しゅんさんのレビュー一覧
投稿者:しゅん
2018/12/25 11:18
難解だけど興味深い
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奈良時代の初め頃、律令国家の命令により各地方の国府が纏めた風土記。
各地に伝わる昔話や地名の由来など、興味深い。
現代語訳や地図もあり、各地の神社などを訪ねる際に便利。
紙の本図解曼荼羅入門
2016/07/20 14:10
曼荼羅がよく分かる
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密教の理解に重要な曼荼羅は、視覚的にも刺激的で、かつ魅力的であるけれど、どう理解してよいかよく解らなかった。
根拠のお経とリンクして説明されていて、図会の意味、描かれている仏を解説されている。
曼荼羅を見て、何らかの感動を覚え、曼荼羅の意味をより知りたいと思っていた自分は、納得です。
紙の本四國遍禮道指南 全訳注
2015/10/27 22:42
しこくへんろみちしるべ
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江戸時代の四国遍路ガイドブック。
貴重な資料の現代訳で、四国歩き遍路のバイブルといえる。
当時の遍路道と今の道を比較しながら読むと、興味が増す。
紙の本本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第5部4 女神の化身 4
2021/02/14 10:10
何処まで続くのか楽しみ
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新刊が楽しみですぐ購入した。
主人公の年齢成長からすると、今後新刊は、何年続くのだろうか?
2019/07/04 20:48
古代の日本中国の関係について良くわかる
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倭の五王時代から、遣唐使を止めた後までの日中関係を、中国とアジア諸国との関係も比較しながら実証的に解説してあり、理解しやすかった。
紙の本村上海賊の娘 1
2019/04/27 22:29
水軍エンターテイメントその1
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大変面白い歴史小説です。
瀬戸内に覇を唱えた、村上水軍を主にした戦国時代のドラマ。
登場人物が魅力的。
2019/03/23 21:37
ジョン万次郎の小説
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ジョン万次郎として知られる中濱万次郎の、漂着してから帰国までの伝記的小説。
伝記に基づきながら、フィクションで補い、楽しく読めた。
2017/01/22 14:21
聖徳太子の実像は?
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その存在自体も疑われている聖徳太子について、梅原先生が、国内外資料の分析から得た結論を、纏めている本です。
日本書紀の記述は、編纂に藤原氏の介入があったことは、確実なことですので、蘇我氏の事績は、見直しする必要がある。
梅原先生は、蘇我馬子と聖徳太子が、協力して日本の国造りを始めた経緯を、内外の資料から認めています。
以後の歴史についても梅原先生の説は、納得できます。
紙の本空海「性霊集」抄
2016/06/29 16:29
空海がよく分かる
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空海の手紙や碑文を集めたもので、空海の人間性がよく分かる。
解説も分かりやすく、弘法大師が益々好きになった。
紙の本私の古寺巡礼
2016/06/06 18:16
白洲正子の古寺巡礼
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白洲正子の古寺巡礼した随想。
仏像や寺の趣について、独特の表現で記されている。
古寺を訪ね歩く参考書として、お勧め。
2016/05/21 13:25
古代史の謎が推理できた!
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まるで推理小説を読んでいるようであった。
岡山県の総社宮から謎解きが始まる。
御祭神が大名持命、須世理姫であることに疑問を持ち、大国主神信仰の広がりを調べて行くうちに、古代史の真実に行き着いたようである。
出雲族は、鉄器文化と密接な関係があり、また農工具を普及することで国作りを進めた。その歴史が大国主の物語に反映されている。
やがて、連合王国を造りそれが邪馬台国であろう。
邪馬台国と大和王朝の不連続な関係も、神武東征を事実と考えれば納得できる。
出雲族の連合王国であった邪馬台国は、大和に中心があった。そこを神武【大和王朝)側が、苦労しながら攻略したことが、記紀の物語である。
紙の本たぶんねこ
2016/02/18 21:19
しゃばけ一気読み
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しゃばけシリーズの最新作。(13冊目)
読みだしたら一気読みです。
相も変わらず楽しく読めた。
紙の本ねこのばば
2016/02/16 07:54
しゃばけシリーズ3作目の短編集
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しゃばけシリーズ3作目。様々に趣の異なる5編の短編集。
貧乏神登場。妖の見える女の子登場。
寺で起きた謎の殺人事件。妖の絡むホラー短編小説。
幼馴染の結婚話。
紙の本しゃばけ
2016/02/14 22:47
しゃばけデビュー作
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2001年度ファンタジーノベル大賞優秀賞。
江戸時代を題材にした探偵推理小説。
妖たちが当たり前に生活している中で起きた殺人事件。素人の若だんなが、推理力を駆使して事件を解決する。
思わぬ設定であるが、事件の進み方は疑問を持つ間もなく進行する。
大変面白い。
2016/02/03 10:40
玄奘三蔵の伝記
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玄奘三蔵の西域・インド紀行から帰国までの伝記(弟子の著作)から翻訳。
随所に写真や地図が挿入されていて見やすい。
文章も口語調で理解しやすい。