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菫さんのレビュー一覧

投稿者:菫

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本

「サバイバル」の本当の意味を知る

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「特性を活かせ」とは言葉では言うものの、「発達障害」の枠組みに基づいて取り扱いを論じるような既存のマニュアル本にずっと違和感があったのですが、本書のライフハックがスッと自分に入ってくるのはなぜだろうかと思いながら読んでいました。巻末で語られている「本当のあなたを『ハックするな』」「『あなた自身』が変わる必要はない」にその答えがあるように思います。
身近な失敗談を、ときにユーモアを交えて語るからこそ説得力を増す借金玉さんの文章が好きです。親しみやすい語り口でありながら、そのときどきに、「あたりまえ」に適応できない己の性質を嘆き、自滅してしまった仲間も何人も見てきて、自分自身も苦しい時期を乗り越えてきたからこその、「生き延びろ!」という力強いメッセージを感じます。

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紙の本

瞑想するように暮らすことの心地よさ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「繊細さん」として幸せに生きるヒントを得るつもりでこの本を手に取りましたが、読み進めていくプロセスそのものが過去の自分と向き合うセラピーになりました。

「繊細さん」にとって深く考える時間の大切さや、そこで生み出されることについての「ひとりでありながら、自分のペースで世界や人類とつながる」という意味づけが素敵だと思いました。「速さを求めすぎている社会」に合わせようとして「自分が感じたこと=自分にとって本当のこと」に向き合えないままでいることが、知らず知らずのうちにストレスになっているのだなと。本当の自分を取り戻し、深いところで世界とつながれるからこそ、ひとりの時間をもっと大事に、もっと贅沢に過ごそうと思えてきます。

自分がHSPかそうでないのか、という分類にかかわらず、自分自身の感覚にもっと耳を傾け、日々瞑想するように生きるライフスタイルに興味を持っているすべての方にお勧めしたい本です。

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紙の本

それでも翻訳家になる、あなたへ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

著者の翻訳人生のジェットコースターに相乗りするかのように一気に読みました。
翻訳者や彼らの担うテクストのクオリティーに敬意を払わない出版社に編集者(なぜ偉い先生を「監修者」にした本がこれほど多いのか、事情を知って愕然としました)。そのやり方の汚さ、往生際の悪さに幻滅し続けながらも堂々と戦い続けた宮崎さん。
その闘争には時に胸のすく思いがし、やがて燃え尽きてしまった心境にも大いに共感を覚えます。
私もフリーランスだからでしょうか、他人事とは思えないのです。
出版翻訳家としての「職業的な死」を迎えるまでのドキュメントとして書かれた本書。それでも(それだからこそ)、業界の闇に絶望し退きながら、レジスタンスを止めない著者の姿勢が震えるほど伝わってきます。「誠実な出版社からの依頼であれば引き受けたい」というのは著者本人の率直なスタンスであり、業界への痛烈な皮肉なのですよね。
本書に綴られた闘争の過程で、宮崎さんは繰り返し「これは私一人だけの問題ではない」と言われています。自分が我慢して出版社の理不尽な要求を受け入れてしまうと、彼らは翻訳家が折れてくれるものだと「学習」してしまい、やがて一人の力では変えがたい出版業界の悪しき慣習が形成されてしまう。
これは、私たち一人ひとりの戦いでもあるんです。だからこそ翻訳家を志す人、フリーランスでお仕事されている人に全力でお勧めしたい本。

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紙の本

やばい=「思わず声に出して話したくなる」日本史の本です。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読んだ後は、早速家族や友達に「すごくて、やばい」歴史上の人物について話したくなるはず。大人の私ですらそうなのですから(織田信長と伊達政宗と夏目漱石のページがとても好きです)、子どもたちにとっては、これまで「わけがわからないから暗記するしかない用語」であった歴史上の固有名詞が全く違うものに見えてくると思います。
読んでいると人物が活き活きと、親しみのある存在になり、それはまるで知っている人の意外な一面をネタにしたくなる感覚のよう。この楽しみがあるかないかで、歴史の面白みは大きく違ってくるでしょうね。
本郷先生の生きた歴史観を柱に、文章・マンガともにリアリティのあるストーリーテリング、脳裏に鮮烈な印象を残すイラストも素晴らしいです。

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紙の本

「幸せ」に行き着く

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

なぜ、「すべてを手に入れている」ように見える世界の億万長者やセレブリティが、わざわざこの授業を求めてインドに来るのか?
--読後に残る「ああ、『幸せ』って、こういう心の状態なんだ」という感覚が、その答えを物語っているように思えます。

出版当時とコロナ禍の今とは事情の違うところもあるとは思いますが、日常に落ち着かなさを感じている今だからこそお勧めしたい本です。

後半は瞑想と内観を日常的に実践する手引きとして。前半のエピソードを読みながら、受講者の言動に自分自身を重ね、これまで自分を苦しめていた思い込みに気づかされる瞬間がありました。これまで心身をこわばらせていた緊張感がスッと抜けるような心地よさ。
その体験と、瞑想の習慣が私の中に残っています。

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紙の本

「視る」感覚が変わってきます

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

日常的に眼鏡やコンタクトレンズを使用していると疲労感があり、仕事時間以外は裸眼で生活するようになりました。そのほうがかえって身体にとってはよかったのだと、本書を読んで改めて納得。視覚と身体がつながっているのだと意識してから、日常生活の身体感覚が変わってきたように思います。姿勢もよくなってきたような。
直接ワークショップで指導を受けたわけではないので、読了後も自分が「意識的奥行き知覚」や「パノラマ視」をしようとしながらできているのかは相変わらず不明確なままですが (笑)。いつかは受けてみたいですね。

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