商品説明
都会育ちの翠川真緑(通称グリーングリーン)は兎鍋村のお米の味が忘れられず、産地の喜多川農林高校で国語の教師として働いている。教師歴は一年ちょっと。ドジしたり、失神したりと生徒に心配される始末。それでも周囲の先生たちや生徒、家主の藤内さん、そして201号に助けてもらいつつ、生徒とせいいっぱい向き合う! 命をいただくとは? 生きるとは? 自然と向かう農林高校の物語。
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楽しく、気持ちよく読める作品。
2019/01/24 21:23
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだまだ「新米」の形容詞がとれない真緑先生の奮闘劇であったりドタバタ劇であったりが楽しめる。鶏の解体や豚の去勢に立ち会うところが、農林学校ならではの展開でおもしろい。都会育ちの真緑が慣れない田舎で暮らす様が、嫌味なく描かれているところにとても好感が持てる。
明るく楽しめて、それでいてふわふわした作品ではなくしっかりとテーマも持っていて筋が通っている、という感じがする。読んでいて気持ちがいい。登場人物たちが気持ちのいい人たちだから、そういう作品になっているという気もする。