サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

ブラウザで立ち読み

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 134件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2016/02/05
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • ISBN:978-4-08-747148-9
一般書

電子書籍

女たちのジハード

著者 篠田節子

【第117回直木賞受賞作】中堅保険会社に勤める5人のOL。条件のよい結婚に策略を巡らす美人のリサ。家事能力ゼロで結婚に失敗する紀子。有能なOLでありながら会社を辞めざるを...

もっと見る

女たちのジハード

税込 770 7pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 5.9MB
Android EPUB 5.9MB
Win EPUB 5.9MB
Mac EPUB 5.9MB

女たちのジハード (集英社文庫)

税込 1,034 9pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

【第117回直木賞受賞作】中堅保険会社に勤める5人のOL。条件のよい結婚に策略を巡らす美人のリサ。家事能力ゼロで結婚に失敗する紀子。有能なOLでありながら会社を辞めざるをえなくなったみどり。自分の城を持つことに邁進するいきおくれの康子。そして得意の英語で自立をめざす紗織。男性優位社会の中で、踏まれても虐げられても逞しく人生を切り開いていこうとする女たち。それぞれの選択と闘いを描く痛快長編。

目次

  • ナイーヴ/アダムの背中1/シャトレーヌ城主/アダムの背中2/コースアウト/扉を開けて/ファーストクラスの客/上昇気流/それぞれの春/二百五十個のトマトの夜/離陸/タッチ アンド ゴー/三十四歳のせみしぐれ

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー134件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

現実にありそうだからこそ、面白い!

2005/11/29 20:48

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:由季 - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは、30を過ぎたが結婚をするでもなく転職をするでもなく、ひたすらOL業務をこなす康子、鮮度の落ちないうちに結婚したい「お嫁さんにしたい女の子」№1の理紗、一流大学卒の翻訳家目指して勉強に励む紗織、19歳の人生流されるままの紀子という、4人のOLのお話で、一流の結婚、転職などを目指してそれぞれが奮闘する物語です。
みんな何だかんだ計算してても、最後はやはり本能のまま、というか…自分の気持ちに正直に生きていきます。OLさんてこんな感じなのかな!?それはちょっと微妙な感じがしないでもないけど、テンポが良くて、どの章もとってもおもしろいです。私的には、康子の「加工用トマト」の章がお気に入り!「ナイーヴ」もGOOD☆
ぜひ読んでみて㊦さい♪

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

あっぱれな女たち

2017/11/21 20:07

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る

実にたくましい女たちです。元気をもらえます。行動力が実にすばらしいです。
ここに出てくる女たちは会社の同僚で、親友という訳ではありませんが、
お互いの距離感がよくて、新鮮です。
読んだ方はきっと誰かのファンになるでしょう。
私は、康子のファンになりました。
人生にお悩みの方にお勧めです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

戦う女を書かせたら、この人に敵う作家はいないだろうなあって、あらためて思ってしまった。そう、可愛いだけの女なんて時代遅れなんだよ。

2003/01/07 22:13

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

篠田節子がNHKのBS放送の番組、たしか職業に関する討論会で司会者の補助的な役をしているのを見たことがある。数日にわたって続いたかなり真剣な番組だったが、篠田はいかにもプロらしく厳しい発言をしていた。その痩身から発する甘えの無い言葉に、直木賞をとって久しく読まずにいたこの本を手にした。

主たる登場人物は5人。中心となるのは、康子、紗織、リサの3人。年齢のせいか達観した風情を見せる斉藤康子34歳、マイペースで自分の道を行く浅沼紗織25歳、そして広報に抜擢された三田村リサ25歳。彼女たちは結婚相手の男を捉まえることに懸命の策をめぐらす。戯画的な部分から、彼女たちが男社会や常識の壁にぶつかり、甘い思い込みや自らの無知に気付くあたりからが楽しい。

