読割 50
電子書籍
なんで僕に聞くんだろう。
著者 幡野広志
「クリエイターと読者をつなぐサイトcakesで、2019年にもっとも読まれた連載」「1000万人が読んだ人気連載」が待望の書籍化! 「cakesで歴代ナンバー1のPVを獲...
なんで僕に聞くんだろう。
なんで僕に聞くんだろう。
商品説明
「クリエイターと読者をつなぐサイトcakesで、2019年にもっとも読まれた連載」「1000万人が読んだ人気連載」が待望の書籍化! 「cakesで歴代ナンバー1のPVを獲得した記事」も収録。
「家庭のある人の子どもを産みたい」「親の期待とは違う道を歩きたい」「いじめを苦に死にたがる娘の力になりたい」「ガンになった父になんて声をかけたらいかわからない」「自殺したい」「虐待してしまう」「末期がんになった」「お金を使うことに罪悪感がある」「どうして勉強しないといけないの」「風俗嬢に恋をした」「息子が不登校になった」「毒親に育てられた」「人から妬まれる」「売春がやめられない」「精神疾患がバレるのが怖い」「兄を殺した犯人を、今でも許せない」……
なぜ彼らは、誰にも相談できない悩みを、余命数年の写真家に打ち明けるのか?
人生相談を通して「幡野さん」から届く言葉は、今を生きるすべての人に刺さる"いのちのメッセージ"だ。
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紙の本
ドキッとするような言葉の羅列
2021/07/31 14:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆず - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近いろんなことで悩むことが多く、一人でボーッと家に居るのも嫌だし、かといって誰かに話す気にもならない。本屋にでも行って、なにか気分転換になる本を探してみるか…と思っていたときにこの本に出会いました。作者の方は以前にTVでお見かけしたことがあったのですが、本を出版していることは全然知らず。いろんな方の相談内容と、作者の方のお話にドキッとします。私だったら、私がこれまで生きてきて吸収してきた全ての言葉を使って答えようとしても、こんな返し方は一生できないだろうなと思います。自分ひとりの殻に閉じ籠っていただけじゃ一生たどり着かなかったであろう言葉の羅列、表現に、とても興味深く感じながら読んでいます。
電子書籍
多様な悩みに
2021/05/29 14:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分ではあまり人に相談しないくせに、人生相談を読むのが結構好きです。
幡野さんの連載はたまにWebで読んでいて、面白いなと思っていたので、書籍も読んでみました。
ちなみに私がこれを読んだのが、一回目の炎上の後。その時の炎上した記事は読めなかったのですが、先日2回目の炎上で、これは幡野さんの回答がひどいなと思いました。今2冊目まで出版されているけれど、たぶん3冊目は出ないでしょうね。
この本の中では、違和感を感じる回答はなかったのでたいへん興味深く読めました。幡野さんは無自覚な毒親に対して結構厳しいですよね(それだけに炎上した件はどうしてあんな回答になったのか不思議なのですが)。私も子を育てる身としては考えさせられるものがありました。
紙の本
相談に答えるということ
2021/05/07 13:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
相談に答えるのは難しいことだと思う。
人それぞれ悩みについて考えると思いますが、そういうときは
自分の場合は視野が狭くなりがち。
この本は少し視点を変えて考えるきっかけになる。
電子書籍
本になってくれて感謝です
2021/02/21 23:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Fortheseventhgeneration - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて涙が出ました。
紙の本
寄り添う本
2020/10/11 12:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のむのむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読了後、色んな人のことを色んな角度から考えることが出来たように感じます。私が良かれと思ってやった事は本当に迷惑ではなかったのかなど、人に優しくなれる1冊です。
電子書籍
相談本
2020/09/13 12:33
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Rol - この投稿者のレビュー一覧を見る
近しい人に相談する時、優しくされたい、喝を入れてくれ、笑い飛ばして欲しい、答えに期待して相手を選んで話す時がある。幡野さんは近しくもない、どんな人かもわからない相談者をじっと見つめ想像し答えてくれている、そんな気がする。
紙の本
飄々とした文体に内包された優しさ。
2020/05/16 00:36
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
知らない人たちの人生相談なのに何故か読む手を止められない。
それは本作の著者がであり人生相談の回答者である、幡野広志さんが紡ぐ言葉の魅力の為であろう。
飄々とした文体ながらも真摯に相談に向き合い、相談者の背中を押してあげる優しさが滲み出ていた。
時にクスッと笑えるユーモアも交えながら、相談者たちの肩の荷を軽くするような人間性は読んでいるだけで惚れ惚れする。
自分を大切にすること、いくら親子といえども各々の人生に過干渉を禁物であること、幸せや価値観の多様性を認めることなど本作で著者が述べていた事柄は、
どこかアドラー心理学にも似通っていると思った。
「自分の生き方に責任をとれるのは自分だけ」、「周囲の人間全員にいい顔してもらうよりも、まずは自分がいい顔になることを考えるべき」、
これらの言葉は特に心に残った。
著者は他者からの承認よりも自分自身で肯定することの重要性に気付いている方なのだと思う。
本作は、自分で自分を好きになり他者の背中を押せる、著者のようになりたいと思わせてくれる作品だ。
本作を読めば、何故人々が著者に人生相談をするのかが納得できるはずだ。
また、本作以外の著作も読んでみたい。