読割 50
電子書籍
一枚の絵【イラスト入り】
著者 六青みつみ , イラストレーター:ヒメミコ
ごみ屑同然に差別されている身で、流民のエリヤは金に困り、行きずりの男に身を託した。乱暴され行き倒れたところを、類稀なる美貌の貴公子ライオネルに救われる。生まれて初めて優し...
一枚の絵【イラスト入り】
05/06まで通常1,430円
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一枚の絵
商品説明
ごみ屑同然に差別されている身で、流民のエリヤは金に困り、行きずりの男に身を託した。乱暴され行き倒れたところを、類稀なる美貌の貴公子ライオネルに救われる。生まれて初めて優しくされて、エリヤは彼に秘めた思いを抱くが、やがて屋敷の人間に秘密を暴露され、ライオネルにその汚れた素性を知られてしまうのだった。自分の気持ちすら迷惑なだけと知って絶望のあまり逃げ出し、さまようエリヤ。そして愛は、深淵の狭間におちてゆく……。
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2冊目!
2021/08/23 15:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
六青さんの本、2冊目です。
1冊目も良かったけど、こちらも、感動です!
最初から、ストーリーに惹きつけられて、途中、涙が止まらなくなって、一気に読んでしまいました。
エリヤが描いた絵のイラストがあれば、なお、良かったかな?
電子書籍
独特
2021/08/15 17:32
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後の話はその前の2人が結ばれる話の前ってことですよね?
フラインシュタッドに4年おるって書いてたけど最後の話では来て1年って書いてたし…
治らない胸の病でもしかしたら早死にするかもだけど、できればおじいちゃんになるまで一緒にいてほしい!
電子書籍
「光の螺旋」シリーズ最初なのに忘れられたような作品
2020/11/28 16:35
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
光の螺旋シリーズ「ruin」のスピン元。
一番最初に出ているこの作品から読むと、フェルス王国の民が味わう辛酸が理解できるので、シリーズのカレスの評価が変ると思います。
というより、この物語が、支配するものと虐げられる者という設定の土台になっているので、これを読まないと著者の意図が汲めないと思う。
シリーズの人気者、カレスは、この作品だと、流民を差別する冷たい奴。制度の改善より、手っ取り早く排除することで解決をしようとする合理主義タイプ。
ruinはカレス視点のカレスの物語で、流民のエリヤを差別なく助けようとするライオネルを「忠告を聞き入れない無神経、片思いに気付かない鈍感」と憎らし気に書かれています。片思いだから仕方ない。
この物語のカレスは、為政者として素養が無い。愛が薄い。
難民問題は、現実社会でも取り扱いが難しい問題だけれど、一度に全部ではなく少しずつ受け入れて、教育を施し国力の底上げに活用したら、お互い繁栄していける筈なんですけどね。
「泣かせるせつないBLの名手・六青みつみ」と謳われるだけあって、定番の「悲惨な状況の中の穢れない魂の持ち主という主人公設定」の通り、むごたらしく悲しい話でした。
マイノリティとしての苦しみを何重にも抱えている主人公エリヤ。ぼろ雑巾のように苛められて苦しむ様子が、憐れです。
エリスが味わう不幸ほとんどが、マイノリティを差別する(ほぼ人災)。強者が弱者を庇う気持ちがほぼない地域に主人公は、生きている。生きる場所も選べない難民。なんか、今世でも似た報道を耳にします。いつの時代も、戦争で苦しむのは末端の弱者。
もう、これでダメ、天国に召される時を待つだけ、という瀬戸際で救助が入いります。
この惨い話が、実話をモデルにしていない創作話でヨカッタ。
弱者の苦しみに目を向ける人が、新しい領主となったので、これから制度改革が行われて、変わっていくという展開。
統治する者の意識次第で国は変わるのは、寓話の世界の話だけじゃないです。久々に読んだ悲しい話でした。
シリーズ最初の本なのに、情交シーンは2場面だけしかないので、この作品は人気がないのかな?
主人公二人の話題ではなく、ライオネルの弟の話題で終話しているのは、スピンオフを出す予定があったからなのかな。確かに、謎の終り方です。
関連本(著者HPで確認)
一枚の絵 2010/09/17
同人誌でこれが最初。商品化では、切り離されて発刊。
(初’01年8月 )「胸に埋めた小さな棘(一枚の絵)ライオネル×エリヤ」
剣も魔法も英雄も出てこない『世界名作劇場』風JUNE。
ハッピーエンド
ruin -傷- 2008/10/31
『光の螺旋』シリーズ第三弾。
前作『一枚の絵』に出てきたカレス=ライアズ君が主人公。異国風ファンタジーJUNE。
ハッピーエンド
ruin -緑の日々- 2009/11/30
『光の螺旋』シリーズ第四弾。
前作『ruin-傷-』のフォロー続編。甘々ラブラブ目指してがんばった。ハッピーエンド
電子書籍
切ない!
2023/02/08 03:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:某読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
身分差カップルで切なかったです。どうしようもない出生のせいで遠回りして可哀想な目にもあったけど、最終的にハッピーエンドでホッとしました。
紙の本
過酷すぎる
2021/07/30 11:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと表紙にヒストリカルなお話かと興味をひかれ読んでみました。BLは読まないので、この作家さんも初めてだったのですが、なんといっても、主人公の状況があまりに過酷すぎて、読むのがつらい・・・。そして、ライオネル、挿絵もきれいだし、主人公への愛も感じるのですが、なぜだろう、あまり好きになれないのが残念でした・・・。
紙の本
この本だけで読むとGOOD
2017/09/30 23:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ruin読んだ時は「ライオネル…!!」って感じだったんですが、本作ではばっちりエリヤ視点で物語に入れたのでよかったのです。
鈍感なおぼんぼんでもエリヤにとっては光の精霊のような人であることは間違いないのです。
表題の「絵」の描写がよかったです。