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丸かじりシリーズ(38) メンチカツの丸かじり
著者 東海林 さだお
食べ物への好奇心と探求心は健在! すき焼き、廃墟となる 馬を食べる人々 お餅は踊る 昆布のような人なりき 豆腐だけで一食 「まいう」の表現力 ビーフジャーキー立ちはだかる...
丸かじりシリーズ(38) メンチカツの丸かじり
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メンチカツの丸かじり (丸かじりシリーズ)
商品説明
食べ物への好奇心と探求心は健在! すき焼き、廃墟となる 馬を食べる人々 お餅は踊る 昆布のような人なりき 豆腐だけで一食 「まいう」の表現力 ビーフジャーキー立ちはだかる クッキーの苦しみ 昆布茶の訴求力 あっていいのか「出し汁」カフェ 丼物を別居させる ヨーグルトの正義 ポショでやっちゃってください 稲荷ずしに異変 三種合体麺て何? パンにバターというけれど ラッキョウ漬けのカリリ チーズケーキはエバらない ビールを飲むのはむずかしい ラーメンスープの残し方 ……。抱腹絶倒の東海林ワールド、シリーズ第38弾!
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紙の本
サッカーカツはないのか
2016/01/09 08:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
待ってました!
東海林さだおさんの人気シリース「丸まじり」の最新、38巻めは「メンチカツ」です。
メンチカツ、好きなんです。
だから、思わずかじっちゃう。
読者とすれば、待ちに待たされたのですから、かじるくらいしても、東海林さんは怒らないと思います。
このシリーズはまず「あれも食いたいこれも食いたい」というタイトルで「週刊朝日」に連載されます。その後、「丸かじり」となって単行本化されるのですが、この38巻めの初出は2014年1月から10月。うむ。ここで、ハタと考えこんでしまった。
2014年って、どんな年だった?
ええと、えーと、しばらく考えたけど何も浮かばないのは、年のせい?
そこで調べました。
ソチオリンピックがあった年。ソチってどこ? そっち。
多分関西人なら一度ぐらいはこんなこと言ったにちがいない、冬季オリンピック。羽生結弦選手は金メダルとったんだ。
ところが、「丸かじり」には毎年恒例の新宿・京王デパートの「元祖有名駅弁大会」の記事はあってもソチはない。こういうのって、処置なし(ソチ、なし)というのかな。
もう一つ、大きなイベントがありました。
サッカーのワールドカップ。
これはさすがに東海林さんも「サッカー好き? サッカー嫌い?」というタイトルで書いてます。
でも、なんだかそれほど熱狂していないのが、いい。
とりあげられているのが、「日清焼そばU.H.O.」というのも、いい。
東海林さん、苦手なものはこういうスカシ方、割とする。
ワールドカップ関連では「サッカー狂乱す」というタイトルでも書いてます。
案外時事ネタはいってないな。
では、メンチカツはどうなんだというと、「ガンバレ! メンチカツ」と、サッカーとは大違いのタイトルになってます。
ところが、ここではトンカツとハムカツ、それにメンチカツとコロッケ比較となっていて、東海林さんの好みはどうもメンカツではなさそうなのだ。
ハ ムカツに好意を寄せる東海林さんではありますが、それでも「ガンバレ!」となるのは、こういうコロモ系の食材が好きなんだろうな。
きっとサッカーカツでもあれば、もっと応援したにちがいない。
紙の本
さすが
2016/11/20 15:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
連載時既に御年77歳なので、ご本人の好みも正直メンチカツよりもお豆腐に寄っていっているんじゃないかとも思いますが、ビーフジャーキー齧ったりお元気です。今回特に気に入ったのは、「ポン酢醤油は、とりあえず大根おろしを派遣してその一帯を平定した」という部分。「昆布茶の訴求力」も字面がいいね。