紙の本
『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』
2020/11/20 21:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み聞かせの最中に親子で「やりとり」すると、思考力・読解力・伝える力が伸びる!
日本の読み聞かせではあまりしない親子の「やりとり」
「ことば教えるために絵本を読み聞かせる」アメリカでは、読み聞かせのときにうるさいくらいに子どもがしゃべる
日米の読み聞かせの違いを研究し、アメリカの研究者が提唱している「ダイアロジック・リーディング」(子どもと対話しながらする絵本の読み聞かせ)をわかりやすく紹介する
・ダイアロジック・リーディングとは
・4種類のやりとり
・7つの問いかけ
・伸ばせる5つの能力
・成功させる5つのコツ
『はらぺこあおむし』『ぐりとぐらのおきゃくさま』など実際の絵本を使った問いかけの実例が参考になる
著者は大阪女学院大学・短期大学学長
『世界一受けたい授業』で「ダイアロジック・リーディング」を紹介し、評判になる
本書が初の著書
紙の本
頭では分かっていたが、やはりそうだと納得するための本
2023/05/07 17:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み聞かせも読書も量が多ければいいというものではない、というのは頭では分かっていたが、その根拠やノウハウが紹介されているのがこの本。ハーバードなどという言葉に踊らされるのはどうかと思うが、普通に興味深く参考になる一冊。
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読解力は、読むだけじゃだめだったのか、と、読んで親として反省した本。
「読解力」に必要なことは、
文字情報を追いかけながら、
並行して色々なことを考える力。
・対話の時間が増えることで、
「親子のコミュニケーション」を
より密に図ることができる。
子供の内的な成長も、より細かく
観察・実感できるようになる。
・登場人物の心情や善悪に関する質問をすることで
より効果的に「情操教育」や「道徳教育」を、
図ることができる。
・物語を分析する癖をつけることで
「読解力」「本を読み込む技術」「想像力」
などが強化できる。
・話を聞きながら考える習慣をつけることで
「人の話を深く聞く」ことができるようになる。
・子供の発話を促すことで、
語彙の習得だけではなく「考えをまとめる練習」や
「話す練習」ができる。
「本を読む能力」と「本の内容について語る能力」
は、別物である。
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子どもの読み聞かせは習慣化したいこと。
でも毎日のことになると、ついこちらの都合に合わせてしまうことが多くなり、今日は遅いからやめましょう、等となっている日もあり…。
子どもが3歳になってから、なんで?どうして?が増え、読み聞かせ最中のこの質問に答えることがいいんだか、不安になる中、手に取った本。
本書は、日本人の読み聞かせは、物語に集中させようという意識が強すぎる、対話が大切と語る。
一方的に親が読み、「どうして?」子どもと聞かれれても、「どうしてかな?続きを読んでみようか」と先を急いでしまっていた私。
子どもの興味を観察し、子どもと私がともに楽しめる時間にしたいと思える一冊。
具体的な絵本の紹介や質問の方法が書かれていて参考になった
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・①発話を促し②褒め③話題を広げ④大事な単語を繰り返す
・絵本を読めばママといろんなお話ができる、という感覚
・情報を受動的に受け止めるのでは無く、自分なりに咀嚼する習慣をつける
・本の内容について語る能力
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ダイアロジックリーディング
米国では取り入れられており、考える力、自分の意見を伝える力を育む
日本の教育にはない
日本の読み聞かせは子供がただ聞いているだけ
実践していかないとやるのは無理そう
一歳はまだ早いか
自分で考える、言葉にする問いかけを促していく
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日頃、育児本は余り読まないのですが、1歳の子どもの絵本読み聞かせがマンネリ化してきたと感じてこの本を手に取りました。
本書では、アメリカ式の対話を重視した読み聞かせ法
"ダイアロジック・リーディング"
についての効果・理論・実践法について述べています。
巻末に参考文献で研究レポートや引用元データを挙げているので信用できる内容だと感じました。
実際の本文は引用やデータは少なく、サクサク読めます。
また、ダイアロジック・リーディングの実例が実際の絵本と共に載っているので行動に移しやすいのはありがたいです。
少しだけ絵本の内容にも触れているので持ってない絵本は読みたくなってきます。
買おうか検討中です。
理論を意識し過ぎて、読み聞かせが気軽にできなくなるのも困るので、今後の読み聞かせは方針は
毎回真面目に文章読まなくてもいいや!