さらに二人、夫の出世と引き換えに自分の職場での地位を捨てざるを得なかったみどり、気が利かず何もできないまま結婚をする紀子を加えた5人が活躍する話だが、最後まで作品に出続ける最初の3人に比べれば、補助的な2人はいつまでも姓を示されることはない。篠田の中では、きちっと役割が決められているのだろう。

男を取り替えては、少しでもいい相手を探すリサや、そういった努力を尻目にクールに自分のキャリア・アップに勤める紗織のままならぬ人生、そして冒頭でヤクザにブスと言われたことに反発し競売で相手を潰す康子などの描き方に、著者の三人への肩入れが窺えて楽しい。

家庭における夫の暴力、男社会が女性に望むもの、女性の総合職、海外の専門教育の実態などが、明確に描かれている。1997年の直木賞受賞作ということで敬遠してきたが、読まずにいたことを後悔した。あとがきの田辺聖子の「男性の審査員に人気があったのが、意外というか矢張りというか、家事も何も出来ない紀子であった」の文を読んで、この国の限界を見た気がした。モデルにスカウトされながら、それを袖にして太極拳に励む紗織の美しさや、キレル康子の変貌にこそ日本の未来があるというのに。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

女性の生き方あれこれ

2015/09/22 19:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Schattentiger - この投稿者のレビュー一覧を見る

篠田節子氏の小説は数冊読ませてもらっています。
歴史や精神世界がテーマの本は、日本語がきれいで、現代っ子の私には読むのに忍耐が必要でした。
『女たちのジハード』は、現代の女性の生き方が描かれており、読みやすかったです。特に20代後半から30代の女性には、共感できるところが多いです。
この年代の女性はいろんな意味で、大きな選択を迫られると思います。美人で正統派のリサ、家事能力はないがなぜか男には事欠かない紀子、仕事にも子育ても両立させたいみどり、自立を目指し、職を辞め新たな道を切り開こうとする沙織、控えめだで困っている人を放っておけない康子、5人のOLが登場します。
個人的には康子を応援したくなりました。
友達と自分はどのタイプと話し合うのも楽しいと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

篠田さんにはこのトーンでいってほしい

2002/03/13 19:43

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hiwa1118 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 お薦め。複数の女性が織り成す小気味いい物語。やや男性の書き方がステレオタイプなのが気になるけど、それを補って余りある迫力がありました。篠田さん、次の小説も「明るく楽しく」のトーンで頑張ってください。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

女である自分が好きになれる小説

2002/01/13 10:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読ん太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 OLものと聞いていたので敬遠していた。私もかつてはOLであったし今も同じようなものであるのだが、OLなんておもしろくもなんともない。だからOLものもおもしろいはずがないと思っていた。が、しかし、『女たちのジハード』はおもしろかった。そんじゃそこらのおもしろさじゃない。篠田節子は最高だ。「なんで今まで読まなかったのよぅ。バカバカ。」と読みながら悔やみ、読めている今が嬉しくて笑っているというおかしな状態になった。

 主な登場人物は5人の女性。T火災のOLとしてかつて同僚であった5人が、それぞれの道に分かれていく様子が連作短編形式で描かれる。
 彼女達のT火災で働いている姿が、世間一般に言われる「腰掛け」として扱われており、そのことを彼女達も十分に認識している。皆が皆、次のステップをどうしてやろうかと機を伺っている。それぞれの不安定感がこの小説の醍醐味だと思う。
 年をとって見栄えが悪くならない内に好条件の男性を見つけようと努力する女性、キャリアを積んで自立の道を模索する女性、ひたすら地味な生活を続けてコツコツと貯蓄をする女性、結婚後も退職を固辞する女性、女を無意識に全面に出せる女性。
 彼女達の中に自分を見て、また、彼女達の中にかつての自分の同僚を見て、読んでいる内に映像まで伴ってきた。「○○ちゃん、元気かな?」などと音信不通となっている人たちの顔が浮かぶ。
 OL達の描き方に誇張はない。OL代表として言わしてもらうと、彼女達が感じている事や考えていること全てに納得ができる。「所詮小説の世界だもの。」と、ひねた笑いが起こる場面が一切ない。この辺りが気持ちいい。そして、「OLなんておもしろくもなんともない。」と考えている私が、全て納得できるOLものを読んで、「そんじゃそこらのおもしろさじゃない。」と感じたのだから、「篠田節子は最高!」ということになるわけだ。

