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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
西川と沖田の個性ある刑事が過去の事件を洗い出し解決していくところが面白いです。また、単なる刑事物語ではなく人間愛にみちたストーリーがあるところが良いです。西川のこだわりね沖田の粘りもタイプの違う刑事がお互いの良いところを伸ばして事件解決につなげる醍醐味はたのりません。
個性のぶつかり合い
2014/05/07 00:31
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投稿者:taka - この投稿者のレビュー一覧を見る
都内で発生した通り魔的殺傷事件を追う沖田大輝、一方で同じ都内で発生した貴金属店強盗事件を追う西川大和。「動」の沖田と「静」の西川とがお互いプライドを懸けて事件解決に挑むが果たして・・・。
同期であり、お互いの資質を認め合いながらも強烈な個性を発揮し合う二人のやりとり、駆け引きに納得。面白く読ませてもらいました。
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未解決事件を追う為の部署を舞台にした新シリーズ。
中心になる二人の刑事が特別な人ではなく、普通のおじさんなところがいい味だしてるし、好感がもてる。
もちろん、警察物としてもできがよい。
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この作者、警察モノを書かせると上手い。新シリーズなので人物に硬さがあるけど、これが徐々によくなっていく予感に溢れている。楽しみ。
未解決事件の追う警視庁追跡捜査係の沖田、西川のコンビが、無差別殺人事件の犯人を刺した被疑者と宝石強盗の犯人を別々に追ううちにつながってくる。
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堂場作品としては珍しいコンビもの。。今までの主人公たちは状況こそ違えど何かしらの孤立感を漂わせて癖のあるキャラクター設定だったが、本作では本人たちの不本意とはいえ、同等の立場での"相棒"がいて(まぁ、コンビを組んでる2人もこれまたそれぞれに孤立感があって癖もあるのだが…)、それが会話や展開のテンポ良さを感じさせる要因となっている。
独り身で行動的な猪突猛進型の沖田と、家庭重視で頭脳的な理論主義型の西川といった対照的な2人の刑事の姿が特徴的であり、またこの凸凹感が作品を魅力的にしてると感じられた。
…なんで今までコンビものは書かなかったんだろ、堂場さん。。
ストーリー的にも通り魔殺人犯を裁き、少年の命を救った身元不明の人物(犯人)を追って2つの事件が絡み合う様はよく練りこまれたプロットだったかと。。。まぁ、途中でオチが読めてしまいはしたけど、その部分も含めていがみ合う2人が交わっていく流れや事件の展開は必然性に基づいた構成になっていて不快感の残らないまとまった仕上がりになっていた。
贅沢をいえば、事件性を突き詰めて"正義"か"悪"みたいな要素、そして犯人の心理的部分にも立ち入ってみてもよかったような気がしたが。。。まぁ、そういったテーマを付加し過ぎると堂場作品としての"らしさ"が失われてしまうのかもしれないけど…。。。
何れにしろ、今後の2人の関係性がどう進展していくのかなど、楽しめそうな要素が揃ってるシリーズだ。
ちなみに今回のタイトルが2つの事件での"交錯"とコンビを組んだ2人の"交錯"とを掛けられているなら、コンビものとして次作以降のタイトルはどんな熟語でくるのかも楽しみの1つだ。
しかし、色々なシリーズものがあるだけに、それぞれの続編はいつになったら読めるんだろうか??
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新シリーズ第一弾。
沖田と西川の相対するコンビのやり取りが楽しい。
どこか人情臭いところもあり、今後の展開が楽しみ。
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内容(「BOOK」データベースより)
白昼の新宿で起きた連続殺傷事件―無差別に通行人を切りつける犯人を体当たりで刺し、その行動を阻止した男がいた。だが男は、そのまま現場を立ち去り、そして月日が流れた。未解決事件を追う警視庁追跡捜査係の沖田大輝は、犯人を刺した男の僅かな手がかりを探し求めていた。一方、同係の西川大和は、都内で起きた貴金属店強盗を追って、盗品の行方を探っていた。二人の刑事の執念の捜査が交錯するとき、それぞれの事件は驚くべき様相を見せはじめる。長篇警察小説シリーズ、待望の第一弾。
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目の前で人が刺されていく
助けようとして犯人を刺してしまうのは正義なのか犯罪なのか
失踪人シリーズと似てて表舞台じゃない課のお話
これも二つの事件が繋がるお話で途中から犯人が分かっちゃったなぁ
話の内容よりも、沖田と西川のやり取りが楽しい
40なのに高校生のようです
互いに反目しているのに、事件を一緒に追いかけ始め
最後には西川が沖田の事を
「大輝、よせ。」
と名前で呼ぶ所がなんとなく良かった
沖田が響子さんの笑顔にやられているのも、また楽しい
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2010年88冊目・・・堂場さん特有のキザな描写(それが魅力であるけど)が無くて、読みやすかったです。
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面白かったです。
堂場警察小説ワールドの新シリーズになるかな?
