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史記 武帝紀(一)
著者 北方謙三
匈奴の侵攻に脅かされた前漢の時代。武帝劉徹の寵愛を受ける衛子夫の弟・衛青は、大長公主(先帝の姉)の嫉妬により、屋敷に拉致され、拷問を受けていた。脱出の機会を窺っていた衛青...
史記 武帝紀(一)
史記 武帝紀 1 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
商品説明
匈奴の侵攻に脅かされた前漢の時代。武帝劉徹の寵愛を受ける衛子夫の弟・衛青は、大長公主(先帝の姉)の嫉妬により、屋敷に拉致され、拷問を受けていた。脱出の機会を窺っていた衛青は、仲間の助けを得て、巧みな作戦で八十人の兵をかわし、その場を切り抜けるのだった。後日、屋敷からの脱出を帝に認められた衛青は、軍人として生きる道を与えられる。奴僕として生きてきた男に訪れた千載一遇の機会。匈奴との熾烈な戦いを宿命づけられた男は、時代に新たな風を起こす。北方版『史記』、待望の文庫化。(解説・鶴間和幸)
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紙の本
漢の武帝の時代紀
2016/07/28 00:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
軍人衛青の登場。
匈奴との戦いに苦慮する中で、将才のある衛青が皇帝劉徹の目に留まる。
西域調査に張騫を派遣。
匈奴に捕らえられた張騫は、脱出して砂漠を抜け月氏国に到達。
北方版史記のドラマに魅せられる。面白い。
紙の本
衛青の話
2021/09/03 10:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
司馬遷史記を題材にとった小説は大変に数多い。この時代の話は中島敦や塚本青史で読んだことはあるが、本書はまさに「北方謙三」の史記本紀 武帝紀である。登場人物たちの言動 語り口 ワクワク度合いなどは北方謙三以外の何物でもない。あえて 難を述べると、どうしても近代軍隊を想起してしまう「軍人」という単語に違和感を覚える。