サイト内検索

詳細検索

新規会員70%OFFクーポン

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 20件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2019/03/23
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • ISBN:978-4-16-760509-4
一般書

電子書籍

秋の花火

著者 篠田節子

今度の恋は、低く静かな旋律人生の秋を迎えた男と女が、生と死を見すえつつ、深く静かに心を通わせる。閉塞した日常に訪れる転機を、繊細な筆致で描く短篇集彼の抱えた悲しみが、今、...

もっと見る

秋の花火

税込 581 5pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 5.7MB
Android EPUB 5.7MB
Win EPUB 5.7MB
Mac EPUB 5.7MB

秋の花火 (文春文庫)

税込 586 5pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

今度の恋は、低く静かな旋律

人生の秋を迎えた男と女が、生と死を見すえつつ、深く静かに心を通わせる。
閉塞した日常に訪れる転機を、繊細な筆致で描く短篇集

彼の抱えた悲しみが、今、私の皮膚に伝わり、体の奥深くに染み込んできた――。
人生の秋を迎えた中年の男と女が、生と死を見すえつつ、深く静かに心を通わせる。
閉塞した日常に訪れる転機を、繊細な筆致で描く短編集。
表題作のほか、「観覧車」「ソリスト」「灯油の尽きるとき」「戦争の鴨たち」を収録

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー20件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (8件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

やはり再読に耐える本、ていうのは立派だなと。もしかすると、五年後にまた読むかもしれません。とくに、小さな希望の描き方が好きな作品集です。

2009/06/10 21:38

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

篠田節子『秋の花火』(文藝春秋2007)

2004年7月に出た単行本は出版されて直ぐに読んでいますから、既に4年経っています。それを忘れて文庫で再読したんですが、やはり殆ど忘れていました。記憶力がないおかげで新鮮な気持ちで再読ができたというのは、嬉しい限りです。タイトルそのままの装画は派多野光、装丁は大久保秋子です。

カバー折り返しの案内文は

彼の抱えた悲しみが、今、私の皮
膚に伝わり、体の奥深くに染み込
んできた――。人生の秋を迎えた
中年の男と女が、生と死を見すえ
つつ、深く静かに心を通わせる。
閉塞した日常に訪れる転機を、繊
細な筆致で描く短篇集。表題作の
ほか、「観覧車」「ソリスト」「灯油
の尽きるとき」「戦争の鴨たち」を
収録。     解説・永江 朗

各話の内容ですが

・観覧車:女性に縁のない男のデートは、最初から予定通りには進まない。なんといってもそこに彼女が登場しない。だから遊園地の券も無駄になる。勿体無いから遊園地に行く、そこらあたりも「もてない」男です。そんな男の前にセーラー服姿の女子高生が現れて、とりあえずのった観覧車が・・・

・ソリスト:その演奏ゆえに熱狂的なファンを世界中に持つ幻のピアニスト。そんな女流演奏者を知り合いである、という理由で音楽祭に招待したのは甘い考えだったのか。日本には約束とおりにきた。でも、開場が始り、開演時間が近づいても彼女は現れない。そして私を代役にして演奏会が始り・・・

・灯油の尽きるとき:夫は自分の痴呆の始った母親の世話を妻に押し付け、手助け一つしようとない。ものが分からなくなった義母は、病院を出て家に戻ったものの、下の世話はすべて嫁任せ。愚痴をこぼそうにも、相手にしてくれそうな友人は見当たらない。そんなとき、私に声をかけてきたのは・・・

・戦争の鴨たち:ようやく運が向いてきたと思ったのに、スキャンダルで写真集の在庫を抱えてしまったカメラマン、一時は人気もあったが、今では依頼も減ってきている作家、二人が起死回生を図ってやってきたのが紛争が納まらないアフガニスタンに隣接する街。現地取材を熱望する二人をアフガニスタンに案内するという申し出が・・・

