商品説明
剣呑で歪で異様な気配を纏う、北定町廻り同心・木暮信次郎と小間物屋主人・遠野屋清之介。互いの存在に揺さぶられ、激しい情動に疼く二人。突然襲われ怪我をした信次郎は、岡っ引き伊佐治とともに、ひとりの男の死から、二十年前に遡る今は亡き父・右衛門の真実と闇に迫る。同じ同心として生きた父と息子。男は己の父とどう向き合うのか。江戸に生きる男たちの苛立ち、憎悪が突き刺さる、待望の「弥勒シリーズ」最新刊!
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紙の本
ナイフで刻みつけてるみたいな文章
2017/02/04 21:06
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
あさのあつこさんは研ぎ澄まされたナイフのような鋭い筆致で人の歪みを描いている作家。その手腕で今回も思わぬ歪みを見せてくれた。ラストが弱いので星ひとつ減。