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電子書籍
日本の15大財閥
著者 著:菊地浩之
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日本の15大財閥
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日本の15大財閥 現代企業のルーツをひもとく (平凡社新書)
商品説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
三井・三菱・住友・安田など、幕末から明治初期にかけて勃興した財閥。第二次世界大戦後のGHQによる財閥解体以降、各産業界の財閥の流れを汲む主要企業がどのような合併・再編を繰り返し、現代企業を形成するまでに至ったのか。企業の足跡をたどれば、ニッポンの未来が見えてくる。
目次
- 財閥とは何か
- 三菱財閥、三菱グループ
- 住友財閥、住友グループ
- 三井財閥、三井グループ
- 安田財閥、芙蓉グループ
- 浅野財閥
- 大倉財閥
- 渋沢財閥、第一観業銀行グループ
- 古河財閥、古河グループ
- 薩州財閥(川崎造船財閥)、川崎グループ
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紙の本
日本を代表する15の財閥の成り立ちとその後の歴史を紹介した本です。
2009/06/20 21:20
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本を代表する15の財閥の成り立ちとその後の歴史を紹介した本です。
よく知られている三井・住友・三菱・鴻池などはもちろん、あまり知られてない薩州や旧鈴木などの財閥も紹介されています。しかし、現代まで残っている企業は、有名な会社ばかりです。
「あの会社がこの財閥から生まれた」という新たな発見が数多くあります。
財閥のほとんどが、江戸期から幕末の動乱期に大きく成長したものばかり。やはり動乱期には成長のチャンスがあるようです。創業者や創業家はさまざまですが、どの人もたいへん苦労して大きく育てたということは共通しています。
財閥といえば、その中核になるのが金融機関。
銀行の金融機能を中心として、企業グループが形成されていく様がよく理解できます。
ただ、銀行を持っていない財閥もいくつかあります。
そういう財閥は、他の銀行を持っている財閥に徐々に吸収され、やがて一体化するケースもあれば、個々の企業がそれぞれ違うグループに参加していくケースもあります。
特に昨今では、個別企業の考え方で動くケースが増え、それが財閥の存在意義を薄める結果になっています。
その大きな原因となっているのが、資金調達方法の多様化。
大企業にとって金融機関の存在が過去に比べ、大きなものではないということなのでしょう。
現代は財閥というものは過去のものになりつつあります。
しかし、日本のそうそうたる企業を生みだした財閥の歴史的な意義は重かったと言えます。
龍.
http://ameblo.jp/12484/