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電子書籍
満潮
著者 朝倉かすみ
大学生・茶谷は、結婚式場でのバイト中、美しい花嫁・眉子に一目惚れをした。彼女を分かってあげられるのは僕だけだからと、夫の会社に潜り込んで近づいていく。しかし、人を喜ばせる...
満潮
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満潮 (光文社文庫)
商品説明
大学生・茶谷は、結婚式場でのバイト中、美しい花嫁・眉子に一目惚れをした。彼女を分かってあげられるのは僕だけだからと、夫の会社に潜り込んで近づいていく。しかし、人を喜ばせることに依存して生きる眉子には、その過剰な自意識すら満たすべき対象となっていた――。過去の記憶も呼び起こし、思いのすれ違いが生んだひずみは、――暴走を始める。
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紙の本
なんだか不気味。
2020/01/22 13:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
相手に共感・同調し、相手の望む反応をして、喜ばせたい眉子。その傾向が異常なまでに強く、怖くなってくる。程度の差はあれど、こういう人はいるのだろう。
その眉子と自分は結ばれるべき、と思いこんでいる茶谷。変に大物ぶって、自分を大きく見せようとする夫。皆、何かが歪んでいて、不気味だった。
そんな中で、金さん銀さんの漫才の掛け合いのような会話が、息抜き的にほっこりしていた。が、それさえもだんだんと不気味に思えてきてしまった。全体の雰囲気に呑まれた感じ。
紙の本
なんというか・・・
2019/09/20 21:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
何というか登場人物のほとんどが気持ち悪いんだけどその気持ち悪さが癖になる、みたいな感じ。
フィクションだから楽しめるけど現実では遭遇したくない