悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。【特典SS付】

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投稿者：四葉　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一言で表すと「よくある乙女ゲーム転生もの」なのかもしれません。
でも転生先がヒロインのライバルとか生易しいものではなく、
「攻略対象者の悲劇の元凶で心に消えない傷をがっつり作る極悪非道最低最悪のラスボス女王」
そんなの最低。
絶対なりたくない！！
でもゲーム補正でなるかもしれない。
そんな葛藤を抱えながら、攻略対象者達や民を救っていく王女様のお話し。

Ｗｅｂでずっと追いかけているのですが、
がっつりハマっておりまして、
書籍化を今か今かと待ち望んでおりました。
加筆や書き下ろしなどもあり、大満足です！！
Ｗｅｂの方の各章のサブタイトルも好きで、
それが書籍の方はなかったのが残念ですが、Ｗｅｂのみの特典と思えば…
（でもこのサブタイトルのおかげで誰視点なのかわかりやすくはあるのですが）

主人公プライドが強く、賢く、聡明で、でも中身がすっごく可愛らしくって大好きです。
そんなプライドに惹かれていく周囲の反応も可愛らしくって、
ストーリーもとても深みのある、そして温かみのある大好きなお話しです。

今回の巻は主要人物2人、
プライドによってがっつり人生を変えられる、それもゲームと違って良い方に。
ステイルとアーサーのお話し。

挿絵を拝見して、今まで想像だけだった各キャラのビジュアルが見られたのも、
書籍化ならではの贅沢だな～と。
是非是非続刊を！
そして願わくば、ラストまで出版してほしいと思わずにおれません。

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投稿者：甘栗　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

悪役令嬢に転生するもので、前世の記憶を思い出したという設定での話を読んでいると、前世の事を思い出しただけで意地悪やワガママな性格は素にあるのにそんなに改心するものだろうかといつも思いながら読んでいます。
でもこの作品のヒロインは素にそういう気持ちがある事も受け入れつつ前世で培ってきたものから自分の行いを見直し、本来起こるはずの自分の非道な行動を悔やみ、その行動によって傷つく者達が少しでも同じ苦しみを繰り返さぬように少しでも幸せになるようにと、納得の行く流れで行動していました。

又よくある破滅ルートを回避(自分の為)ではなく相手を思っての行動なのと、破滅する未来を受け入れてそれまでの間、良い女王であろうとする姿も新鮮でした。
令嬢ではなく女王なので学園どころか国の問題に関わってくるのも今まで読んだ悪役令嬢ものより規模が大きく、その部分も面白かったです。

主人公視点、相手視点、本来の流れと3つの角度から一つの話を丁寧に描いていてとても読みごたえのある内容でした。
それだけに途中で脱字や単語の重複などが目立つ章があり残念。
内容が理解できないなんてことはありませんが、やはり見つける度に気になって止まってしまうので…
それでも☆5をつけてしまうくらいにとても引き込まれる作品でした。
今日は4巻発売日なので、あと3冊読めるのかと思うと楽しみです。

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投稿者：Lily　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

私はコミカライズを読んだ後に、原作であるこの作品の小説版と出会いました。主人公がとにかくカッコいいと思います。コミカライズの単行本1巻の先までわかるので、コミカライズを読んでストーリーが気になっていた自分としては、とても嬉しいです。この先のストーリーがどのように展開されるのか全く想像がつかないのですが、これからも楽しみです。登場人物のセリフに臨場感があって、良かったと感じました。コミカライズ派の方にも、おすすめします。この作品を知らない人に対しては、とても面白いので、是非読んでみてほしいです。この巻には、主人公が罪人に裁きを下すまでの内容が収録されています。

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投稿者：ふじのき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

女王が王位を継ぐ国らしい。桃太郎がわらしべ長者か、主人公が、登場人物を攻略してく、正統乙女ゲームのようなストーリ一。主人公が良い子すぎてちょっとツッコミたいところもあるけど、この国だけに生まれる特殊異能者という設定がけっこうおもしろく効いてる。妹ティアラが癒し。

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投稿者：ハム　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

破滅のストーリーから、逃れるために愛されキャラとなるため、頑張って奮闘している姿が、応援したくなりました。