電子書籍
さすが秦建日子
2023/01/20 22:56
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
秦氏の作品は雪平夏美シリーズ以来いくつか読んでいるが、推理小説以来の傑作。推理小説の原則を踏まえた作品。
紙の本
最初からハラハラ・ドキドキのクライム・サスペンス小説です!
2020/05/14 11:23
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、秦建日子氏によって著されたクライム・サスペンス小説です。読み始めから読者の心を引き付け、同書にくぎ付けにしてしまうくらい迫力をもった作品です。同書の内容は、クリスマスイブの人々でにぎわう東京・恵比寿で爆破テロが起こります。そして犯行声明がすぐに出され、首相との対談を要求してきます。それが受入れられない場合には、渋谷で第二のテロを起こすと脅迫してきます。果たして、警察側はその要求を呑むのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
紙の本
無差別テロが発生
2020/09/15 21:47
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京で、無差別テロが発生。いたずらかと思われる爆発から始まり、高度な性能の爆弾による無差別テロへ。犯人は首相とのテレビ対談を求めるが、その目的は?
犯人の目的がはっきりしないまま幕切れか、物足りないなぁと思ったら、まさかのラストだった。動機として、まるで関係のない人々を巻き込むのは理解できないが(だからテロだけれど)、このラストだったから、戦争に対して無神経な者へのメッセージになったと思う。
紙の本
テロとは
2023/08/21 22:58
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投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絶対に許される行為ではないですが、この作品を読み終わった後はテロに対する見方が少し変わったような気がします。
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実写映画化で注目!
恵比寿、渋谷で起きる連続爆弾テロ。第3のテロを予告し首相とのテレビ生対談を要求する犯人の目的とはー。
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「これは、戦争です」12月22日、クリスマスを目前ににぎわう東京・恵比寿で爆破テロが発生。すぐに届いた犯行声明で、犯人は日本国首相との生放送テレビ対談を要求、受け容れられなければ次は渋谷で無差別爆破テロを起こす、と予告する。対する首相はテロには屈しないと拒否。そして翌日、最悪の事態が…!
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「これは戦争です」
その犯行声明と共に、都内で起きる連続爆破テロ。
原作は2016年に発売になっているが、どうやら映画化されることで文庫化されたらしい。あらすじに惹かれて、迷わず手に取ったが、同時期に映画の製作会見も開かれており、まんまと乗せられてしまった感が…
恵比寿ガーデンプレイスで買い物の休憩で座ったベンチに爆弾が仕掛けられていたことから始める連続爆破テロ。
解説にもあるが、「ジェットコースター小説」と言うのにふさわしいぐらい、テンポよくと言う言葉がふさわしいとは思えないが、とにかくテンポよく、次から次へと爆破テロが起こり、名前を付けられた登場人物があっと言う間に死ぬ。
怪しい登場人物もたくさんいて、先が分からない展開につい一気読み。
小説でも、こんなに簡単にテロが起きるのは心が痛いし、何百人と言う命が架空とは言え、一度に失われるのは本当に悲しい。
ラストで、犯人により、このテロの本当の目的が明かされるが、その動機ならば、この小説の枚数は少なすぎる。
もっと犯人側の心の葛藤とかも描いて、この倍ぐらいのページ数でも良かったと思う。
テロは決して他国の話ではないし、日本でいつ起きてもおかしくない時代。その危機意識の低い日本人へ訴えるのであれば、ちょっと中途半端かも…
ま、映像化されれば、インパクトは確かにあるのだろうけど。
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目を話せない展開。
過去と現在が入り混じってるし、人も分かりにくくなってるから混乱する。
たくさんの人があっけなく死んでいく。それぞれの人生を生きている人達。自分だっていつ何かに巻き込まれてそういう目にあうかもしれないという恐ろしさ。
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ひょっとして?とは思いましたが、そうだったんだ!という結末でした。
現在と過去が入り混じっているうえ、意味のわからないところもありましたが、なかなか面白かったです。
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「想像力だよ。大切なのは、想像力だ」
この一言に尽きる。どんなに過去のことを学んでも、戦争の映像を見ても、それは安全な場所から見ているから、どうしても他人事な感覚は拭えない。だから、想像する。白黒の世界をカラーだったらと想像する。あの場に自分がいたらと想像してみる。決して、実感も想像もしきれないけれど、でも、想像しようとすることが本当に大切なのだと思うのだ。この本を読んでより強くそう思った。
人類は何度も戦争のむごさを、戦争では何も生まないことを経験してきたのに、それでも戦争というものがなくならない。これを書いている今だって、世界のどこかでは、眠れぬ夜を過ごしている人がいるのだ。
それでも、暴力で想像力を喚起させたくない。他の方法を模索したい。そんなことを考えさせられた。
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読みやすくて、おもしろかったです。
本当に日本にこんな事件が起こったら、事態はこの小説のまんま進みそう。
首相は「テロには屈しない(キリッ)」と発表し、爆発予告の場所には野次馬がわんさか押し寄せ、そして爆弾が爆発して一般人大量死亡、みたいな。
映画化されるとのことだけど、ホント映像化に向いていると感じました。
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面白い。秦さんだけに「アンフェア」を思い出してしまいました。渋谷ハチ公前の予告テロ。確かに、今の日本人は予告されていても「ある訳ない」と思っているのか、確信の無い自信からなのか「自分は大丈夫」と思って、出かけてしまうのかも知れない。そして、SNSにアップしようとか・・・それが想像を超えた大惨事に。テロの目的は首相との対話。「日本を戦争をできる国にしよう」という首相の発言がテロのきっかけを作った。戦争とは、理不尽に容赦なく大切な人の命を奪ってしまう。大切な人の心を壊してしまう。最後は一気に話がつながっていく。そうか、そういうつながりがあって、そういう展開だったのかと納得させられる。そして、平和ボケした日本人に戦争の恐ろしさとテロの声明文「これは戦争だ」の意味を教えてくれる。映画化が楽しみです。
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本屋でおもしろそうでかいました
巻末の解説の方のいうとおり、
現実、すごい現実を感じました
明日は我が身 てかテロっていますぐにでもありえる
なんてことない日常が一瞬でかわるって、
分かってるつもりだけど全然分かってないんだなと
世界では戦争って普通にあって、
平和ボケってことば、なんか馬鹿にされている感じがして好きじゃないに決まってることばなんだけど、この日本での毎日、平和ボケって言葉しか当てはまんないくらいしっくりくるなーって思いました
読んで良かった
おもしろかった引き込まれた
秦建日子さんの他のも読みたいし映画もきっとみる
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爆弾が仕掛けられた渋谷に集まり爆発に巻き込まれる人達。
目に見えない“動く”爆弾に集まり爆発に巻き込まれる人達。
この作品を読んだ時期が、どこか“今”を映しているように感じられました。
映画が公開される2020年冬、何の不安もなく劇場へ行けますように。
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第6章になるまで面白かったのに
最終章がー
結局、戦争はいけないというメッセージも伝えることなくたくさん被害だけあって
死に損やん。
やはり動機ってすごく大切。
殺人に説得力はないだろうけど
「ああー」って納得はしたい。
今の気持ちは評価1だけど
途中までのドキドキ感は良かったから不本意ながら3にしときます。
図書館が閉まっていて我慢できずに久しぶりに購入したのにな〜