- 販売開始日: 2018/03/23
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-511134-5
リウーを待ちながら(3)
著者 朱戸アオ(著)
横走市を封鎖した後も感染拡大は止まらず、死者の数は1万人を超え尚も増え続ける。疲労困憊する医師たちに出来ることは、「敗北をよりマシな敗北に、絶望をよりマシな絶望に」するこ...
リウーを待ちながら(3)
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商品説明
横走市を封鎖した後も感染拡大は止まらず、死者の数は1万人を超え尚も増え続ける。疲労困憊する医師たちに出来ることは、「敗北をよりマシな敗北に、絶望をよりマシな絶望に」することくらいだった。そんな中、横走からの脱走を手引きする者が現れ、その脱走者リストが週刊誌にスッパ抜かれるという事態が……それは更なる悲劇へと繋がっていく。暗闇に光は射すのか? 各所で絶賛された、パンデミック物の新マスターピース完結!
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もっと沢山の人に読まれてほしい良作
2018/03/27 23:50
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペストパンデミック漫画、完結。
解決できないかもしれなくても挑み続ける。諦めながら頑張る。簡単な答えに飛びつくのではなく、地道に治療や研究を積み重ねて行く。
冷たく見られがちな医師や科学者たちの、暗闇に小さな明かりを灯すような戦いの日々を描く、良作。
被害は膨大だが、そこここに局地的な勝利も有って嬉しかった。ここから活かせることが必ず有る筈。
もっと沢山の人に読まれてほしいなあ。
ゆるキャラ横走綱太郎とカルロスが、最後まで和ませてくれました。ありがとう。
勝利なのか・・・
2022/10/05 21:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オデダンクス - この投稿者のレビュー一覧を見る
最終巻です。
伝染病に戦ってきたメンバーですが、ついに身近なところに感染者が出ます。
ちゃんとしていても、ひょんなことからの感染
良い行動をしても、感染してしまう。
哀しいことです。
乗り切ることはできるのですが、勝利と言えるのか、なんと言うのか?
人間は、病に勝ち切ることはできないのかもしれません。
日本の一つの市だけを題材にした漫画ですが、壮大なテーマに感じます
良く練られている
2020/07/05 09:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Gonta - この投稿者のレビュー一覧を見る
Covid19のパンデミックの前に発表された作品であるにもかかわらず、非常に良く練られている。マスクが売り切れたり、周りの住人から村八分にされる様子などは、既視感があった。終わり方はとても衝撃的だったが、逆に印象に残った。素晴らしい作品だと思う。
映像化希望
2018/05/07 09:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はまのなまけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年は、沖縄でのはしか感染が話題となった。すでに本土にも広がっている。というようなレビューの書き出しすら、死亡フラグの気分がただよってしまうのが感染症の爆発的流行(パンデミック)を扱ったジャンル特有の気分ではなかろうか。
日本におけるペストのパンデミックを扱った「リウーを待ちながら」は、この巻にて完結。事態は大きな犠牲を出しながらも収束するが、封じ込めに成功するこのコミックの展開すらも楽観的シナリオのように思える。
地方都市、病院、アパートと場面は限られているので、映像化にも適していそう。
読み終わったら、未見の方にはぜひインフルエンザものの映画「コンテイジョン」をお勧めしたい。
パンデミックものというよりも
2018/05/08 13:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
パンデミックものというよりはヒューマンドラマといった方がいいのかな。
なんとなく人間の怖さや汚さの方が印象に残ってしまいあまり読後感は良くなかった。