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通信の世紀―情報技術と国家戦略の一五〇年史―(新潮選書)
著者 大野哲弥
明治四年、一本の海底ケーブルに始まった「通信」のパワーゲームを日本はいかに戦ったか。政治、外交、軍事、諜報、経済……あらゆる資源を投下しても埋めきれなかった列強との差。疑...
通信の世紀―情報技術と国家戦略の一五〇年史―(新潮選書)
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通信の世紀 情報技術と国家戦略の一五〇年史 (新潮選書)
商品説明
明治四年、一本の海底ケーブルに始まった「通信」のパワーゲームを日本はいかに戦ったか。政治、外交、軍事、諜報、経済……あらゆる資源を投下しても埋めきれなかった列強との差。疑心と慢心に敗れた情報戦としての太平洋戦争、そして戦後――。今なお拡大し続ける「情報の戦争」を源流から理解する、技術(テクノロジー)と戦略(ストラテジー)の興亡。
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岩倉使節団からインターネットまで
2022/06/08 23:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の通信事情に関する歴史が岩倉使節団の時代からインターネットまで言及されている。明治の時点でアメリカ西海岸からヨーロッパ経由で日本まで海底ケーブルがつながっており(太平洋横断ケーブルはまだ)西海岸から長崎までより長崎から東京までの方が伝送に時間がかかっていたことなど知らないことが多く面白かった。
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現代の情報戦争をその源流に遡って理解させてくれます!
2018/11/27 12:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、現代社会で巻き起こっている情報戦争をその源流を遡ることで基本的なことから理解させてくれる画期的な書です。明治四年、一本の海底ケーブルから始まった通信ですが、その後、通信は急速な発展を遂げます。太平洋戦争では、日本が政治、外交、軍事、経済などあらゆる資源を投下したにも関わらず、欧米の列強とは大きな格差が生じていたことは明らかです。この大きな原因は、情報・通信の差だったと言えます。これまで以上に重要な位置を占めてきている情報・通信。今後どのようになっていくのでしょうか。詳細は、ぜひ、本書をお読みください。