おいしいものは田舎にある 日本ふーど記
著者 玉村豊男 著
食の先覚者・薩摩鹿児島から、馬肉・昆虫食の木曽信濃、山鍋と海鍋が併存する秋田へ。風土と歴史が生み出す郷土食はどう形成され、どう変貌したのか。日本全国、見て飲んで食べ尽くし...
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商品説明
食の先覚者・薩摩鹿児島から、馬肉・昆虫食の木曽信濃、山鍋と海鍋が併存する秋田へ。風土と歴史が生み出す郷土食はどう形成され、どう変貌したのか。日本全国、見て飲んで食べ尽くして考える旅のエッセイ。
『日本ふーど記』を改題し、〈改版にあたって〉を付しました。
《目次》
薩摩鹿児島――幸あり南方より来たる
群馬下仁田――コンニャク・エネルギー不変の法則
瀬戸内讃岐――パスタ文化食べ歩きリサーチ
若狭近江――頽廃の美味は古きワインで
北海道――国境演歌味覚変幻
土佐高知――初鰹たたく気分は“いごっそう”
岩手三陸――日本ホヤスピタリティー考
木曾信濃――何でも食べてやろう
秋田金沢日本海――山と里なべもの裏オモテ
博多長崎――ちゃんぽんと唐様で書く三代目
松阪熊野――ふだらく赴粥飯法
エピローグ/東京――二〇〇年前のファースト・フード
文庫版あとがき
改版にあたって
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玉村豊男氏による日本全国を見て飲んで食べ尽くして考えた旅のエッセイ集です!
2020/09/05 10:00
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、文筆業のほか、絵画制作や西洋野菜やワイン用ブドウの栽培、ワインの醸造をする農園ヴィラデストの経営など幅広く活躍されている玉村豊男氏の作品です。同氏には、『料理の四面体』、『パリ・旅の雑学ノート』、『パリのカフェをつくった人々』、『とっておきパリ左岸ガイド』、『隠居志願』などの話題作があります。同書も、食の先覚者・薩摩鹿児島から、馬肉・昆虫食の木曽信濃、山鍋と海鍋が併存する秋田へと著者が自らの足で訪れ、各地の風土と歴史が生み出す郷土食はどう形成され、どう変貌したのかを考察した一冊です。日本全国、見て飲んで食べ尽くして考えた旅のエッセイ集と言える書です。もともとは『日本ふーど記』という題名でしたが、それを改題して文庫化されました。