・秋の花火:女とみれば誘い、触り、撫で、頬擦りし、押し倒さないではいられない老人が、実は日本を代表する指揮者。家族を捨て愛人と暮らすことを選んだ老指揮者は、しかし相手を病で失い、自らも倒れる。そして転がり込んだのは、結局、家族のところ。そんなマエストロを指導者とする教え子たちは・・・

です。以前読んだ時のことはともかく、今回の印象を一言で言えば、甲乙つけがたいということでしょうか。どの作品にも緊張感があります。しかも、どの話も暗い。誰もが失意の底にあります。理解してもらえない、辛さの中で藁をも掴もうとする。少しの希望に縋りつこうとする。

でも、現実は厳しい。彼は、彼女は最後に傷つく。ただし、そのままお先真っ暗かというと、そうではありません。そこで学んでいます。だから、各話の冒頭と終わりでは、同じ小さな光でも彼らの受けとめ方が違っています。強さがある。本当の希望がある。篠田の小説に特有の、小さな希望が。

私としては、「秋の花火」の、指揮者をめぐるゴタゴタの陰で秘めやかに、殆ど誰にも気付かれないような形で進行する大人の静かな恋愛がいいです。「秋の花火」というのが実にピッタリとしています。人生の春でも夏でも、まして冬でもない40代から50代にかけての男と女の愛は、肉欲まみれではない、こういう淑やかなものもある、まさにクラシックの世界に相応しいものでしょう。

ケアマネとしてというよりは、義母の世話を見るという点で「灯油の尽きるとき」を真剣に読みましたし、恋愛に縁のない男女の出会いと言う点では「観覧車」を、クラシック好き、特にピアノと室内楽好きな私には「ソリスト」も面白かった。最近、長編がちょっと大味になっている感がある篠田ですが、短篇の緊張感とレベルの高さ、ばらつきのなさは流石です。また五年後くらいに再々読してみたいものです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

美しい秋をミステリアスに表現

2008/06/13 18:42

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ココロの本棚 - この投稿者のレビュー一覧を見る

秋は独特の悲しさを持つ季節。
夏の名残を残してうっすらと影ってゆく物悲しさ。
晩秋の、冬へと向かう厳しさを予感させる切なさ。
澄んでゆく空気の美しさと匂い。すべてが相まって、とても美しい季節です。
その秋を見事に表現した短編集『秋の花火』

【観覧車】
社会とうまく折り合えない男女が観覧車に閉じ込められる。ゴンドラの中での出来事が、巧みな心理描写によって描かれる。

【ソリスト】
ロシアの一流ピアニスト、アンナ。コンサートの描写を通して、芸術の世界に身を置く者の葛藤や狂気が美しく描かれる。

【灯油の尽きるとき】
義母の介護に疲れ果てた女性が、ふとした手違いから一人の男性と出会う。自分の人生とは何か。閉じ込められた女性の悲しいストーリー。

【戦争の鴨たち】
フリーカメラマンの孝太郎は、戦地の写真を撮るべくパキスタンからアフガニスタンへ入る。そこでタリバンに捕らえられ、人質となってしまうのだが。ラストは驚き!ブラック。

【秋の花火】
高名な指揮者、清水孝允。音楽の才能とは裏腹に私生活は荒れていた。彼に学ぶ者たちは、音楽に対する尊敬の念と私生活に対する軽蔑の感情を併せ持っている。清水は病に倒れるのだが。才能・だらしなさ・執念・そして仙人のような顔。様々な顔を持った音楽家とそれを取り巻く人たち。芸術家の破天荒さに呆れつつも魅了される人の心を、重く美しく描いた作品。

全体を通して、暗い雰囲気が漂う作品集。
意外や意外、戦地を扱った【戦争の鴨たち】はオチがついていて、唯一読後が明るい作品でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

一人で

2019/03/27 13:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

一人で、のんびり読みたい作品です。個人的には、観覧車が一番心に残って好きな作品で、読み返したくなります。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2007/11/16 00:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/07/02 20:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/07/01 01:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/12/21 17:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/14 21:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/03 23:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/12/13 17:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/10/19 12:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/04/05 23:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/05/06 17:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/01/09 21:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/10/24 14:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。