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キャプテンサンダーボルト 下
「俺とおまえで世界を救いに行こうじゃないか」 現代を代表する人気作家ふたりが合作、その化学反応が生み出した問答無用のノンストップ・サスペンス。 世界を揺るがす秘密は蔵王に...
キャプテンサンダーボルト 下
キャプテンサンダーボルト 下 (文春文庫)
商品説明
「俺とおまえで世界を救いに行こうじゃないか」
現代を代表する人気作家ふたりが合作、その化学反応が生み出した問答無用のノンストップ・サスペンス。
世界を揺るがす秘密は蔵王に隠されている! 大陰謀に巻き込まれた小学校以来の友人コンビ。 異常に強い謎の殺し屋と警察に追われるふたり(と犬一匹)は逃げ切れるか。
女友達を助けたばかりに多額の借金を背負う羽目になった相葉の手にひょんなことから転がり込んだ「五色沼水」。それを狙う不死身の(ように見える)冷酷非情な銀髪の白人が、死体の山を築きながら彼を追ってくる。
五色沼といえ通称「御釜」と呼ばれる蔵王の火口湖、そこは戦後にパンデミックを起こしかけた「村上病」のウィルスで汚染されていて、立ち入り禁止地域になっていた。この水はいったい何なのか。すべての背後にあるのは「村上病」をめぐる秘密らしかった。
ウィルスの発生源とされる「お釜」に何があるのか? そして主演男優のスキャンダルを理由に封印された戦隊ヒーロー映画に何が映っていたのか?
相葉は逃亡の途中で中学時代の野球部の悪友・井ノ原と再会。ふたりは、太平洋戦争末期に蔵王山中に墜落した米軍機の謎を追う女性・桃沢瞳の助けも借りて謎に挑む。
だが事態を解決するためには、あの銀髪の破壊者との直接対決は避けられない―― 平凡な男ふたりが世界を救うために命をかける。その胸にあるのは少年時代の思い出。
ちりばめられた伏線が収束し、破滅へのカウントダウンが点滅する中で、白熱のクライマックスに突入する!
文庫用に本編の前日譚と後日譚となる書き下ろし掌編小説を、ボーナストラックとして収録!
解説・佐々木敦
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紙の本
ボーナストラックが見事
2017/12/12 10:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほとんど伊坂幸太郎氏の作品と思って読み終わったが、解説を読んで、阿部和重氏との共著ならでは話が、非常に興味深かった。
またボーナストラックが秀逸。
事件の後日譚を書いているが、主人公の相葉と井ノ原に焦点をあてるのではなく、バッティングセンターで練習していた少年を主軸にしているのがにくい。
爽やかな読後感を与えてくれるボーナストラックだ。
紙の本
最高〜
2017/12/03 10:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2人の合作いい。最高。初めはこの部分は伊坂さんが書いてここからは阿部さんが書いたのかなあと思いながら読んでいたが、途中からそんなことはどうでもよくなり、話しに入り込んでしまった。自分が相棒になった感覚で読んだ。こんな感覚は初めてでした。解決の仕方というか終わり方は阿部さんぽいかなと私は思いました。
紙の本
物語の筋
2018/03/19 16:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
有り得ない様な物語の設定で、読み物としては面白かったけど、なんだかなぁ・・・。
あまりにも想像も出来ないようなあらすじで、現実感が無く「物語だわな」という感想になってしまった。面白いんだけどね。
紙の本
痛快!
2023/06/28 07:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
二大作家のコラボレーションによる豪華な作品。スピーディーな展開に魅力的な登場人物、清々しい読後感の快作でした。ここ最近はミステリを読む事が多く、なんだか格式ばかり気にした読み方をしてしまっていたなとの気付きもありました。映像化にも向いてそう。