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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2020/05/01
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま新書
  • ISBN:978-4-480-05601-6
一般書

貨幣とは何だろうか

著者 著:今村仁司

貨幣を経済学の封じこめから解き放ち、人間の根源的なあり方の条件から光をあてて考察する貨幣の社会哲学。貨幣を人間関係の結晶化と見て、自由と秩序をつくりだす媒介者としての重要...

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貨幣とは何だろうか

税込 825 7pt

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商品説明

貨幣を経済学の封じこめから解き放ち、人間の根源的なあり方の条件から光をあてて考察する貨幣の社会哲学。貨幣を人間関係の結晶化と見て、自由と秩序をつくりだす媒介者としての重要性を説く。貨幣なき空間は死とカオスと暴力の世界に変貌するからだ。貨幣への新たな視線を獲得することを学ぶための必読の書。

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評価内訳

貨幣形式

2008/03/12 11:10

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書では、タイトル通り「貨幣」を主題とした考察が展開されていくのだが、今村のねらいは「経済学的貨幣論ではない貨幣論の道を開拓すること」(あとがき)にあるという。だから、たとえば岩井克人のような議論をここに期待するのは間違っているし、現代思想に関わってきた著者らしく、言語と貨幣のアナロジーが議論されていくのでもない。本書がこだわるのは、貨幣を「貨幣形式」と名づけて捉え直し、人間、さらには人間の死と不可分のものとして、そのはたらきを具体的に検証していくことにある。

従って、というべきだろう、考察の素材には、ジッドをはじめとした文学作品が用いられ、19/20世紀をまたいだ「貨幣形式」のドラスティックな変容と、文芸の変容との類比関係を、「金本位制=リアリズム」を軸に説得的に論じて、J・J・グー『言語の金使い』を彷彿とさせる。

ただし、それでもなお本書の議論は独自なものであり、それは第五章「文字と貨幣」に拠るところが大きい。今村は、文字/書字(J・デリダ)という鍵概念を用いて、「貨幣形式」の本質(と氏が考えるもの)を明らかにしていく。ともするとにわかには承諾しがたい議論も含まれるが、その判断は、刺激的な本書を批判的に読んでからでも遅くはないだろう。

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哲学的貨幣論

2020/07/07 22:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る

貨幣がもんなものか経済学的に述べたり貨幣の歴史を述べたりするのではなく貨幣とは何かを哲学で述べた本。

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「金属的想像力」と「fromsouptonuts」──個人的な感想

2001/01/20 22:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る


 少し前から「金属的想像力」と「from soup to nuts 」という二つの言葉が気になっていた。

 前者は『サイアス』(2000年4月号)に「ここでは金属を、金属結合という様式で原子が結合している物質である、と定義する。金属結合は、イオン化した原子が「自由電子の海」の中に浸っているような状態である。理想的な金属結合は方向性がなく、電子は自由に物質の中を移動できる」(増子昇・千葉工大教授)と書かかれていたのを読んで、バシュラールの物質的想像力が扱ったテトラ・ソミアに「金属」を加えるならば(これでは五行説になってしまう?)何かしらまことしやかな議論を展開することができはしまいかとふと思いついたもの。

 後者は、茂木健一郎氏との対談『意識は科学で解き明かせるか』で天外氏が「素粒子というのは、…粒子と波動の両方の性質を持っている。これは豆を煮て作ったスープのようなものだと考えるとわかりやすい。豆を煮てスープを作ると、もう豆は見えなくてドロドロのスープの状態になる。素粒子は普段はスープの状態なわけですが、それを観察すると煮る前の豆に戻ってしまう。…つまり、観測をすると豆になる。観測をしないときにはスープの状態です。これが素粒子の非常に不可解な現象です」と語っているの読んで、この言葉── from soup to nuts ──を手がかりにすれば、たとえば中世普遍論争の意味を解き明かすことができはしまいかと突然閃いたもの。

 前置きがアンバランスなほどに長くなってしまったけれど、貨幣経済に関する書物をまとめ読みしようと思ってまず手に取った本書がはからずもこの二つの言葉にリンクを張っていた。

 まず著者がここで論じているのは素材としての貨幣ではなく形式(媒介形式)としての貨幣(=墓=供犠=文字)なのだが、ここでいう素材の典型はいうまでもなく、十九世紀の金本位制から二十世紀の管理通貨制度へ、というときの「金」属のことだ。

 そしてジンメルの『貨幣の哲学』に準拠しつつ著者が示す「関係の結晶化」の定式(「無媒介なもの=渾沌」〜「媒介形式=境界」〜「差異関係=社会関係」)はまさに‘ from soup to nuts ’でもって表現できるものなのではないだろうか。

 これ以外にもジッドの『贋物つくり』の分析(貨幣小説論)など、本書は私の現在の関心事とあまりに合致しすぎていて、うっかりすると思考を決定的に規定されてしまいそうになる。こういう時は要注意。(それでなくとも本書の論述は少しできすぎているように思った。)

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法と貨幣と

2001/03/04 18:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:だらに - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あまり注目されていなかったゲオルグ・ジンメルの『貨幣の哲学』に焦点を当てながら、「貨幣とは何か」という根本的な問いに答えようとする。
 「法と知性と貨幣の三つはすべて、個人的特徴に関する無関心によって特徴づけられる。」
 貨幣は、法や言語と同様に、空虚な形式だからこそ、社会関係の秩序を構成する原動力となる。精神分析的な知見や構造主義によって明らかにされつつあるこうした三者の類似性をはやジンメルは予言していた、ということになるであろうか。
 ジンメルを分析の柱に据えて展開するという構造自体は新しく面白い試みであるといえるが、しかし、新書という性格上しかたないのかもしれないが、この本で三者の類似性がしっかり理論的に基礎づけられたとはいえない。むしろすでに指摘されている類似性の上に連想ゲームをしてみました、というだけのようにも読めてしまう。どうせやるならもっと根本的にやってほしかった。

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2009/02/23 11:44

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2010/08/29 16:59

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2011/07/15 11:20

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