あまりに都合よすぎる偶然って気もするけど、まあ良しとしましょう^^
シリーズ化するなら是非読んでみたい作品です。
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結構前に読んだのですが、ログを書くのが遅れてしまいました。
書くのを忘れてたり、他のコトを書かないと、と思ってたら遅れてしまった、というところです。
お馴染みの堂場舜一ですが、これも新シリーズです。
どんだけ買いだめしておいたんぢゃ?!ってっくらい堂場舜一を買ってましたね。
今回は新宿で発生した連続無差別殺傷事件の犯人を刺して行動を阻止したオトコを探す追跡捜査係(架空の組織です)の捜査員と、高級時計店強盗を探す捜査員の、それぞれの捜査が交錯とき、それぞれの捜査が大きく動き始める、っていう話です。
ネタ自体はいつもの堂場作品のように、読んでいくうちにすぐに分かってしまうので、犯人捜しは堂場作品の魅力では全くありません。
それよりも捜査員同士の葛藤・反目・共感等の感情を乗り越えて捜査を進めさせようという捜査員の執念、みたいなものが読みどころだと思います。
新しいシリーズものなのですが、これもまた続きが出たら読みたいなぁとも思うのですが、シリーズが多すぎて作者はどれを進めせようかな?って迷ってるんじゃないかな?とも思ってしまうのでした。
野生系の沖田の恋が今後どのような展開を見せるのかも、期待しております。
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ジャンビーヤが出てきた時点で、もしや…と思ったら、概ね予想通りの結末でした。
どんでん返し的なものを期待してしまったので、若干物足りなかったかも(*_*)
読みやすくて、一気に読めました☆
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本作は事件の追い方が正反対の2人の刑事(沖田・西
川)が、互いの事件が関連(交錯)している事に気付
き、協力し合い犯人を追い求めていく作品です。
一人はほとんど資料に目を通すばかりの刑事(西川)
と、刑事は足を使って事件を解決すべき(沖田)と好
対照な2人です。
また、犬猿の仲だと思われて二人が、実は意外にウマ
があったりして、読んでいて楽しい一面もあります。
事件の行方を追う内に2人が考えもしなかった残念な
結末を迎える事になります。
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「そこまでつなげる(交錯させる)のは無理があるだろう!?と思うのに面白く一気読みしてしまった」そんな作品。でも「ミステリ」として見たら、最初から、あぁこれとこれが「交錯」するのね、どうせつながるんでしょ!と筋は見えてしまうので、そこを面白がるのではなく、人間ドラマを面白がるべし!私にとっては、初の堂場氏作品なので、他と比べることはできないが、シリーズ化してあるなら次を、それと他の作品も読んでみるつもり。
タイプもやり方も違う2人の刑事。まさに水と油、お互いがお互いを馬鹿にし、時には羨み(?)、2人の追う、別々の事件。まぁ筋としてはこれらが交錯するのは読めるし、無理もある。しかし、人間ドラマとしてのこの2人の感情や感覚、生きている上ではかなり共感もでき、ちょっぴり、読みながら自分と重ね反省するところもあるんじゃないだろうか、そんなことも感じられる読後感。
さらに、きっとこのコンビでぎゃあぎゃあ言いながら、次も事件を解決するんだろうなぁとシリーズになるのではと思えるような雰囲気も感じられた。
さて、このシリーズの続きはあるのか、早速、検索してみよう。
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堂場瞬一の新シリーズ。警視庁捜査一課の追跡捜査係に所属する二人の刑事の活躍を描く。複数の事件がどのように「交錯」するのかが読ませどころなのですが、あまりひねりがなく、予想通りの展開でした。次々と読むことができるのは嬉しい反面、やや薄味になっているように感じます。もう少し執筆ペースを落として、一つ一つの作品を充実させた方がよいのでは・・・。