商品説明
JR尼崎駅で通勤電車を待っていたカメラマンの植戸は電車脱線の報せを受ける。その後、ホームで見かけた高校生が事故の取材現場にも現れて……(「加速してゆく」青崎有吾)。私は悪を倒すため、正義のために、彼のブログに殺害予告を書き込み続ける(「他人の不幸は蜜の味」貫井徳郎)。
平成に起きた、印象的な事件や出来事をテーマに9人の注目作家が紡ぐ衝撃のミステリ。今を手探りで生きる私たちの心に刺さる、珠玉の競作集!
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紙の本
いろいろあった
2021/01/03 05:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
平成という時代、ギリギリ昭和生まれの自分には記憶にないことも多いけれど、本当にたくさんの文化や事件や事故等があったんだなと。
特に[加速してゆく]は住んでいるところからとても近い場所で起こったことがモチーフだったので、当時の衝撃を思い出しながら読みました。
解説や平成史もじっくり読むとタメになるので、手元に置いておきたい一冊です。
紙の本
3ボール2ストライク
2022/07/19 19:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名が「..ストライク」であるがアンソロジーなのでストライクな作品もあればボールな作品もありしファールな作品も有る。そういえばボールとストライクの順番が逆になったのも平成時代だったよな。平成が終わったのがつい何年か前なので、昔を懐かしむというよりは平成時代の特徴的な出来事をテーマにした作品を集めたという感じ。
私自身の平成時代も3ボール2ストライクだったよな。
紙の本
良くない時代だったのかな
2023/04/30 11:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくないというか、日本がダメになっていく魁の時代。
これから悪くなっていく未来しか見えないもんね。
作品自体は良いのもあるけど、読みたくない類の作品もあった。