 昔、職場の上司で、女性社員のことをすべて「お嬢さん。」という呼び方しかしない人がいた。何年いっしょに仕事をやっただろうか、苗字を呼ばれることなかったよなぁ。人の名前も覚えれないアホ上司と思いながらも情けなかったっけか。と、書評で愚痴ってどうする!
 けど、悔しかったあれこれ、情けなかったあれこれも、『女たちのジハード』では大笑いできるんだ。そして、「棚からぼた餅はないけれど、毎日あなたも大切な積み重ねの日々を送っているんですよ。」とエールを送ってもらえたような気持ちになれた。嬉しくて、最高に楽しい読書だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

五人の女、個性的なそれぞれの戦い

2001/12/09 16:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アクエリアス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ひたすら条件のいい結婚をめざしていたリサの話が特によかった。
 東大大学院出身の内科医平木をゲットし、将来は優雅な暮らしが約束されたと思ったとたん、彼はトイレもないネパールの片田舎に行くという。「彼らには今医者が必要だ」という平木に、リサはあわてふためく。
 純粋な平木は、リサの内心の打算や仕掛けられたワナに最後まで少しも気付かず、リサは大揺れに揺れながら、最後は長い髪を切り、ヴェルサーチのスーツを脱ぎ捨てて貫禄さえ漂う笑顔を残して飛行機に乗る。そこに至るまでのあれこれは、とにかく面白いし、最後の凛々しさもよかった。
 おすすめの一冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

女はみんなそれぞれの戦いをしている

2023/04/18 19:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公5人のOLの中で、私は康子に一番共感した。
30歳過ぎて結婚を焦ってうまくいかないと、女はみんなやっぱりマンションを買おうとするのかしら。
競売物件に手を出して大丈夫かとはらはらしたけれど、無事手に入ってよかった。

一番打算的で玉の輿狙いのリサは、医者をゲットしたものの、彼が発展途上国に行くとのことでついていくか大いに悩むが・・・・・・
最後清々しい。

女はみんなそれぞれの戦いをしているんだよ、と思った。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

人間臭い聖戦と清々しい感動

2003/04/07 03:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木こり - この投稿者のレビュー一覧を見る

 自分が単純な人間だと気づいた。この小説を読んでいて思ってしまったのである。「わたしもがんばろう」と。焦りや強迫観念に駆りたてられたのではなく、わくわくしながらそう思った。
 彼女たちの戦いは、聖戦(ジハード)という響きからはかけ離れたもので、なんとも世俗的。三十を過ぎてもなんとなくOLを続けている女、理想的な結婚のために打算を尽くす女、目標が判然としないまま溢れる上昇志向が空回りをする女。これは彼女たちがなんとかスタート地点にこぎつけるまでの物語。その華麗とは言い難い奮闘ぶりを、かわいい・きれい・かっこいいと感じるのはやはり私が同じ女だからだろうか。巻末の解説によると男性に人気なのは、グズで内気で他力本願な女・紀子だという。なんとも理解に苦しむところだ。結婚を考える際には試金石として相手にこの本を読ませようか、などと少々本気で考えている。
 世知辛い世の中をぼろぼろになりながら生きていく。なんとか、一応、なんとなく前に進んでいく。その姿が清々しい感動をもたらすのだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

