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これ、もっていき
おかあさんにおつかいを頼まれ、やおやさんでトウモロコシを買っての帰り道。「これ もっていき」と、いろいろな人に声をかけられます。畑できゅうりを渡してくれた農家のおじちゃん...
これ、もっていき
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商品説明
おかあさんにおつかいを頼まれ、やおやさんでトウモロコシを買っての帰り道。「これ もっていき」と、いろいろな人に声をかけられます。畑できゅうりを渡してくれた農家のおじちゃん。また少し行くと、庭先からトマトを渡してくれた近所のおばあちゃん。つぎに声をかけてきたのは、なんとお地蔵さま。その次は空の上から声がして……。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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書店員レビュー
「子どもの頃、おつか...
ジュンク堂書店新潟店さん
「子どもの頃、おつかいに行くと、そこのおばさんがよくお菓子を持たせてくれた」
……なんてエピソードがドラマだとか、おじいさん世代やおじさん世代の思い出話なんかで出てきそうな感じですが、
これはそんなお話の絵本です。
味のある色彩と表現力でつづられた物語は、はじめてのおつかいの帰り道。
特別番組ではないけれど、それはいつだって、どんなに近所のスーパーだって、子どもにとっては大冒険に違いなかったはず。
近所のおじさん・おばさんに会えば挨拶し、うまくいけば何かお菓子が貰えた。ついでにする寄り道だって大切でした。
そんな子どもの感覚で描かれる絵本は、どこか懐かしいけれど新鮮だと思います。
児童書担当 渡邊
紙の本
エネルギーに満ちたおおらかさが心地よい
2012/05/17 17:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙からもうかがえるように、なんともおおらかな絵本。
やおやからの帰り道、「これ、もっていき」と、はたけからおっちゃんがかおをだして、きゅうりをくれる。「これ、もっていき」とおばあちゃんは、トマトをもいでくれる。とげとげのきゅうり、まっかなトマト、どれもおいしそう!
みちばたのおじぞうさんまで、おそなえを「これ、もっていき」。
そうするうちの「これ、もっていき」と声をかけたのは、にゅううどうぐも?!
くろいあまぐもと、ざーざーふりだすあめの場面が、絵本の山場をつくる。
そして、さいごは、ともだちのゆうくんに「これ、もっていき」とわたすのは、かぶとむし。終わり方も、子どもの夏のおおらかさにあふれていて、気持ちがいい!
起承転結のある物語運び、無駄のないせりふ。そしてなにより、エネルギーに満ち溢れた迫力のある絵が魅力だ。
電子書籍
もらって嬉しいものばかり?
2023/05/23 14:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
物々交換のおはなしかと思ったら、そうではなかった。
もらって嬉しいものもあれば、いらないものもあったり(笑)。
紙の本
みんな親切
2016/08/11 17:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「とびきりふしぎでたのしいおつかいのかえりみち」とありますが、
よくよく読んでみるとファンタジー要素はお地蔵さんが喋るところぐらいで、
あとはのんびりした田舎の一日を描いたお話です。
お地蔵さんが「これ、もっていき」とまんじゅうをくれるのですが、
主人公の少年「まんじゅうなんかあついときにたべたない」と言い、
それに大してお地蔵さんも「そうやろ。ならたまには、おそなえもんも、フルーツゼリーやみずようかんにしてくれや」と返します。なかなかリアルな会話で笑えます。