紙の本
「幸せ」に行き着く
2021/01/29 12:05
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投稿者:菫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ、「すべてを手に入れている」ように見える世界の億万長者やセレブリティが、わざわざこの授業を求めてインドに来るのか?
--読後に残る「ああ、『幸せ』って、こういう心の状態なんだ」という感覚が、その答えを物語っているように思えます。
出版当時とコロナ禍の今とは事情の違うところもあるとは思いますが、日常に落ち着かなさを感じている今だからこそお勧めしたい本です。
後半は瞑想と内観を日常的に実践する手引きとして。前半のエピソードを読みながら、受講者の言動に自分自身を重ね、これまで自分を苦しめていた思い込みに気づかされる瞬間がありました。これまで心身をこわばらせていた緊張感がスッと抜けるような心地よさ。
その体験と、瞑想の習慣が私の中に残っています。
電子書籍
面白かった
2020/04/30 21:40
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投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
苦悩の状態にいるとき、人はもれなくアイコンシャスの状態になっている。アイコンシャスとは自分が意識の中心にある状態で、ほとんどの人は常にアイコンシャス。自分を客観的に見つめることができる人は少ない。また、一度生まれたネガティブな気持ちは、事あるごとに、形を変えて心に浮かんでくる。根本的に解決しない限り、心の霧は晴れない。解決するためには、ネガティブな気持ちになったときに自分の気持ちを(セリフ調でいいので)15個ほど書き出してみる。後の方に出てきたものほど本心に近い
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常に仕事に追われている、周りから評価されているが満足できない、そんな人の悩みや焦りをうまく落ち着かせてくれるとても良い本。
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過去や未来に意識がいっている割合が多いほど、幸福観も減少する。
苦悩の本質は無意識に抱いている「理想像」
人は起きた出来事のせいで苦悩に陥っているのではない。
起きた出来事は単なる引き金。
○○しなければならない。自分はこういう人であるべき。
→そのギャップが苦悩となる
■美しい心を取り戻す4つのステップ
1.気づく・・自分が苦悩の状態にあることを気付く
2.観察する・・頭の中をめぐっている心の声を見つけていく
→心の声、15個出してみる
例)
サイテー
友達だと思ってたのに!
何で誘ってくれないの? など
3.苦悩の正体を知る・・しがみついている理想像を特定する
→2で出した心の声のうち、何パーセントが自分中心の意識で生まれたか確認
例)何で誘ってくれないの?→自分を中心にして相手の非を責めている
友達だと思ってたのに!→自分を中心にして「自分はそう思ってた」と共感を求めている
4.正しい行動を考える・・自分や相手にとってふさわしい行動をとる
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要点
・苦悩を無くすには、心を苦悩の状態から美しい状態に戻す
・苦悩の心の状態=
①自分中心でしか考えられていない状態。
②意識が過去や未来ばかりに向かっている状態で今を生きていない状態。
・美しい心の状態=無行動ではなく、むしろ目の前で起きている問題に対してすべきことが直感的に浮かび、迷わず判断できている状態。
・苦悩の心の状態は無意識のうちに抱いている自分の理想像。
美しい心を取り戻す4つのステップ
①気付く…自分の心の状態が苦悩の状態である事に気づく
②観察する…頭の中を巡っている心の声を見つけて行く
→心の声を最低15個以上あげる(セリフのようにする)
③苦悩の正体を知る…自分中心の思考に気が付き、自分がしがみついている理想像を特定する。
→心の声が自分中心の意識から生まれたものであることを確認し、自分がしがみついていた理想像を見つける
④自分や相手にとってふさわしい行動を行動する
→正しい行動を選択する。理想像を一時的に手放すことが大切。何もしないと決めることも正しい行動になり得る。
