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捨てられる銀行2 非産運用
著者 橋本卓典
ベストセラー『捨てられる銀行』が明らかにした森信親・金融庁長官の金融大改革。第2弾は「資産運用の大改革」だ。キーワードは「フィデューシャリー・デューティ」。いま、銀行や生...
捨てられる銀行2 非産運用
捨てられる銀行 2 非産運用 (講談社現代新書)
商品説明
ベストセラー『捨てられる銀行』が明らかにした森信親・金融庁長官の金融大改革。第2弾は「資産運用の大改革」だ。キーワードは「フィデューシャリー・デューティ」。いま、銀行や生保、証券会社が売る金融商品の多くは高額手数料を取れる金融機関本位の商品ばかり。森長官の資産運用改革はここに厳しいメスを入れつつある。「愛される」のか「捨てられるのか」。森長官の真意をいち早く見抜くために全金融機関関係者必読の書。
目次
- 序章 「売られるあなた」 銀行、証券、生保に奪われ続けるあなたの金融資産
- 1章 動き出した資産運用改革
- 2章 ニッポンのヒサンな資産運用
- 3章 フィデューシャリー・デューティとは何か
- 4章 年金制度の変化と資産運用改革
- 5章 改革の挑戦者から何を学ぶか
- 終章 「売られないあなた」になるために
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運用業界に感じるモヤモヤ
2019/05/11 22:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makis - この投稿者のレビュー一覧を見る
資産運用の世界に感じてきたモヤモヤは正しかったのだと確認できました。「貯蓄から投資へ」を合言葉にしてきた運用会社はどこか自分のためにそれを進めているだけじゃないか?と感じてしまう。でも本気で投資家の目線に立とうとする人がこの業界にもいるんだな、と知れて少し嬉しく感じました。金融庁のHPには様々な施策や有識者会議の情報がありますが、そことも少なからずリンクさせることができ、業界に対する知識を生きた知識に変えてくれました。
紙の本
我が国の金融大改革について書かれた書です!
2018/09/14 12:22
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『捨てられる銀行』に引き続く続編です。前書では森金融庁長官による地域金融改革について明らかにされましたが、本書では長官のもう一つの改革の柱である資産運用改革について詳細に検討されています。現在、資産が利益を生まない状況になっている我が国の膨大な個人資産を、利益が生める資産にしていくための大改革です。この考えが実施されれば、私たち一般人にも大きな影響が及んできます。日本の将来を考えるための重要な一冊です。
紙の本
資産運用
2017/05/22 13:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KKキング - この投稿者のレビュー一覧を見る
手数料目的の経営しかできない銀行の何が「公器」か。最近よく言われるようになったフィディーシャリーデューティの下に、資産運用会社の問題点を暴く。
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利益相反について
2020/11/25 16:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Turnbull - この投稿者のレビュー一覧を見る
金融機関業務に係る利益相反について、よく書かれており、良かった。
しかし、金融機関が提供する資産運用業務は色々知れば知るほど、その提供対象となる人は極めて限定されるのではないかと思わざるを得ない。
紙の本
森長官体制の代弁をしている本の続編
2018/09/30 15:10
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投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
金融行政の専属記者である著者による金融行政当局の見解を代弁するシリーズの第2弾。今回はタイトルにあるように運用に関する金融機関のやり方がいかに非(生)産で顧客にとって悲惨であるかを掛けた内容となっている。このような状況を変えるにはこの本を読んで、しかるべき対応を個人で取るしかない。