぎてもダメ。
適度な時間を使って準備すること。
会議にかかるトータルの人件費が
削減出来るように努めること。
・とにかく書くこと。書かずに考えられる人は少数。
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これはすごい!
わかりやすく、実践できる!
物語形式で、入社2年目の女子が会議を改善していく物語。
今までのHowTo本との違いは、具体的で実践的であること。
前半で書かれている手法はある程度知っていることであはありますが、後半になると、レベルが上がり、なるほど!っと思わせるものばかりでした。
今まで、会議革新みたいな本で紹介されている会議やその改善方法って、うちの場合とは違うんだよな。って思うものばかりで、悶々としていました。
しかし、本書で語られているのは、そうそう、まさにそえれっていう感じ。
物語形式になっているのがわかりやすいのかもしれません。会議で起こる実際のお困りごとが、物語の中で整理され、解決されていきます。さらに、TIPSつき。
せっかくなので、ほかの本との違いを紹介。
「会議の目的を明確にしよう!!」
ってどの本でも述べられていますが、本書ではひとひねり。
「どうなったら会議終了といえるのか」といった会議の終了条件を確認する。
こうした「確認のファシリテーション」から始めていくとのこと。
これはお勧め!!
会社でいつでもだれでも読めるようにしておきます!
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小説を通して、会議のやり方を学べる本。
ここまでダメダメな会議あるか?ってくらいのレベルからスタートして
主人公がファシリテーションスキルを学びながら実践して、
少しずつ会議が改善されていく。という内容。
この本で紹介しているファシリテーションスキルは敷居が低い。
ファシリテーションの本を読んでも、「いきなり会議でこんなことを始めるのは敷居が高いなぁ」って内容が多い中で、
この本で紹介しているスキルは、私でもできるかもっていうレベルから始まるので、
実際にチャレンジしてみようって気になれる。
それに、内容がとてもわかりやすくて、腑に落ちる。
この本で学んだスキルを使って、うちの会議を改善しよう!
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ファシリテーションの本.会社の同僚から借り(させられ)た.
日本的な会議の問題点に触れつつ,会議の一参加者の立場からでもすぐに始められることから述べられている.特に参考になったフレームワークは事前準備の4P(Purpose,Process,People,Property),課題解決の5階層(①事象: 何が起きているか,②問題: 具体的にどう困るか,③原因: なぜそれが発生するか,④施策: どんな解決策があるか,⑤効果: どの施策が効果が大きいか)の2つ.
小説形式で書かれており読み易かった.最近忙しくなって会議も増えているけど,一つ一つトドメを刺せるよう事前準備やメモ配信は丁寧に進めなければならないなぁと襟を正すきっかけになった.
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グダグダ会議を変える実践的な方法を物語形式で教えてくれる本。
モヤモヤして何が決まったのかよく分からない会議を参加者の立場から変える方法と、ファシリテーター(進行役)の立場からキチッと仕切る方法を提示してくれる。
印象に残ったのは、
ファシリテーターは訓練すれば誰でもできる。
フレームワークの導入は難しい。
脳の中だけで整理するのは難しいので書いて整理する。
会議の終了条件と進め方を冒頭にファシリテーターが提案して決めると話がぶれにくく、進行が良くなる。
意見は発散させて出し切ってから収束させる。途中で議論しない。
課題解決は5つの階層があり、事象、問題、原因、施策、効果の順に合意をとっていく。
黙ってる人にもパターンがあり、話を振ると吉。
語尾が小さくてよく分からない場合はキチンと確認する。
など。
グダグダ会議に飽き飽きしている人にオススメです。
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ライトノベル感覚でさらっと読めるが、ファシリテーションの基礎がきちんと学べるようになっており、入門書として最適な本。
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小説仕立てのファシリテーション入門書。
似た系統の「ザ・ファシリテーター」シリーズは主人公が経験豊富なファシリテーターだったが、こちらは全くの素人からのサクセスストーリーになっていて、紹介されてる手法も会議の参加者として使えるものから始まっており、実践がしやすい。
アドバイザーが主人公の父であるあたりなど、TOCのザ・チョイスを彷彿とさせる。
重要な概念・ツール
・隠れファシリテーター
司会進行ではなく参加者の立場でファシリテーションを行う。主に確認と記述による。
・問題解決の5階層:事象、問題、原因、施策、効果
TOC思考プロセスの変化への抵抗の6階層に類似。施策の実施における障害を加えて6階層にしてもいいかも。
・会議の4つのフェーズ:準備、導入、進行、まとめ
・準備のためのPrepシート
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ファシリテーションについて、入社二年目の女性がコンサルタントの父から学んでいくというスタイルのビジネス本小説。
ストーリーで書いてあることもあってか、すごい分かりやすかった。
会議の終わりに「決まったこと」「やるべきこと」を確認すること、会議の最初に終了条件と時間配分を確認することが大事とのことだ。
最後に確認することは会議じゃなくても大事だと思う。自分はよく、先輩社員から口頭でいろいろいわれて、結局何をすればいいのか分からなくなることがある。そういう時も最後に確認したほうがいいとは思うのだけれども、「分かりました」で終わらせてしまうことがよくあるので反省したい。
ただし、小説家じゃない小説ということもあるかもしれないけど、視点が急にかわってわかりにくいと思ったところもあった。
あるところで、"葵はつぶやき、父を見上げた。"と主人公の葵視点になっているかと思えば、その次に"葵は中学時代、合唱部の部長を務めていた。かなり実力のある学校だったはずだ。葵も熱心に練習していて、休みの日も部活に出掛けていたのを覚えている。"と急に父の視点になって分かりづらかった。後、文章が破綻しているところもあり(主語があるのに、それに対する述語がない等。例えば、"片澤は、葵がこれまで見たことがないほど真剣な顔で父の話に聞き入っている。")、編集しっかりしろ、と思った。
それと、イラストの早川直希さんという人。日経ネットワークのDM等でよく見かけるけど、年々女性の表情にエロさが増している気がする。と思って調べてみたら、別名義でエロ同人作家として活動しているらしい。すごい納得。
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会議の進行についてのひとつの考え方が記されています。
軽快なストーリーで2〜3時間で一気に読めました。