紙の本
今、注目のメルカリについてその真実に迫ります!
2018/12/22 15:14
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、今、注目のメルカリについて、その真実に迫った書です。後発でありながら、なぜ、メルカリはほんの短期間で3000憶円もの巨大市場を築き上げることができたのか。その陰には、人に言えない苦難と苦労の茨道があったようです。現在、急成長して起業家を虜にしているメルカリの真の姿を追った画期的な書です。
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メルカリ創業から上場までの5年間を描く一冊
2020/11/30 22:53
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投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本有数のスタートアップで時価総額1千億円を超えるユニコーンといわれたメルカリが創業してから、東証への新規上場とアメリカ市場での挑戦までを描く一冊。現在のスタートアップ企業らしく、前までの世代と比べると、びっくりするような泥臭さがなく、むしろ、優秀な人材のオールスター企業のような印象を受ける。メルカリの展開として本当に面白いのは、本書以降、すなわち、2019年以降の金融事業への挑戦やアメリカ市場lでの悪戦苦闘なので、続編希望ですね。
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
フリマ業界の巨人ともいうべきメルカリ(=ラテン語で「市場(マーケット)」のこと。本書で知りました)が、いかにして誕生し、かくも成長したのか?非常に興味があって読んでみましたが、いま一つ明解な回答になっていないような感じでした。残念。
なお、冒頭にメルカリのアイコンの変遷が載っていますが、むしろ最近のものの方が初期型のように見えます。全般に、デザインはシンプル化の方向にあるのでしょうか?
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メルカリのチーム組成並びにサービスがどう拡散されていったかを記述した本。
スタートアップ界隈の人読んだほうがいいよね....
個人的に好きなのは、広告費月5000万ずつ突っ込んできたいから高バリュエーションで高額調達する所。そりゃやりたいけど、それ通しちゃう胆力凄い。
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・山田には質問魔のようなところがある。少しでも理解できないと質問攻めにし、納得できるまで諦めない。一方山田とはバックグラウンドの異なる宮上は「なぜそんなこともわからないのか」と思う。こうした場面は一年近く永遠と展開された。だが、ある時から宮上は不思議な感覚にとらわれるようになった。「脳みそが一緒になったのではないか」。山田が考えていることが手に取るようにわかったのだ。
・「しまむら理論」小さな子どもを持つ地方に住む主婦が意識せずに使える。格好良さより庶民性や親しみやすさを優先。どことなく雑然とした印象を与える。
・ライバルではなくユーザーに向き合う
・小泉が12億円の調達に強いこだわりをみせたのは、ミクシィとの関わりを通じて得た体験があったからだ。ミクシィは日本のSNSの代表格となったが、実はこの分野で先行していたのはグリーだった。後発のミクシィは追撃に向け、一足早く安定的な成長軌道に乗っていた求人サイト運営事業からの収益を、集中的に投下した。プロダクトの力はさることながら、資金力の差で勝ったー。こう痛感した。ミクシィの経験を応用すれば後発のメルカリも先頭に立つことが可能だが、ライバルに先を越されたら二度と浮上することはできなくなる。勝者総取りがインターネットの掟だ。
・ミクシィはプロダクトが強い会社で、その成長が組織をけん引していた。自然と組織がまとまるので楽と言えば楽だが、逆にプロダクト任せになって人や組織に向き合いきれていなかった。だからこそ求心力を高め、維持するための支柱としてミッションとバリューをまず決めておきたかった。
・濱田は山田の仕事ぶりを見ていて不思議に思うことがあった。とにかく細かいことを含めて様々なことに気付くのだ。「なんで色々と気づくのですか?」と尋ねると「だって僕基本的にやることないから」「濱ちゃんも早く暇になることで、色々と気づくようになるよ」。経営者が幹部に暇になれというのはおかしな話の様に聞こえるが、濱田は素直に「確かに」と思った。
・創業者が心から反省するのであれば、会社は個人を上回る存在になれるのではないか
・起業はひとりの天才ではできない
まず、読み物として面白かった。文章構成や登場人物1人ずつの大学時代までさかのぼった話など、小説を読んでいるようにも感じた。
会社を創るにあたって、一番大事なことは本当に「ヒト」だなと改めて実感。運命やめぐり合わせ、引き寄せが働いて、資金調達や顧客サポートなどそれぞれの道を究めて来た人達がジョインしていく姿は、奇跡のように感じる部分もあった。その点山田さんはヒト集めのプロとも言えそう。
