異端の時代-正統のかたちを求めて
著者 森本あんり著
世界に蔓延するポピュリズム.はたしてそれは民主主義の異端なのか? 古代中世の神学史,丸山眞男らの議論を手がかりに,宗教・政治・文化に通底する「異端発生のメカニズム」を解き...
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商品説明
世界に蔓延するポピュリズム.はたしてそれは民主主義の異端なのか? 古代中世の神学史,丸山眞男らの議論を手がかりに,宗教・政治・文化に通底する「異端発生のメカニズム」を解き明かし,混迷する時代の深層に迫る.著者が十年来抱えたテーマがここに結実,「異端好みの日本人」に,現代の「正統」の所在を問いかける――
目次
- 目 次
- 序 章 正統の腐蝕──現代世界に共通の問いかけ
- 1 変質する政党政治
- 2 反知性主義の行方
- 第一章 「異端好み」の日本人──丸山眞男を読む
- 1 「L正統」と「O正統」
- 2 異なる価値秩序の併存
- 3 日本的な「片隅異端」
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聖書の読み方
2018/11/09 10:59
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
宗教の本質とは何かということを、世界に蔓延する宗教なき時代に興隆する代替宗教の一態様としてのポピュリズムの現代を試考した書。宗教の土着化から生じた屈折した愛国心だけでよいのかと再考しよう。