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昭和の教科書と今の教科書を徹底比較!
2019/01/14 10:36
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和の教科書と今の教科書を徹底的に比較して、様々な記述の違いを明らかにした非常に面白く興味深い一冊です。中高年の私たちが使っていた昭和の教科書には、太陽系の小惑星はいくつと書かれていたでしょうか?また、ひらがなの「そ」はどうやって書いていたでしょうか?今の教科書には、私たちが学んだこととは違った記述があるのです。これは驚きです!時代とともに進化する教科書をこの目で確かめられる画期的な一冊です。
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遠足のおやつは禁止
2018/12/16 15:37
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和と今の教科書の相違点を歴史、理科・算数、社会・国語・英語、その他に分けて解説。中でも歴史は本書の3分の1を占めており、近年の歴史研究の成果が現れています。また英語教育の変貌には驚きました。中学・高校の授業は全て英語で行われ、高校では英語で発表・討論・交渉ができるレベルを目指すとの由。今の時代に生まれなくて良かったです。一方、運動会では親子で弁当を食べることはなくなり、遠足のおやつは禁止。学校給食にフランス料理やバイキングが実施されるとは、脱脂粉乳を飲んだ経験がある私としては羨ましい限りです。
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投稿者:ROVA - この投稿者のレビュー一覧を見る
土曜日が休みになる下級生が羨ましかったゆとり寸前世代です。
いやーすごい。予想以上でした。
新聞で華々しく報道されたようなこと(惑星とか古代人類とか)はともかく
そうではない部分も知らなかったことがたくさんあって驚きました。
マガリャンイスにはびっくりしましたが、インパクトあるから逆に覚えやすいかもね。
孫の世代の算数の考え方が根本的に違って困る、と職場のおばちゃんに聞きましたが
さくらんぼ算のページを見てちょっと納得しました。これは我々ついていけない。
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教科書ものなのでつまらないかもと思いましたが、結構早く読み進められました。数学のことはよく知ってますが他教科は意外と知らないことばかり。鎌倉幕府がイイクニじゃあないなんて違和感しかない。よくよく読んでみると解釈が変わったとのこと。実に興味深い。
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色々と、目に鱗な感じでした。歴史なんて、そこまで変わることはないねーって、思っていたけれど、それぞれの肖像画位ならともかく、士農工商や踏絵、綱吉に関すること、などなど、歴史から算数の足し算まで、沢山の発見があって楽しく読みました。が、逆に読みどころが多くて、じっくり読む、というよりは、要点を広く浅くサクサク読み続けるのがコツだと思います。ともあれ、歴史の漫画を子供用に買い直さないと。
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十年近く前のこと、何かのポスターを見て「あ、安藤広重の絵だ」と言ったら、高校生だった息子が「誰それ?」と言う。「え~知らんの?有名な東海道五十三次を描いた人やんか」と思いっきり教えてやる風に答えたところ、「それは歌川広重でしょ」と言うではないか。息子がすかさず取り出したスマホであっけなく勝負はついて、「安藤広重」は「かつての間違った呼び方」だったことがわかった。盤石だったハハの知的優位が揺らいだのは、これがきっかけだったような気がする(体格的・体力的には小学生時点で完敗してた)。
以来、「え!今はそう習うの?」というモロモロを知るたびに、自分が紛れもなく「古い人」になったことを思い知らされる気がする。いっそまとめてどーんと読んじゃおうとこの本を手に取ってみた。一番のオドロキは、やっぱり鎌倉幕府の年号だな。イイクニじゃなくてイイハコ(1185)作ろうなんだって。年号語呂合わせの最高傑作だと思うのになあ。
年号語呂合わせといえば、私は「大化の改新虫五匹(645)」というのがすごく好きなんだけど(意味のないのがいい)、これも645年は「乙巳の変」で、大化の改新はその後のこととなったそうだ。そうですか…。
初の世界一周をしたポルトガルの人は「マガリャンイス」(マゼランのこと)。言いにくい!テストでも間違えそう。あと、理科の実験器具からアルコールランプが消えつつあるというのも寂しいなあ。危険だというので、ボンベ式のガスコンロに変わってるんだそうな。理科室と言えば思い出す、あの独特の形と匂い。過去の遺物になってしまうのか。
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昭和の教科書と今の教科書を比較している。特に歴史においては大きく変わっている。「マゼラン」が「マガリャンイス」に変わっているのはびっくり。
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よく知られている話としては1192年ではなくなった
鎌倉幕府の設立でしょうか。
今では1185(イイハコ)らしいです。
そもそも教科書は4年に一度は内容を見直すので、
ゆとりだ詰め込みだと言われるのと並行して、
歴史などは新事実に書き換えられることは当然あります。
現在の小中高の教科書はあの頃からどう変わって
いるのか。
本当の意味で新しい常識を知ることができます。
結構驚かされる一冊です。
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「踏絵」といえば、江戸時代、キリスト教信者を見つけるために幕府が行ったもの、と思ったあなた!
