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日銀と政治 暗闘の20年史
著者 鯨岡 仁
1998年日銀法改正以降、先進国初のデフレと20年間、闘ってきた日本。世界金融危機、財政再建問題、アベノミクスまで、日本を襲った危機的状況をめぐり、日銀と政治は水面下でど...
日銀と政治 暗闘の20年史
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日銀と政治 暗闘の20年史
商品説明
1998年日銀法改正以降、先進国初のデフレと20年間、闘ってきた日本。世界金融危機、財政再建問題、アベノミクスまで、日本を襲った危機的状況をめぐり、日銀と政治は水面下でどのような攻防を繰り広げてきたのか。現場の記者が克明に描く迫真の「デフレ全史」。
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紙の本
政治の力が強いが
2017/12/31 19:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治と日本銀行との関係を詳細に書いている。経済に詳しいと思われる日本銀行よりも政治の力が強い。増税延期は将来に影響を及ぼすことが懸念される。
紙の本
先進国で初めてデフレを経験した我が国の日銀とその政策について政治的な視点から再検証した良書です!
2017/12/16 09:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、2012年12月に「インフレ目標政策」と「異次元の金融緩和」に追い込まれましたが、それがどのような背景、原因の元でそのようになったのかを、徹底的に再検証した良書です。記者経験のある筆者は言います。当時の日銀は政治的に左右されることなく、純粋に景気や市場の状況から政治から独立して政策決定していたとメディアでは報道されていたようですが、それには大きな疑問をもっていたと。そこで、今一度、日銀法改正、世界金融危機、財政再建問題、アベノミクスなどを歴史的に振り返り、考察しながら、当時の日銀の政策決定は果たして正しかったのか、そこにはどのような圧力があったのか、そして、このまま金融緩和政策を続けて大丈夫なのか、などを明らかにしていきます。
紙の本
将来の戦犯探し
2018/03/28 19:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジル - この投稿者のレビュー一覧を見る
明確には書かれていないが、著者は現状の日銀による異次元緩和が近い将来、日本経済に大きな禍根を残すことを予想している。どのような過程を経て日銀の独立性が損なわれリフレ派に飲み込まれることになったのかを検証することによって、将来の戦犯探しに本書を資する意図がある。