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電子書籍
さらば、民主主義 憲法と日本社会を問いなおす
著者 佐伯 啓思
トランプ大統領誕生とポピュリズムの嵐に驚いてはいけない。ウソとハッタリこそが、民主主義の本質である。憲法、日米同盟、国防、ポスト真実──稀代の思想家が現代日本の欺瞞を撃つ...
さらば、民主主義 憲法と日本社会を問いなおす
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さらば、民主主義 憲法と日本社会を問いなおす (朝日新書)
商品説明
トランプ大統領誕生とポピュリズムの嵐に驚いてはいけない。ウソとハッタリこそが、民主主義の本質である。憲法、日米同盟、国防、ポスト真実──稀代の思想家が現代日本の欺瞞を撃つ。私たちは何を捨て、何を守るべきか。
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紙の本
民主主義というものを深く考えるきっかけになる本ですね、これは。
2017/06/18 12:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:汗牛充棟マン - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が必ず新刊を買うと決めている佐伯啓思の本に通底するのは、民主主義に対しての警鐘でしょう。
ある事柄についてあまり強い意見もなければ、特に信条もない。
よくわからないし、政治にあまり関心もない、そういう人が多いのが現代であるということでしょうか?
良き社会を目指すのは市民として当然であると社会科学に携わる人にとっては当然のことのように考えられがちですが、そう思わない人が多いのも現代でしょう。
政治活動をしなくても、普通に働いていれば普通に生活できるのですから、政治活動の重要性を説いても豚耳念仏になってしまうのでしょう。
しかし、それでは政治家や官僚の寡頭制になってしまうから駄目だ、ということを大学時代に政治学で学んだのですが、そういうことを書いてもどれだけ現代の日本人の心に響くのだろうかと思います。
こういった意味でも、民主主義に万般の信頼を寄せるのは危険というほかないでしょう。
しかし単に政治や行政に携わるスペシャリストだけに頼り、無批判でいることにも警句を発したいです。
こういった面でも、「民主主義とはなにか?」を深く考えるきっかけになってしまったのです。
そんな深い議論をしていきたいと思う人にはぜひとも読んでほしい本ですね。
そして行動してほしいですね。
紙の本
「本来、民主主義はうまくいくはずがない」私もそう思う
2022/11/04 13:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「本来、民主主義はうまくいくはずがない」、意見の違う者とは容易には理解しあえない、どこかで議論を打ち切り強行採決するほかない、多数決をやるしかない。著者のいうことは全く正しい、だから野党は気楽なのだ
紙の本
さえわたる佐伯節
2017/06/09 09:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワタヤン - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずの難解な佐伯節であるが、従来の本より分かりやすい。いかに民主主義がおかしなものか、識者や学者の言うことがいかに間違っているかが分かる。
分かりにくい部分は飛ばし読みしてもいいので、著者の本を読んだことのない人は一度読んでみることを勧めたい。