紙の本
原発に挑む男たち
2020/03/11 07:16
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投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人たちがいたから、
いてくれたからこそ、
今の私たちが生きている。
死が目の前にある現場で
命を賭けて立ち向かう。
本当にかっこよくてたくましい姿に
今更ながら感謝しか浮かばない
専門用語が多発される中でも読みやすく
緊迫感と臨場感が凄まじい。
胸が痛くなりながら一気読みしました
紙の本
守るべきもののために
2021/08/01 18:18
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの日に福島で何が起きていたのか、緊迫感のあるタッチで描かれていました。地域社会や職場、そして愛する家族のために奮闘する作業員の姿に頭が下がります。
紙の本
映画ノベライズなのでややものたりないかも。
2020/06/21 23:37
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
同タイトルの映画のノベライズなので、重たいテーマながらあっという間に読めてしまう。あの日、福島第一原発にいた人々がどんな危険な苦労を重ねたかが読み取れる。
あの日、最悪な事態におちいる可能性のほうが高かったと描かれているが、その部分はもう少し詳細に知りたい。本書はあくまでノベライズなので、原作である門田隆将氏によるノンフィクションも読んでみたいと思う。
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発売当初は映画のノベライズだと思って、スルーしていたが、ブクログの他の方のレビューを見て、すぐに購入。
たまたま、購入した時に同じ東日本大震災を扱った作品を読んでいたので、続けては読めず、2週間ほど経って、やっと読むことが出来た。
東電の原発の問題は批判されることはあっても、あの施設の中で、今も危険と隣り合わせで作業をしている人がいることは、あまり報道されない。
確かに震災当時の東電の対応に怒りを覚える人がいるのは、しようがないと思いつつ、最悪の事態を何とか防ごうとしている作業員の方の話が全然話題に上らないのは何故だろう、と常に思ってきた。
実際、親類が3.11前も3.11当時も、そして現在も原発で働いている。
そして、何より原発の現場で働いている人はプライドを持っている。そういったことが世の中に伝わらないのは、すごくすごく納得いかなくて、それが9年経って、やっとこのような形で日の目を見ることになって、良かったと思う。
若い西川など反発要素もいれながら、全てを美談にすることなく、「故郷を守るため、さらには国を守るため」に奔走して下さった方たちがいたから、震災当時に予想れていたより、ずっとずっと最小限で被害は抑えられたんだと思う。
もちろん、まだ完全に故郷に戻れない方もいるし、二度と戻れないまま、亡くなってしまった方もいるので、この作品や映画で美談にすることには100%賛成ではない。
だけど3.11から1週間、まさしく原発に命をかけた男たちがいたことを私たちは忘れてはいけないと、いろんな人に知ってもらう機会になればと思う。
もともとはドキュメンタリーだったようだけど、ノベライズで読みやすくしてくれた作者さんにも感謝。
夜ノ森の桜、今年は帰還した方たちも一緒に見れるだなぁ…
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門田隆将さんのノンフィクションを読んでから読みました。これはこれで映画のノベライズとして素晴らしいです。是非、映画も観てみようと思ってます。
門田さんの本でもそうでしたが、政府の対応の場面がイライラしてしまいます。自分のパフォーマンスの為に、混乱している現場をかき回すあの人にはウンザリだ。
今、コロナウイルスによる肺炎が大変なのに「桜を見る会」だの「首相が野次を飛ばした」だのどうでもいいような事を延々とやっている政治家達。あの時、守って貰った日本は今も危機に晒されている。
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2011.3.11、東日本を襲った未曾有の大地震。津波の影響で全電源を喪失した福島第一原発。原発の炉心融解を食い止めるため、命を懸けて原子炉建屋に突入した作業員たちのストーリー。3.6に公開される映画の原作は、自分も昨年読んだ「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」門田隆将だが、この小説版も感動する。
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実話に仮想の人物を当て込んで物語にするという時点で、賛否両論出るのは必至。その上で刊行されたということを踏まえて、、
大概「なんらかの脅威に立ち向かう系」作品は、政府とか大きな組織の無能さと、現場の熱意のコントラストを描く傾向にあると思う。でも実際には政府も汗水垂らして対応に追われてたんだろうし、その人たちの気持ちを考えると居た堪れなくなる(この本を手に取ることもあるだろうし)。
そういう意味では、東日本大震災をテーマにこの手法で執筆するのは時期尚早だったのでは?ストーリーは映画化に値するものだと思うので⭐️2
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自身の生命を賭してまで現場で奮闘いただいた皆さまには感謝の念でいっぱいです。思わず胸が熱くなる場面もいくつかありました。
非常事態に於ける本部と現場のあり方、リーダーシップについても思うところがたくさんありました。
映画原作ではなく、映画のノベライズ版とのことであり、全般的には少し物足りない感じがしました。別途機会があれば、映画原作を読んでみたいと思います。
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福島に住んでいる私としては、9年経った今だから読めたんだと思います。
大震災直後なら、つらすぎて読めなかった。
フィクションとのことだが、本当に吉田所長初めスタッフの皆さんの働きが素晴らしかったと思います。
みなさんがいたからこそ、最小限の被害で収まったのだと感謝しかありません。
我が子二人は今でも定期的に甲状腺の検査を受けています。今のところ異常も見られず元気に暮らしています。
ぜひ、いろんな方に読んでもらいたい一冊だと思いました。
専門用語も多く多少読みにくいと感じるかもしれませんが、ストーリーに引き込まれました。
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今も福島、郡山に住んでいるがあの揺れは凄まじかった。
そして、ずっと流れていた原発の映像を思い出す。
水道やガス、生活の糧を失って、ただただ画面を見る毎日。
自分の事しか考えられない状況の中で、こうして戦っていた人達が居たということ。
頭が下がる。
極限に立たされた時、その人の本質が垣間見える。
プライドを持ち、葛藤と折り合いをつけながら、守って下さった人達。
名もなき作業員?
違うだろ。
1人1人、フォーカスしたものが読みたいし、知りたい。
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重要な点
・トップ 全体を見渡す(東日本大地震発生後、福島現地入り、トップが来ると皆んなが出迎えたり準備したり、余計な作業も入る。現場の事は現場が一番わかってる)
・責任、当事者意識
東電が企業責任を取れないなあなあさ。
日本企業を表している。賠償責任、判断責任を取れない。
政府=顔色を伺って忖度。正しい判断ができない(今の会社にも通ずる)
→限られた情報、物資の中で、どう解決策を編み出していくか
いざと言うときの覚悟、胆力
焦らず落ち着いて取りうる選択肢を検討する
・情報共有
正しく伝えること。皆言葉足らずor早とちり
→説明不足にならない。日頃の信頼関係
いざと言うときに、この人のことを信じられるか
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人のために自分の命をかけて守った人の話。
自分も心を動かされるものがあってとてもお気に入りな本です!
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帰省の新幹線で一気に読破してしまった
素人にもわかる原発の構造や原理の解説を織り交ぜながら、すごく緊迫感のある描写。
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自分の命をかけて職務を全うした東電の方たちには敬意を払いたい。
ノンフィクションと言って良い作品のため、実際に当時現場で何が起こっていたのか、真実は何か。
多くの人が知るべき内容と思う。