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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2020/07/20
  • 出版社: 飛鳥新社
  • ISBN:978-4-86410-747-1

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電子書籍

目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画

著者 クライブ・ハミルトン , 奥山真司 , 山岡鉄秀

世論と政策のキーマンをどう操り、反対者を沈黙させるのか? おそるべき影響力工作の全貌が白日の下にさらされる、禁断の書。原著は大手出版社Aleen&Unwinと出版契約を結...

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目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画

税込 2,090 19pt

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商品説明

世論と政策のキーマンをどう操り、反対者を沈黙させるのか? 
おそるべき影響力工作の全貌が白日の下にさらされる、禁断の書。

原著は大手出版社Aleen&Unwinと出版契約を結んでいたが刊行中止、その後も2社から断られた。
「(本書の)販売中止を決めた自粛は自己検閲だ」(フィナンシャル・タイムズ)と物議をかもし、
中国共産党の海外工作ネットワークをすべて実名入りで解明した、執念の本格研究、ついに全訳完成!

「世界各国のモデルになるのでは」とされる、ターンブル政権の外国人・企業からの献金禁止の法制化や
「スパイ活動」の定義拡大の動きに本書が先鞭をつけた。
「中国による浸透工作が半ば完了しつつあった時、強烈なウェイクアップコールとなったのが、
ハミルトン教授による本書「サイレント・インベージョン」である。本書はオーストラリアを変え、
アメリカにも大きな影響を与えた。」(監訳者解説より)

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みんなのレビュー18件

みんなの評価4.1

評価内訳

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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

電子書籍

オーストラリアがこれほど侵食されているとは。。

2022/01/26 23:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

オーストラリアがここまで中国共産党の影響を受けているとは知りませんでした。首相や外相級の政治家や、国立大学の学長など、共産党員との関係だけでなく、親中であることを示す発言から読み取れる思想まで書かれています。日本も他人事ではありませんが、オーストラリアでの事例から学べることは多いと思います。

著者はオーストラリア政府の中共に対する危機感のなさについて指摘していますが、米国政府のそれとは温度差がかなりあるようです。しかし、中国系オーストラリア人でも、中には共産主義に反対している人たちもいるようです。個人で立ち向かうのは難しいでしょうが、各国の主権を守るために、連携して食い止めなければなりません。まずは本書で書かれていることが多くの人に認識されることが重要です。

なお、中国とオーストラリアの人物名に馴染みがないのに加えて、主語が長かったり述語と離れすぎたりしている文章もあり、読みづらい感じがしました。ただ、4章あたりからは慣れたせいか読み進めやすくなりました。電子書籍版ではページ数が多く感じましたが、本文は6割で、残り4割は脚注と写真でした。

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紙の本

賢い中国共産党と、それに容易く騙されるオーストラリアの著名人たち。

2021/10/07 15:59

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

1 ) 恐怖で、ムンクの 「 叫び 」 のようになって、凍りついた。
中国共産党の人間の心理をうまく利用した浸透方法に、脅えながらも、その賢く執拗なやり口に、脱帽した。

2 ) 反対に、学生のような若者は別にしても、人生経験豊富なはずの、政治家、財界人、学者、メディア人が、いとも簡単に中国共産党に騙され、操られているのに、驚愕した。日本の著名人たちもたぶん同様で、中国のプロパガンダの仲介者となっているのでは?

3 ) ダライ・ラマが、 「 カネ、カネ、カネ。これがすべてです 」 と嘆いたという。
カネ、オンナ、チヤホヤ、誰しもこういうものに弱い。こういうのもを提供してくれる北京にホイホイ付いて行ってしまうものなのだな、とつくづく感じた。

4 ) 「 我々は、あなたがたの植民地ではない 」
北京の圧力に対して、こう述べたボツワナのイアン・カーマ大統領のような首脳陣は他国にはいないのか。
中国共産党は、フランシスコ教皇や神まで操っているというのだから、期待しないでおこう。

5 ) 「 外国人がオーストラリアの政党に献金しても法的な問題はない 」 351頁 
この一文に驚いた。
本書を読んでいると、やたらオーストラリアの政党が、中国人大富豪たちから、多額の献金を受けていることが書いてあって、それって違法ではないのか?と首を傾げながら読み進めた。へえー、外国からの政治献金が規制されていないのか。中国共産党は、それをよーーくわかってるのだな。その大富豪たちは、中国共産党とつながっているのだから。

6 ) インフラや港まで北京のものになってしまったオーストラリア。アメリカとの同盟を止めて、中国と深い関係を持つべきだという意見もあるようだが、それこそ中国共産党の思う壷だ。

7 ) 本書に書かれてある内容の濃厚さと緻密さは、賞賛に値する。何しろ、登場人物のほぼすべてが実名で書かれてあるのだから。唯一人中国人の学者が匿名なだけだ。

8 ) その匿名の人物が、本書の著者のインタビューに答えている内容がとても興味深い。
* オーストラリアは、なぜ多くの中国人を受け入れているのか? 反対に中国は、極めて厳しい移民政策をとっている。
* オーストラリアが多くの学生を引き受けるのは、大きなリスクだ。中国では自由のない中国人が、オーストラリアでは自由を持ち、警察のようなふるまいをしているが、その権利を与えたのは、誰か? 
* もし中国人が、オーストラリア国内で、オーストラリアの代表を選ぶ選挙で、中国人たちの人口数を活用したら、どうなるのか?
* 中国人が、他国の領土内で政治的、文化的な帝国主義を実践することは、危険だ。

9 ) レビューを書いていたら、石平氏がご自身の著書で、 「 中国に、『 やさしい 』という言葉はない 」と述べているのを思い出した。

本書が、付箋と書き込みでいっぱいになった。濃密な内容のためか、まだ自分の頭の中でうまく
整理ができていない。よって、ここら辺で止めておく。

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紙の本

恐ろしい

2020/09/22 09:36

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

シンガポールのリークアンユーの回顧録によれば、自身は中国系出身であるが、中国とは距離を置き、共産主義(者)らと闘いながらシンガポールの国づくりを行ったそうだ。時代は異なるが、世界中どこにでもあるらしい中国の海外侵略作戦が進行中のようだ。中国に限らず、覇権国家はこのようなこと陰でしていたとは思うが、人間に本当の幸せをもたらすとは限らない経済力と偏向思想をもって支配する権力は誠に恐ろしい。
 現在、中国とオーストラリアが新型コロナの対応を発端として嫌悪な関係になっており、中国は厳しい輸入規制で制裁的な圧力をかけている。

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2022/04/13 05:40

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2020/11/15 09:04

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2020/07/02 16:16

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2022/05/08 11:34

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