古い!
は?!
どゆこと?!
踏ませる行為は「絵踏」。
踏まれるものは「踏絵」。
確かにその方が日本語として適切。
日本語は後に来る単語が名詞そのものを表し、前部分は修飾語なのだ。
例えば、バナナワニは後方にある単語がワニなので、ワニ。
ワニバナナだと、バナナと言うように。
「元寇」も漢字を頑張って覚えたものだが、意味が取りづらいと言うことで「モンゴルの襲来」へ。
ナチスの訳も「国民社会主義ドイツ労働者党」へ。(国家社会主義、じゃない!!!!)
四つの気団も揚子江気団が定義から外れ、微妙な立ち位置へ。
使っていないとはいえ、中学社会、高等学校地歴公民教員免許を持つ身としてはこのような改訂は頭に入れておきたい。
いずれ来るであろう、子供の家庭学習にも役立つかもしれないし。
常識は変わる、社会は変化する。
自分の経験ももちろん役に立つが、それだけが拠り所となってはいけない。
勉強は生涯にわたるもの、それを実感できる驚きに満ちた読書体験だった。
(それと自分が歳をとったと言うことも)
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歴史が苦手で元々の知識がうっすい自分でも「え、これも今は違うの!?」と驚くネタが多く衝撃的でした。
仁徳天皇陵、聖徳太子、イイクニ作ろう鎌倉幕府…
これでまた歴史の苦手意識が強まりそう(´・ω・)
歴史以外も驚くことはちょこちょこあったけど、めっちゃビックリしたのは平仮名の『そ』の書き方!
以前、カタカナの『ヲ』の書き順を間違ってたことにショックを受けてたけど、『そ』は今は画数すら違うのかぁ
その昔、帯分数の読み方(「か」・「と」)の違いで親に「そんな言い方しないよーおかしいよー」とドヤドヤしてた自分を「時代とともにいろいろ変化するんだよ!」と叱ってやりたい。
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小・中・高校それぞれに子どもがいて今の教科書を実際に手にし、日本史に目覚めて以来、新聞等で歴史上の新発見の記事を切り抜きしている私。
日本初の貨幣は「和同開珎」ではなく「富本銭」とか
「仁徳天皇陵」が被葬者が明らかでないことから「大仙陵古墳」は存じておりました。
が、それでも「そうなん!?」と思うページが沢山!
◆645年は、大化の改新ではなく乙巳(いっし)の変。
646年に即位した孝徳天皇が改新の詔を発布した時を
大化の改新ととらえる。
◆江戸時代の士農工商の身分制度は実はなかった
◆田沼意次は積極的な経済活動を促した人
なるほど、『新事実の発見や物的証拠の出現などがあれば、ゆらぐはずのなかった学説があっけなく覆されることもあります』。
歴史以外の新常識も多々あり、教科書は変化し続けている。となると、私の脳ミソも日々「アップデート」し続けなければ・・と思うのでした。
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小中学生、高校生をお持ちの保護者の方、教科書配布及び購入後にぜひとも一読されることをお勧めします。昭和世代が習ったものと違うの多すぎないかい?(笑)足利尊氏やなかったんかーい、源頼朝やなかったんかーい。ザビエル違ったんかーい、トンスラやなかったんかーい。ツッコミどころ多すぎですよ。この本に書かれてること以上に変わったとこあるんでしょうね。
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イイクニ作ろう鎌倉幕府と覚えたのは自分の子供の頃。今の子供が学校で習っている教科書では違っている。少しは知っていたけど、他にもあるんだろうと思って読んでみた。知っていることももちろんあったが、それ以上に知らないことがいっぱい。へーと思うことが多かった。
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小中学校の頃の教科書が、いかに変わったかと解説した一冊。
自分たちが習った数十年前と比べて随分変わってることを理解した。
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新しい発見 学説により 4年ごとに見直され
教科書の常識が変わるのは
結構普通のことなんですね
教科書以外にも 今の学校の常識ものっていて
色々 分かって面白い本です