絵本を見ながら色々話そう!
にする事にしました。
これで再度マンネリ化するまで子どもと対話出来る様になった後、再度この本に戻ろうと思います。
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絵本の読み聞かせについて
平均的な日本の家庭の読み聞かせは親や先生が子供に読んであげて子供はじっと聞いている。集中力を養い、子供との時間を楽しみながら情操教育を行うという力が強い。
一方でアメリカの家庭では絵本を親が子どもに質問をしながら読む。質問する事で子供は考える力や伝える力を養うので、学習という意味合いが強い。
後述の対話をしながら読み聞かせのことをダイアロジックリーディングと良い、その手法がいかに子供たちの能力開発にいいか、学術的に論じている。
アカデミックな内容であるが、非常に分かりやすくおすすめの絵本やその読み方も参考になった。
子供にダイアロジックリーディングを試したところ、目をキラキラさせて絵本を読みたがっているので今後も続けたい。絵本を読む大人は質問を考えたりかなり頭を使います。
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絵本を読みながら、物語を中断して子どもと対話していいんだ!!
という驚き、気づきの1冊。
ハーバードの研究データもちょこちょこでてきて嬉しい。
昨今の美術館、アートに関する本との関連もある!
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「絵本はことばを教える教材である」と「言語教育」を目的とした絵本読み聞かせを提唱。言語教育のための読み聞かせの手法「ダイアロジック・リーディング」を解説。
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日米の親子の絵本の読み聞かせの比較することで、日米の差が炙り出される。その上で、今後、絵本の読み聞かせを通して、自ら自分の頭で考え、意見を言うことが出来るようにするには、どうしたら良いかを提案している。自分の頭で考えない教育を受けてきた親世代には、自分自身も子供と一緒に考える力がつけられる良書‼️
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とても勉強になった。ついつい話してしまってたけど、それも良いのだなと思った。自分の意見を言える子に、そして考える子になってほしいから。できるだけ実践してみたいなと思った。
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ダイアロジックリーディング
一才児の息子と読み聞かせでは、そもそも従来型よりこちらの方が自然体にできると思った。どんどん取り入れていこう
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読み聞かせの時、親が読むのを子どもが静かに聞く、というのが日本の親子(もしくは保育園や幼稚園)の一般的な読み聞かせスタイル。
でもそれに加えて、積極的に子どもに質問したり、考えさせたりすることで、「考える力」や「伝える力」を伸ばすことができる。という趣旨。
娘はもともと読んでいる最中にいろいろ口を挟んでくるので、なかなか読み終わらないことにたまにイライラしてしまったりしていたけど( ;∀;)
そこからどんどん親子の対話を拡げていくことが大事なのね!
早速実践しようと思う!
本全体の趣旨には賛同したけれど、具体的な声かけ方なんかについては、飛ばし読みをした。
娘とのその時その時のやり取りを丁寧に楽しめばいいかな、と。
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日米の読み聞かせを比較し、対話しながら一緒に読み進めることで、思考力、読解力、伝える力が伸びる。
対話しながら一緒に:
発言を促し、発言を反復し評価する。
質問を重ねたり情報を足し、話題を広げる。
絵本のおすすめとその理由も書かれていて、親が絵本に興味を持った。
2-3歳は、見る、聞く力と知識、語彙力
4-5歳以降は考える力と伝える力を積極的に