少しマンネリ化しているかも
2017/05/10 11:05
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投稿者:松山富士夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズをすべて読了しましたが、少し内容がダブっているところがあります。しかしながら、教科書的な位置づけで読んでいますので、読み応えはあります。
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人の男が、主に若い男に語り掛けるエッセイ。別れの季節、春に先駆けての出版だからか、「別離」がテーマになっている。実際、この人ほど痛切な別離を経験したケースは少ないかもしれないが、一人が、つまり前妻が超有名女優で、白血病だったことは、様々な面で苦労でもあっただろう。人気シリーズだが、ネガティブなことだけに、安易に捉えてはいけない。死者を冒涜することになる。ただ、シリーズも潮時かという気はする。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大切な人と別れを経験するとき、この本は力になってくれるんじゃないかなと感じました。しかし、どの本も同じような内容。
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メディアなし リクエスト
なぜ彼、彼女がこんな目にと思った。
その動揺は、なぜ自分だけが? という感情になった。
ところがそういうものと向き合っていると、
やがて別離を経験した人にしか見えないものが見えて来る。
それは彼等が生きていた時間へのいつくしみであり、
生き抜くしかないという自分への叱咤かもしれない。
前書きどおり。
悲しむだけでなく、悲しさから見えてくるものがある。納得のいく文章でした。
身近な人を失った経験があるので、そのときに読めたら、あんなに苦しまず、荷物をおろせたかもしれないと感じた。この文章は、その経験をした人ならではだと感じ、嬉しかった。
いい本です。読み終えて、すぐもう一度、二回目を読んだ。
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毎回のことながらスラスラと読ませて頂きました。
いろいろな形の別れがあるり、悲しく切ない思いにさせられることがある。
けれど、別れは人に力を与えてくれもする。
忘れてはいけないはずのことなのに忘れがちなことを思い出させてくれるこのシリーズは、それがそのまま大人の流儀の一つに思える。
日本は必ず戦場になる…という話があるエピソードには少し衝撃を受けた。
これで世界を見て回る理由が一つ増えた。
戦わないのなら、逃げる場所を見つけなければならないからだ。
その時のために、顎足はなんとかできるようにしておきたい。
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20170312 さよならの力、なのでやむを得ないのだけど、別れが全編に渡っていてなんとなくいつもの厳しさより悲しさを感じた。
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夏目雅子が大好きで手に入れたわけですが…。予想以上に内容が沁みました。アラフォー以上、あるいは大切な人との別れを経験した人にはオススメです。
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一部分、これをツイッターでやったら
大炎上騒ぎになるような
文章が見受けられるのでご注意を。
(ある件に関してだけどあれは親が悪いよね。
ダメ親でも敬えなんてバカ語れ)
やはり伴侶動物を飼うと
どうしても、別れは付きまといます。
うちも若い愛する猫を亡くしたので
痛いほど気持ちはわかります。
でも、もう返ってこないですからね。
癒してくれるのはときなんですよ。
でも、うちの身内はまだ癒されていませんね。
(身内の猫といっても過言ではなかったから)
だけれども、新成人へのメッセージは
確かに、と思うことなのよね。
楽することが美点と思われるけど
本当に成長しないのよ。
それじゃね。
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伊集院静さんの大人の流儀シリーズを読むのは初めて
なぜか、このシリーズだけは読んでみたくなった
ああ、そうだなぁ、そうなのかと納得しながらも
ひとつの考え方、生き方として読み終えた
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大人の流儀シリーズ7集。本当の別れをしたことがない自分にとってそのときがきたらもう一度読みたい本になるだろう。悲しんだり不憫に思ったりすることは当然だがその先はある。成人に向けた言葉も息子に読ませたい言葉だ。
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伊集院静も少し丸くなってきたのか、いいころ合いと読んだのか、やたらと、亡き妻夏目雅子と海難事故で亡くした弟の話が多い。逆に、やっと書けるところまで来れたということか。なかなか、興味深い。
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図書館より。
さらりと、読了。
伊集院静先生のエッセイは読みやすく、美の旅人とか好きで読んでいたので。今回読むのに珍しくWikipediaで検索していて知ったことがエッセイにちらほら出ていて、結果として調べて良かったな、と。知らなかったら???だったと思う。
私的に特別収録がずしんとくる。
自分が二十歳のとき、知っていれば良かったんだが。
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◆さよならは生きる力を与えてくれる◆
ピンクの装丁で目を引くこの本は伊集院静の大人の流儀シリーズ第7弾のエッセイです。著者の前妻や弟を若くして失い、その悲しみとどうやって向き合って生きてきたのか、こみ上げる切なさをこらえつつ、どうやって一歩を踏み出して生きているのか、生きる力を与えてくれる1冊です。巻末に「新社会人の流儀」として若い人向けに書かれたメッセージが織り込まれています。これから社会人になる皆さんが社会に出て生きるヒントがもらえる作品です。
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やっぱり、伊集院さん、好きだなぁ。
大人の男性そのもの。
60過ぎても90過ぎた母親の前ではただの息子。
身近の人の別れというと、十代のときの父親だが、あのときは離れて暮らしてることもあって、実感するには時間が必要だったし、悲しむ時間もなかった。
配偶者と弟、という最も身近な人との別れは想像すらできない。
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さよならに力?と思ったけど読んでなるほど、と。
女の私には理解しにくい部分もあったけど、男の人は好きだろうなぁ。さよならからしか学べないことって絶対にあるから。