詰碁基本問題集
著者 囲碁編集部
定石や布石で間違えた、といっても(プロならともかく)一局を致命的にダメにするほどのケースは少ないでしょう。「さあ、どうやって逆転しようか」程度が大半です。しかし、死活のミ...
詰碁基本問題集
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商品説明
定石や布石で間違えた、といっても(プロならともかく)一局を致命的にダメにするほどのケースは少ないでしょう。「さあ、どうやって逆転しようか」程度が大半です。しかし、死活のミスはそれだけで好局を台無しにします。終盤で「ハネツギを打ったらダメヅマリになって死んでしまった」と言うケースは一度や二度ではないでしょう。
本書は実戦に頻出する形を中心に取り上げました。そのため「問題集」よりもむしろ「死活辞典」に近い構成となっています。単純な形で、どの辺りまでが活きることができ、どの辺りまでが死ぬ危険性があるか…その「死活の境目」を感じ取って頂きたいと思います。
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詰碁の基本問題集100問
2003/01/02 14:21
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投稿者:格 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新書判サイズだが,表裏の2ページで1問というゆったりとした構成.裏の解答は,上下2つの図のみで,正解図と失敗図,もしくは参考図が一つずつという形となっている.難しくなってくると,もう少し詳しく,解説があってもいいのに,と思うくらいである.
同じような形の問題が何問も続く形が取られている.はじめに,「死活辞典」に近い構成と言っているほどではないが,何度も繰り返して,頭に叩きこんだ方がいいのかもしれない.
最初のうちは非常に易しい,初心者向け問題が並んでいるが,後半はから急激に難しくなる感じ.最後は一合升問題となり,約1級の私でも全然歯がたたない問題が並ぶ.構成と私の成績を示すと以下のとおり.
第1章 基本編 70問 57問正解 81%
第2章 応用編 30問 16問正解 53%
合計 100問 73問正解 73%
第1章を二つに分割すると,最初の35問は34問正解で97%,後半35問は23問正解で66%となり,後半,かなり難しくなるのが分かる.最初の数ページであまりに易しく投げ出したくなる気もしないではないが,続けてやったほうがいい.