鉱物 人と文化をめぐる物語
著者 堀秀道
「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えてゐる。」(『銀河鉄道の夜』)。冒頭の「宮沢賢治はなぜ石が好きになったのか」からはじまり、ミケルアンジェロと竜安寺の関係、モーツ...
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商品説明
「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えてゐる。」(『銀河鉄道の夜』)。冒頭の「宮沢賢治はなぜ石が好きになったのか」からはじまり、ミケルアンジェロと竜安寺の関係、モーツァルトが石の名前になったわけ、吉良上野介の墓石など、鉱物の深遠にして、不思議な真実が次々と披瀝される。石に対する深い愛と学識に裏打ちされ、優しい語り口で紹介される「砂漠のバラ」、「火星の石」、「黄鉄鉱」、「ラピスラズリ」は、愛好家ならずとも思わず魅了される。「珠玉」のエッセイ。図版多数収録。
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鉱物と人と文化をめぐる色々
2019/01/16 12:30
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投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読むと、世界旅行をした気分になれるし、時空を超えた旅をした気分にもなれるし、古代史を読むヒントももらえるし、かと思えば東京国際ミネラルフェアの立ち上げの際のお話もきかせてもらえるし…で、読んでいてとにかく楽しいです。自分のような素人には、本書の内容を一度に全部消化することはできないのですが、読み直すたびに新しい発見があり、そのたびにもっと鉱物を見たいな、知りたいなという気持ちになる一冊です。