僕らの地球の歩き方（１）【honto限定特典付き】

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二人版の深夜特急な感じ。でも、そこまで貧乏ではないか。そして、想定外の設定だった。もう少し１国に長く滞在して欲しいけど、世界一周だし、まだまだ先は長いはずなんだけど、いやあ、もっと長く二人の旅を見ていきたいなあ。あと何カ国くらい回るんだろう？　と、今から心配している。

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まだ8月ですが…個人的に今年出会った漫画ナンバーワンです。
世界を旅しながら少しずつ成長していく2人の姿に引き込まれます。回想シーンの入り方も絶妙で、今後の展開が気になる！
キャラクターのふとした時に見せる表情や仕草、海外の彫刻など、細部まで緻密に描き込まれているところに、作者さんの熱量を感じます。表紙の原色の色遣いも素敵！！
コロナ禍で海外旅行は出来ないけれど、漫画や本の中では自由に旅ができることを、この作品に教えてもらいました。

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旅×飯×BL 的な。

同性カップルの2人が世界一周をする話。

北北西に曇と往けみたいに一つの国を掘り下げるってよりは、世界一周をテーマにしている作品なので、国の観光名所と名物のご飯をピックアップして紹介してるので比較的サクサク進みます。


BLといっても生々しい描写は無くて、同性愛者が日本で感じる偏見ゆえの葛藤みたいな心理描写が多いです。

主人公達が愛する人への気持ちと、その気持ちを世間に対してカミングアウトすることができないその狭間で悩んだりするんだけど、世界一周を通じて異国の文化や現地の人たちと交流することで少しづつその葛藤と向き合っていく。

ただボーイズラブと旅をくっつけたらウケるっしょみたいな安直な感じではなく、世界一周という設定をうまくストーリーに組み込んで昇華させているなーと。

コロナになる前に一週間ほど台湾に一人旅にいったんだけど、その時の海外一人旅ならではのトラブルや（現地のATMでお金がおろせないとか、年一しか無い軍事演習に巻き込まれて3時間くらい地下街から出れないとか。）ふらっと入った店のご飯がめちゃおいしかった時の記憶が蘇った。

今は中々海外も行けないからこういう作品は嬉しいな。

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どの国も魅力たっぷりに描かれていて、知らなかった観光地や食べ物も出てきて手元に置いておきたいくらい気に入った！
お安く美味しい美しい街ジョージア、オーロラも見たいしサーモンの塊スープ飲みたいしホットクランベリージュースも飲みたい北欧。

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久しぶりに、人を好きになるということのまじりっ気のない気持ちを思い出したと思う。
いろんな国の多様な価値観を知ったらきっと、2人はもっと幸せになれるはず！

文化バイアスに負けるなー！
陰ながら、2人の恋を応援します！

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すごいマンガと出会ってしまった……
絵がとても丁寧で綺麗で、カラーでないのが残念…

レイラさんの言った「すれ違う人全員が二人の人生に関わるわけじゃないんだし」ってのがよかった

マイペースなみつきと、ちょっと神経質でつれない感じのあさひ。前途多難な世界一周旅行になりそうだなあーて思ったけど、マイペンライのくだりで「オレも少しはそうなれればな…」ってつぶやいたり、なんだかんだでミツキのこと大好きみたいだからなんとかなる気がして安心してみたりした

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ぶくぶくラジオで、愛萌さんが紹介しててようやく読んだ。

旅行がしたくなる話というのは本当で、BLというテーマもじっくり読むのは初めてで色々新鮮なお話でした。

LGBTQは、ぼやっと知っていたがタイには、18種類以上の性別や性自認があるというのは衝撃だった。
旅先で出会う人や言葉ってかなり印象に残るもので。

「体は体。心は心。自分の心に誇りをもって」
「明日生きると思って生きよ永遠に生きると思って学べ。死はとくべつなものじゃない」

ただの世界旅行するBLというだけではなく、旅行を通して自分を見つめ直したり、大切なものに気づいていくストーリーで好きになりそうなお話でした。