・全ての理想像は過去の経験から作られていて、理想像は2〜3こ出てくる場合もある
→その正体に気づけば苦悩は消える(理想像を見つけた時に府に落ちない場合は自分が本当にしがみついている理想像ではない可能性が高い。
・本物の自信は理想像への執着を手放したとき自然に手に入る
・重要なのは時間の総量ではなく、心を今に置くこと
→今に意識をおくには美しい心の状態を保つことを徹底すること(4つのステップをおこなう。)
・人に言われてイラっとする事に理想像を見つけるヒントがある
アクションプラン
マルビアメディテーションをする。
①目を閉じて鼻からゆっくり息を吸いゆっくりはく。(10回)
②もう一度深い深呼吸を10回繰り返す(はく時は前に状態を傾け、吸う時は状態を後ろに引く)
③あえいおうの呼吸(息を吐き切りながら2セット)
④元の呼吸にもどし、目を閉じたまま目の前の空間に意識を集中させる。
⑤心の状態を確認。美しい心の状態にある時は自然と、感謝、充実感、喜び平穏を感じるのでそれをしっかり味わい、今日も1日美しい心の状態で生活しようと決意し、メディテーションを終える。
※ネガティブな感情、イメージが出てもそれを消さない
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相手がどうこう、環境がどうこうなのではない。心に起きるすべてのことは自分の問題である。他人をどうするかではなく、自分のあり方に目を向けること
①自分が苦悩の状態であると気づき、
②深層意識にある心の声にしっかりと耳を傾け、
③悩みの本当の正体を特定し、
④美しい心の状態で、正しい行動を選択
[美しい心を取り戻す4つのステップ]
1 気づく……自分の心の状態が「苦悩の状態」であることに気づく
2 観察する……頭の中をめぐっている心の声を見つけていく
3 苦悩の正体を知る……自分中心の思考に気がつき、 自分がしがみついている理想像を特定する
4 正しい行動を考える……自分や相手にとってふさわしい行動を選択
心の声は「見つけ切る」ことが重要
理想像への(無意識の)執着こそが、「苦悩の本当の正体」なのです。 最大の問題は、「無意識のうちにしがみついている」ことです。
◆理想像が特定できた瞬間、心は美しい状態に戻る ところが、自分の心の奥底に向き合い、潜在意識の中にある理想像を特定できると、どうなるでしょうか? まるでそれまで苦悩していたのがウソだったかのように、すぐさま苦しみから解放されるのです
人に言われて「イラッ」とすることに理想像を見つけるヒントがある
なぜ幸福感や満足感が得られないのかというと、「今を生きていないから」です。生きている時間のほとんどを未来に費やしているので、今を生きている時間が少ないのです。
たとえば会社の上司から、「君は本当に仕事ができない人だね」などと嫌味を言われたとします。 そのとき、どう感じるでしょうか? プライドが傷つけられ、イライラや戸惑い、不信感などを感じ、「この人とは付き合いたくない」「なるべく関わらないようにしよう」と、上司と距離をつくるようになるかもしれません。 しかしながら、物理的に距離を置いたとしても、上司の言葉から生まれたネガティブな感情はおさまりません。 なぜならば、 一度生まれたネガティブな感情は、根本的な問題が解消されない限りは、自分の心の隅に押し込められ、ことあるごとに形を変えて表面化するからです。 最初は単なる驚きや怒りだったものが、そのうち相手や状況が変わらないことに悲しみや無力感を覚え、「あきらめるしかない」という絶望感や「自分は無価値である」といった心境になっていきます。 消化しきれない感情は心の中に押し込められ、イライラ→怒り→悲しみ→無力感→絶望感と変化をしながら蓄積されていくのです。 そのため、上司に嫌味を言われたときのように、自分の価値を否定されるような場面に出くわしたときには、上司の言葉を思い出して傷ついたり、仕事に嫌気が差してきたり、「もうどうでもいい」と投げやりな心境になることもあります。そうなると、自分の行動、言葉、習慣にも悪影響を及ぼしてくるのです。たとえば短いスパンで転職を繰り返している人など、環境を変えても、付き合う人を変えても、なぜかいつも同じようなことになってしまう……というケースがあります。 生まれ持った性質という見方もできますが、大本をたどると、心のあり方が引き金になっている場合も多いのです。どれだけ環境を変えても、「根本の問題」が解消されていないために、 思考のパターンや行動は変わりません。そのため、いつも同じような(不本意な)結果を招いてしまい、(略)重要なのは、このような反応を無意識のうちにしてしまうとき、 嫌味を言われた自分も「自分中心の意識状態(アイコンシャス)」になっており、自分中心のものの見方をしている ということです。 つまり、「そんなことを言われるなんて(自分としては)心外である」 「(自分のほうが)相手より上である」 といった自意識や、 「相手を何としてでも負かしたい(自分の勝ちである)」 「(自分のことを)認めてほしい」 といった競争意識は、すべてアイコンシャスの苦悩の状態から生まれるものなのです。
