そして、バトンは渡された 無料試し読み版
著者 瀬尾まいこ
＼＼２０１９年「本屋大賞」 大賞受賞／／２０１９年本屋大賞、TBS「王様のブランチ」ブランチBOOK大賞2018、紀伊國屋書店・キノベス！2019の３冠受賞作！世代を超え...
そして、バトンは渡された 無料試し読み版
商品説明
＼＼２０１９年「本屋大賞」 大賞受賞／／
２０１９年本屋大賞、TBS「王様のブランチ」ブランチBOOK大賞2018、紀伊國屋書店・キノベス！2019の３冠受賞作！
世代を超えて支持される感動作の、冒頭部分を試し読み！
■あらすじ
私には父親が三人、母親が二人いる。家族の形態は、十七年間で七回も変わった。これだけ状況が変化していれば、しんどい思いをしたこともある。新しい父親や母親に緊張したり、その家のルールに順応するのに混乱したり、せっかくなじんだ人と別れるのに切なくなったり。（本文より）
幼くして実の母親を亡くし、様々な事情で血の繋がらない〈親〉たちの間をリレーされ、四回も苗字が変わった優子だが、決して不幸だったわけではない。
〈親〉たちの愛を一身にうけて、〈親〉たちのことも愛して、いま十七歳の優子は幸せなのだ。
たくさんの〈親〉たちにリレーされて育った優子。数奇な運命をたどったけど全然不幸じゃなかった少女の物語。
身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作！
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そしてバトンは渡された
2021/10/22 08:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：エル - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の装丁に目がとまり、立ち読みダウンロードしました。
そのあと映画化されたことを知って読んで見ましたが、、面白く読みやすい！
引き込まれていきます。
家族の形を受け止める
2020/04/19 06:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：momochan - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体を通してみて、本当にこんな家族がそうそうあるわけではないと感ずるが、主人公の心の強さ、柔軟さとともに、それに違和感を感じさせない筆者の腕力としなやかな感性を自然と受け止めてしまう。後から振り返ると、それぞれの「親」の主人公への向き合い方、支え方はいずれも真摯で、「悪い人はいなかった」ことに救われるし、現実に同じような境遇の人が、これほど「恵まれている」とは感じにくいところはあるが、極端なストーリー展開の中にも、人としての成長物語が巧みに描かれ、一気に読み通してしまう、すごい魅力のある小説と言える。ただし、若者、特に自分の子供たちに勧めれば良いのか（家にあれば（webでも）放っておいても、興味があれば「手に取る」だろうが）、ストーリーの中で主人公の置かれた境遇が現実であったら・・・と考えると、なかなか悩ましいものがあるが。
続きが気になる
2021/12/30 06:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：Pana - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の境遇を考えると少し複雑な気持ちになる。
しかし、森宮さんが親たるものになろうとして朝から豚カツを作る話は、森宮さんの真面目さと主人公に対しての愛情を感じられ、とても良かった。
続きが気になるので、本書購入予定。
試し読み版
2019/09/22 13:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：まち - この投稿者のレビュー一覧を見る
複雑な家庭の主人公、でもあまり思い悩むタイプではない女の子。瀬尾まいこの本は好きでよく読むが、主人公が男の子でも女の子でも、なんだか感じが似ている。語り口調が似ているからかな。文庫版が出たら買おうかな、という感じ。
