ヴァンパイアと子守り恋夜行

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：フー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

何十年間もすれ違い状態ながら同居は続けている吸血鬼の二人。本心を聞けないままでいたところに、ちびっこ達が助けを求めて来て、一緒に浪漫避行に出発したら、久しぶりにちゃんと話しができて・・・
不老な吸血鬼の苦悩と切なさがあり、子供達の可愛らしさと健気さもあり、ウルっとさせられるところもあります。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：M　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

吸血鬼受けと、受けが吸血鬼にした攻め。
2人は不老不死なので、
この前の話感覚で出てくる話題が大昔だったりするのが面白かった。
そして2人の仲違い期間も長くてつらい。
攻めがまだ人間だった頃の二人の話もキュンとして、切なくて好き。
ちびっ子の兄弟愛にも涙。
泣き虫な受けも可愛かった。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：はちみつ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

めっちゃ良かった！最初からグイグイ引き込まれました。個人的にファンタジーすぎるのは苦手なんですが、こちらは現代日本が舞台で、主人公は新宿に住んで不動産で収入を得ている商売上手な美人吸血鬼です。吸血鬼も世間的に認知されていて、『一般社団法人日本夜行性者互助協会』なんてあったり、税金を納めていたりします（笑）
主人公の夜壱と、彼が吸血鬼にした下僕の闇弐は、90年前に出会い、恋人同士になって蜜月時代を過ごすものの、その後すれ違ったまま40年セックスレス。その出会いから恋人になるまでも素敵できゅんきゅんするし、その後のすれ違いには本当に切なくなります。
でもそんな時、訳ありの子供たちがやってきます。黒ずくめのマッチョな男たちから守りつつ、子供達の母親のいる高知を目指す旅路で、やがてお互いの誤解が解ける…というストーリーです。
本当に途中まで切なくて…。
でも最後はみんなハッピーで良かった！
子供たちが可愛いし、親子の再会シーンや、過去の回想シーン、2人がまた愛を再確認したシーンなど、何度もうるっとなりました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：藤間紫苑　Fujima Shion　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

吸血鬼下僕×吸血鬼主。
何十年にも渡る愛のすれ違い。
そこに現れるちびっ子二人との逃避行。
永遠の命を持っている恋人同士の吸血鬼が不仲になるとこうなる！というある種、恐ろしい話でした。
すれ違いの書かれ方がとても良かったです。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：nandakanaa　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

今作品の吸血鬼は血は吸わず精気だけ吸い取り、そして始祖に違い血の濃い吸血鬼は吸血鬼同士で精気のやり取りが出来る設定。なので、長生き妖怪夫婦の出会いから倦怠期を超えラブラブ度復活まで、のお話しです。倦怠期克服のきっかけにケモミミちびっ子が登場します。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：冬みかん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

すれ違いまくった二人と謎の子供たちの逃避行のお話。BLの部分より子供たちとのやり取りや再会シーンにほろりと来ました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かった。吸血鬼の下僕の闇弐 ×主の夜壱。とっても長い期間のすれ違いもの。誤解から拗れていく様子が切なくて泣けた。ちゃんと二人が仲直りできてよかった。ちびっこ人狼兄弟に癒された。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：みかん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作者様の作品にはまり一気買いしてしまいました。すれ違いや思い込みがすごく好みで…長く一緒にいるほど相手の事が分からなくなってしまうんですかね。良かったです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

一言で言えば、
壮大な倦怠期のすれ違いの話かな。
（吸血鬼なので時間スパンが我々とは違う）
最後はきちんと話せて元サヤというか
愛を確認しあうという。
そこに癒やしとも言うべきちびっ子たちが登場
たいていこのジャンルに出てくるちびっ子は癒やし系が多いけど
こちらも可愛い兄弟でした。

黒い集団に追いかけられての
吸血鬼二人とお子様二人の逃避行です。
とはいえ、普通のヴァンパイアものを求めている筋には違うと思うので
その点では注意です。

一緒になって80年。
セックスレスになって40年。
夜壱は今でも闇弍を愛しているが
闇弍の気持はわからない。

この作品の中で一番ときめいたのは
闇弍が人間で夜壱と出会い
出征と出会いを繰り返し、気持ちが寄っていくところ
そして吸血鬼にならざるを得ない事態
まさに恋と蜜月の話なので。
とはいえ、そこでハッピーエンドでないのが
この話の面白さです。

可愛い逃避行と二人の倦怠期脱出物語を
ほんわかした気分で見守るような読み心地でした。

ちびっ子兄弟が大人になった後が読みたい
（夜壱と闇弍は今の姿のままだけど）

☆3.5

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

お互いを無二だと信じていたのに今では攻めは受けに冷たく、受けは攻めをヴァンパイアにしてしまった引け目で卑屈になって言いたいことも堪えてヘラヘラ
それで攻めはまたイライラするしと救われないループ
受けは優し過ぎて乙女過ぎて切ない、攻めには優しくしてほしいよね
謎の多い子どもたちを連れての逃避行をきっかけにお互いの誤解が解けてハッピーエンド