華は褥に咲き狂う（５）～兄と弟～

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投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

時代劇風BL　凄く面白い

５巻以降から純皓の兄が絡む伏線が仕込まれていて、
頑張って5巻から8巻までを電子版を購入。
電子版にもイラストがちゃんと含まれているので、絵の拡大をしたり、楽しんで読んだ。
小山田先生の絵がとても綺麗。

今巻から波乱を起こすのは、妖怪でもない、謎の「玉兎」。
玉兎が、光彬の祖父の血を絶やさないよう、光彬に子供を造らせようと謀りだす。

光彬の異母弟が、兄を訪ねてイセから旅をする道中、拉致される
光彬が、やっと吉五郎と会えた時、既に今際の際。
事件に巻き込まれた異母弟を救えず、最期を看取るしかできなかった光彬。

その事件に　玉兎や純皓の兄が関わっているという所まで。
この巻は事件の始まりで、この件の解決はずっと先。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

シリーズ５作目
レーベルが変更になりましたが、
小山田あみさんが引き続き表紙・挿絵を担当されていて
イメージが変わらずで良かったです。
この世界観を受け入れられるかどうかが
この作品を読み進めていけるかどうかの肝だと思いますが
私は、設定がここまで突き抜けすぎていてもうただただ楽しんでおります。
時代劇の世界をきちんと踏襲しているので、
その点でも心地良い
ただしそこにがっつりタイトル通り褥が絡んでいるので
万人にお勧めするわけにはいかないですけど。
今回も褥は濃厚でした。

今回はご落胤騒動の話。
これをどうもってくるのかと思っていましたが、
最後泣けました・・・。
いや、予定調和的に話が進んでいて
こうなるのはわかっていても泣けます。
この泣きに持っていける力があるのがすごいなぁと。

セオリー通り上様とわかっていて手向かうあたりは
微苦笑ものでしたけど。
（祖父と水戸黄門を観て「どうしてここで手向かうの？」って
いつも尋ねるような子供でした。
いや・・・嫌いでないのですけどね）

表のご落胤騒動の兄と弟は決着がついたけど
裏の純皓の方はこれから・・・というか序章ですね。
こちらの兄弟についても気になります。
気になると言えば、もちろん玉兎の存在もこれからですし。
今後が気になるシリーズです。

と・・・余談ですが
泣けるといえば、門脇さんの境遇は泣けます。
っていうか、光彬の気づいてやれなさ（誤解している）様は
別の意味で泣けます。
どうかご無事でと祈るばかりです。

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投稿者：にゃお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

その後弥吉は故郷に帰ったのかな？
もう弟亡くなる瞬間本当に泣けました。
きしゅうまるのおかげで助かったとかご都合展開でいいから助かってほしかった

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投稿者：もも　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

以前の出版社の時、紙で読んでいましたが、
出版社お引っ越しの上、シリーズ続刊と知り、久々に読み返しました。

この二人のようなカップルには、なかなかお目にかかれません！是非、これからも長く続いてほしいシリーズです。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

先代の上様のご落胤騒動も元はと言えば、大奥の陰湿さと先代上様の無節操さが原因で弟君は可哀想で胸が痛かった。それでも最期は兄・光彬に看取って貰えて良かった。
光彬の祖父の血を残したい玉兎や純皓の義兄の存在が不穏だが、光彬と光彬の仲は相変わらず良好の様子で重畳だ。