一方、苦悩の状態を抜け出し、「美しい心」を取り戻したとき、人は「ワンコンシャス(One Conscious)」の意識状態になります。 「ワン」とは「1つ」。つまり、自分もまわりも大差などなく(本質的には上下関係などなく)、世の中はすべてが関わり合い、支え合い、つながっている、自分はすべての中の一部分に過ぎないのだという意識状態です。 この状態にいると、 人は自我に執着し過ぎることなく、理性的なバランスを保った状態で自分の行動を選択できます。 多少ネガティブなことを言われたくらいでは傷ついたりすることなく、相手の批判や非難をするわけでもなく、自分にとっても、相手にとってもよい行動ができるのです
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■読んだ後の状態
・今までに読んだ心理学に関する本の中で最も府に落ちた一冊。
・言葉にできなかったもやもやとした悩みを言語化され、向き合うことができた。
・25年生きてきて醸成された思考の定義を一度分解し、新しい環境に適合する形に再構築するプロセスが、この本を通して完了した。
■読む前の準備
・昔のことを考えたり、起きてもいない先のことを考えてしまったり、日々の心の雑音を取り除いたらだいぶエネルギーを節約できるのではないかと考え手にとった。
・この手の心理学関係の本はいくらでもあるが、表紙のエメラルドグリーンの色が綺麗だったのと、億万長者というこれまで数々の困難を乗り超えてきたであろう人たちが直面する課題を、いつか自分もそうした曲面にで会いたいと思った。
■エッセンス
・「美しい心の状態でのみ決断を下す」ことです。不安や恐れの気持ちがどこかにあると、いい結果が出ない」
・「自分という存在をまるごと受け入れ、「私は私のままでいい」と肯定している状態が、本当の自信なのです。」
・「人からどう見られるかに気を取られて失敗を恐れるあまり、本来自分が達成したいことができていない。それがいかにバカバカしいことであるか気づき、理想像を手放していくことです。」
・「思い描いている理想像や、こんな人になりたいという願望に対して現実が追いついていないとき(ギャップが生まれたとき)、苦悩が生まれるのです。そして、この理想像への執着が強ければ強いほど、悩みは深くなっていきます。」
・「私たちの苦悩を生み出しているのはすべて、心の内に抱いている「自分はこういう人であるべき」「自分はこういう人であらねばならない」という理想像(願望)です。」
・悩みが出てきたら、まずはその悩みの原因と、なぜそれに悩んでいるかに向き合うこと。ほとんどの場合、自分の理想とのギャップが原因で、それが分かるとなんだかバカらしくなってもう悩みではなくなる。
■アウトプット・今後のアクション
・決めごとをする際、もの買う決断をする時も、クリアな心の状態の時ほど直感が研ぎ済まされているのは過去の経験からもアグリー。教訓は、少しでも迷いや邪念がある際には大事な決断をしない。
・感情は自分が設定した、あるいは他者から提供された「基準(=理想)」との「ギャップ」から生じるもの。高みを目指すのはいいが、基準は自分で決め、常に理想を超えている状態でいることが、ギャップをなくすことに繋がる。
・「こだわる」ことは、基準=理想を超えようとする行為。特に仕事において、自分がこだわるかこだわらないかで結果が左右されることはほとんどない。家電とか、長期的にその価値が私生活に影響を及ぼすものはこだわる。でも、自分に責任がないことは、「こだわらないことにこだわる」こと。
・怒ったり不安がよぎった際に自らに問いかけるワンフレーズ「完璧な自分になろうとしてるんじゃないか?」
理想像を手放した時に訪れる。
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「世界中の億万長者」がという謳い文句に惹かれてというのもあるけれど,最近とある知り合いとなぜか折り合いがつかなくて困っていたところで読んだ。
