- 販売開始日: 2017/02/02
- 出版社: リブレ
- レーベル: ビーボーイスラッシュノベルズ
- ISBN:978-4-7997-2903-8
情恋~乱世の蜜華~【イラスト入り】
若き美貌の当主・高清は、尊敬していた兄を亡くして以来心を閉ざしていた。だが、合戦の最中に、強大な敵軍の当主・義龍が亡兄に生き写しと気付く。そして義龍と同盟を結んだ高清は、...
情恋~乱世の蜜華~【イラスト入り】
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商品説明
若き美貌の当主・高清は、尊敬していた兄を亡くして以来心を閉ざしていた。だが、合戦の最中に、強大な敵軍の当主・義龍が亡兄に生き写しと気付く。そして義龍と同盟を結んだ高清は、閨の相手を務めることになってしまう。亡兄によく似た義龍との口付けに戸惑う高清。激しい愛を告げてくる義龍に体はしゃぶり尽くされ、逞しい腕の中で凄まじい快楽に啼かされる。次第に高清も義龍の情熱に惹かれ始め、本物の愛を知る。が、義龍を殺めようとする男がいて!?
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傾国の美貌の城主
2022/06/29 17:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと気になっていた本。中身は、戦国時代の武士の衆生物語。
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白鹿高清は、傾国の美貌の城主。
父の死後、慕っていた腹違いの兄、高春が実母の計略で毒殺・高清はショックで失語、以後性格が変わる。
高清の母は、溺愛する高清の為に手を尽くし、逆に高清を追い詰めていく。
戦場で相対した敵将、国武義龍の顔を見て驚き、高清は落馬する。
亡き兄に瓜二つの義龍は、母違いの兄、高春の従弟だった。
義龍は、高清に一目惚れ。
殺したくないので和議となり、以後ずっと二人の逢瀬が続く。
高清の母親が、それを良く思わず、何度も白鹿家で謀反を画策、ついに母は自滅する。
高清の母は、当時流行したダキニ天を奉斎する密教のコアな信者だった。
この密教は、邪教として江戸時代に禁じられた破滅教。
母の死の辺りから、結末までが頁数の兼ね合いなのか簡略化。
駆け足で話が展開して、「二人は・・生きていく」とぶっつり、で終わっている。
この後は、史実を調べて読んでみて、ってことなんでしょうか。
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沢山の古典の要素が盛り込まれていて、
高清が美貌すぎる顔を隠すなどは、蘭陵王を連想。
義龍のラブレターは、武田信玄の逸話を連想。
色々有って、面白かった。
参考資料から、
舞台は会津黒川城(会津若松城)、戦国時代の天正2年、で調べると モデルは会津黒川城の城主、葦名氏らしい。
天正8年(1580)葦名盛隆が家臣に殺害され、伊達政宗の弟小次郎を迎えるか、佐竹義重の子義広を迎えるかで、
大きな争いとなって、結局葦名家は、この後滅亡している。
たったこれだけの史実の記載から
よくこんなに面白いシナリオを思いつくものだなーと感心。
丸木さんの安定だけど、ちょっとホラー
2016/04/13 13:47
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナイロンスカートさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人形のように勘定の無い受けと男に惚れたことの無い攻めが初めて人に惚れるという大筋はとても良いし、ラブいし、グチュグチュだし最高なんですけど、最後の最後がホラーで、脇役がとんでもない爆弾だった後味の悪いお話。
丸木先生の作品だし、イラストは素晴らしいし、だけど、後味悪くてちょっと考えてしまうな…
ただ、没頭溺れるグチュグチュ行為を見たかったらおすすめです。
虚実織り交ぜられて
2021/01/30 07:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
名前を変えたりしながらの
虚実織り交ぜての時代ものです。
史実を知っていたら、内心にやにやしたりしますが
知らなくても全然問題ない仕立てになっております。
そこらへんも上手に作られております。
(作者さんの「忍姦」という作品も同じ仕立てに
なっていますね)
あまり起伏はなかったのですが、
前半は濃密な感じでした。
ただ後半は齟齬はなかったのですが失速気味だった気もします。
ラスボス(?)千代の方とはがちで立ち向かって
ラストのあのシーンに持っていって欲しかったかと。
齟齬がなかったのですが
(話の流れはそうなるかと思うので)
「あれれー」みたいな終わりになってしまっていました。
高春の件も若干消化不良気味というか。
もう少し盛り上がって欲しかったっていうか
しっかり描いて欲しかった気がします。
素材が良かっただけに少し食い足りない読後感です。
主人公の高清よりも
義龍の戸惑いから恋慕までが色鮮やかだったと思います。
(途中の疑惑のシーンも含めて)
兄
2017/11/18 16:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きな兄を亡くしてからというもの、心を閉ざしてしまっていたが、敵が兄そっくりだということに気が付き次第に心惹かれる。