年齢も生き方も違う5人の女たち。でも、思いは同じ。「幸せになりたい」

2002/05/21 06:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

三十路を越えた康子とみどり。
みどりは既婚ですが、康子は、独身。
結婚に色気を残しているせいか、年下のシナリオ・ライターに口説かれちゃう。
でも、それは一筋縄では行かず。
マンション購入を決心しての一波乱。
それを乗り越えた度胸は、年の功かしら。
あの気迫には、思わず唖然。いや、さすが。
その後の、トマトのエピソードは、何か、そんな映画あった
よなぁって思っちゃいました。
話としては面白いけど、オリジナリティはないかな(笑)
とは言いつつ、ああいう展開は、かなり好き。

結婚相手を選ぶのに、1番シビアというか、打算が大きいのがリサ。
仕事もてきぱきこなす有能なOLだけど、一般職。
総合職に移る気はなく、結婚して退職して幸せをつかむのが何より大事。
その気合たるや、まったく、たいしたもの。
その生き方に共感はできないものの、結婚にかける意気込みはお見事。
いい相手をGetするために、努力は惜しまないし、同僚を思いやる
気配りだってある。
ただ、あんまりやりすぎて、職場の同性にひんしゅくをかう場面も
あるみたいですが。

1番、頼りないのが紀子。
う〜ん、そのはかなげで頼りないところに惹かれる男性もいるかもですが、
ものには限度ってものがないかなぁ。
もちろん、だからって、やっていいことと悪いことがあるのに。
許さんよ、そんなのは。
もちろん、紀子が、相手の悪いところを引き出すという、
最悪の相性でもあったのでしょうが。
でも、そんな紀子だって、本人なりに一生懸命。
自分のできるやり方で、幸せをつかもうとしてる。
側にはいてほしくない子だけどね。
康子の辛抱強さには脱帽だわ。

5人の中で、1番早くに自分の道を見付けていたのはみどりかな。
夫と同じ職場ということからぶつかった壁を、確実に自分の糧にしてる。
ああ、かっこいいな〜。

英語を活かす道に進みたくて悪戦苦闘の紗織。
あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、また1年、先に進めなかったと
自分にあせりを覚え。
そんな彼女への職場の男性の認識は、冷たすぎます。
そんなのって、あり?!

人には、いろんな生き方があって、それぞれに都合があって、
どれが正しくて、どれが間違っているなんて、簡単に、決め付けることは
できないけれど、自分の生き方を見据えて一生懸命やって
いれば、きっと、いいことがある。元気を、ださなきゃね。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

会社生活には夢も希望もないんでしょうか……

2001/09/08 00:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:takumi_y - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これ読むと現実というものがあまりにも世知辛くてイヤになる。中堅保険会社に勤めるOLたちのそれぞれの生き方について描かれているのだけど、彼女たちを取り巻く状況がそれぞれあまりにシビアで泣けてくる。

 一般職でやって来ていつの間にか三十路に入ってしまった康子が競売物件のマンションを購入する経緯には、なんでそんなにまでして競売物件に手出すのよーとひやひやしていたのですが、あっさり手に入ってしまってちょっと拍子抜けしました。
 競売物件の占有は暴力団の常套手段だし、康子と競合していた業者がそういう人たちに頼んで占有しているように見せかけて入手しようとしていた物件を康子が落札してしまったのにもかかわらず、後から何の嫌がらせもなかったのはものすごく運が良かったとしか言い様がないのでは………なんて綱渡り人生。
 とにかくこの人たちの独白読んだら大概の男は引くでしょうね。
 それぞれ会社という場にしか接点がないんですが、彼女たちの思惑は絡み合ってないんですが、色々示唆に富んだ重い話でありました。
 でもみんな結局は未来が拓けているのに、それに空しさを覚えるのは誰一人として会社で成功しないせいでしょうか。
 結局会社は社会勉強の場でしかないってことですね。それって今までの価値観と何の違いがあるのだろうか、会社の上の方の価値観に何の楔も打ち込んでないのよね……。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/10/11 15:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/11/19 21:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/04/28 16:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/07/26 15:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。