経験に基づく戦略的な資金調達、アプリをどうCMと接続していくのか、競合であったフリルの創業話など、なるほど、という内容もあり。
ワクワクしながら一気に読んでしまった。
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日本に新しいスタンダードを根付かせたと言っても差し支えないメルカリの5年間をギュッと凝縮した企業ヒストリー。
日経BPの編集委員の方が著者ですが、過去の記事や情報を細かく拾って、傍で見ていたかのような描写で面白く読みやすい内容になっています。
詳しいレビューはブログにて。
http://lifeshiftdiary.com/2018/11/25/mercari/
この本も買ってすぐ読み終わったのでメルカリで売ります。
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コウゾウ設立直後の飲み会や、304をチラ見したらピリピリした空気過ぎて話しかけずにそっと扉を閉めたことや、アプリリリースの時のawabarなどを思い出した。僕も頑張らねばと思った。
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馴染みのある創業者の自伝とは対照的に、第三者視点でドキュメンタリー的にまとめ上げられるというのは新鮮。そしてドラマと登場人物に事欠かない歩みが5年間の凄まじさを物語っており、圧倒される。創業者の仕事の一つとして採用、キーパーソンを増やしていけるか、ともよく言われるが、その重大性がよく読み取れる内容です。
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希代のスタートアップ、メルカリの創業からの5年間を時系列的にまとめた本。アマゾンのレビューにも合った通り、登場人物が多くあまり焦点の定まらない本ではあったが、メルカリの創業から2018年10月に至るまでの主な出来事を網羅的に知ることは出来たので、興味を持って読むことができた。
あまり深いと思えるような考察はなかったが、メルカリについてこれほどの情報量がある本は今のところ他にはないので、読む価値はあったと思う。
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メルカリの創業から上場までの5年間を追ったノンフィクション。急成長の秘密を分析しているわけではないが物語として純粋に面白かった。登場人物は全員雲の上の存在ばかりだったけどwそういう人が集まってくるというのもまた一つの力なんだろうな。ライバルであるフリル側の視点が入っているのもストーリーを立体的にさせている。5年ないしは10年後に続編を読みたい。
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書き方がへたなのか、実際にそんなもんなのか、ドラマチックに欠ける感は否めない。大変なことはいろいろあっただろうけど、それでもやっぱり、ハードシングスはかなり少ないほうなのでは。
FBとかサイバーみたいなのが、読み物としては面白い。
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経済本でもない、啓発本でもない、起業の苦闘を描いているつもりなんだろうが、全くささらない。メルカリ経営陣がどうこうではなく、本自体が単純につまらない。読む価値なし。
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数少ないユニコーンのスタートからの経験談をここまで読めるのはとても貴重。ミッション、マーケティング、海外採用などとても参考になったがやはりスピード感や成功に必要なスターの数思ったより多かった。とても参考になった。
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ベンチャー不毛の地ともいわれた日本で、メルカリは設立5年でユニコーン(企業評価額が10億ドル以上)となった。アプリのダウンロード数は7100万を超え、フリマアプリという新しい市場を築いた。実はメルカリは、フリマアプリでは後発だった。
このミラクルともいえる成功の謎に本書が応えられているかといえば、かなり消化不良です・・というより、開示できない成功の秘訣こそメルカリの成功ノウハウである可能性が高く、後続の類似企業にわざわざ塩を送る必要もないという点を了解した上で本書を読むことをお勧めします。
著者の奥平氏は経済新聞出身だからか、事実を淡々と述べて文章力もあるのですが、小説仕立てのドキュメンタリーには不向きな人選だったような気がします。
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ノンフィクションなので、事実として知る意味では興味が湧いたのだけれども、少し内容が浅い。
CEOの山田さんが執筆、もしくは相当までに山田さんと親交の深かった人がその想いを紡ぐ感じで執筆していたら、もっとリアル感のある面白さだったのではないだろうか。
面白かったのはライバルだったフリルの立ち上げの時の記載。それと同じくらいのポイントを、メルカリについても諸処のフェーズで描いて欲しかったなぁ。