自分にとって正しい選択は「美しい状態」である必要があるという。本書はその「美しい状態」がどういう状況なのか,その状況になるためにはどうすればいいのか,それを教えてくれる。しかも,補足するyoutubeの動画も3本公開されている。
本書の内容はなんとなくそう思っていたことがしっかりと言ってくれていて,腑に落ちた。彼の理想像が膨らみすぎて,しかもそれを自分に押し付けてきているのを感じる。また,同時に,彼の言っている言葉を受けて,「できる大人でありたい」という自分の理想像に気づいた。
あわせて恋愛で上手くいっていない部分があるんだけれど,それも「イケてる自分でありたい」という理想像が膨らみすぎて,肝心の現在に気を回せていないからなのかもしれない。
忘れるとすぐに元に戻ってしまいそうなので,ちょっと本書の内容に立ち戻れるようにしたい。
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本に登場した苦悩の状態にある人がまるで自分のようだった。理想と現実のギャップに苦しみ負のループ。今の自分を肯定するのは簡単なことではないけど、この本に書いてあったことを実践して美しい心を持つ人になりたい。
○しがみついている理想像を探すためのヒント
○心を整える習慣をつくるマルビアメディテーション
この2つはすぐに生活に取り入れる
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ネガティブな感情もたない
自分を知る アイコンシャス
美しい状態 成功者はインドに行く
メディテーションする
パラパラに近い感じで読んでみました
アウトプット少な!(笑)
#瞬読アウトプット
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美しい心の状態を意識して維持していきたいと思った。
また、苦悩の状態にならないよう、無理な理想像を自分に押し付けるのはやめようと思った。
毎日瞑想する。
美しい心を取り戻す4つのステップ
1. 気づく: 自分の心の状態が「苦悩の状態」であることに気づく
2. 観察する: 頭の中をめぐっている心の声を見つけていく
3. 苦悩の正体を知る: 自分中心の思考に気がつき、自分がしがみついている理想像を特定する
4. 正しい行動を考える: 自分や相手にとってふさわしい行動を選択する
印象に残った言葉
起きた出来事が人の苦悩を作っているのではなく、本人が執着している理想像が、苦悩を作り出しているのです。
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自分とは何か。国籍・仕事・過去の出来事・思考・感情が自分になっている人はそれらをずっと持ち続け習慣化したことで自分になっている。そうではなく自分とは「意識」であるという。自分の思いだけを中心とするとそれはあらゆる出来事を苦悩に変える。そうではなく自分の「理想の姿(見つけるのは意外と大変そうだ)」に気づき手放そう。自分の幸福度が低い理由が過去未来にばかり思いをはせ、今その時を楽しめていないことであるとずばり指摘してあった。それでは仕事もしているつもりになり、子供との時間も楽しめない。美しい心の状態を保つこと。
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自分自身を苦しめている無意識に作り出した理想像を探すことで悩みは解決する。そうなんだろうか。肯定するにも否定するのも困難な内容だと思った。
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言っていることはわかるが、心を美しい状態にするというセミナーに世界中の億万長者が集まっているというのが実感できない。
心が美しい状態だから億万長者になれたのであって、この本で書かれているような人を妬み、蔑み、常に心配や不安から離れられない人が億万長者になれるとは思えない。
書かれている内容は悪くないけど読むほどに違和感を感じる本でした。
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★★★
今月8冊目
やたらと評価高く。
自己啓発だが、んー、ピンとこない。
自分は自分であれって。何もこうあるべきとかバリアとか全くないんだよなこだわりもプライドも無いし。